孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

Happiness ‐‐‐ 幸福

2008-07-26 15:02:08 | アタック・Mt.富士 2008
最終回


最後に土地の名産を食べてこの旅をおわりにしよう。

吉田のうどん”の歴史が始まったのは戦後らしい。
富士山麓は標高が高いためにあまり米が取れず、一度茹で上げ、茹でた煮汁を捨てる”吉田うどん”は燃料が掛かり贅沢な食べ物であったという。


<吉田うどん>


*作法*
初めて場合は絶対に「冷い皿うどん」「冷やしたぬき」」など、お品書きに「冷たい」が付いていたら遠慮した方がいいらしい。とにかく”うどん”が硬い。
グループで1皿だけ取って試した方がいいなんて聞いた事あったけどぶちょ~(仮名)は2杯食べてた
テーブルに置いてある、薬味(ゴマだれ・擂りだれ)も使う。
これもそれぞれの店で研究を重ね、七味、ゴマ、山椒等を使い独自の味を出している。
初めての場合は最初から入れずに汁うどんを味わってから入れるのがお薦めなんだって。


”吉田のうどん”の特徴の一つに、茹でたキャベツが載っている事がある。初めて食べた時は「どうして?」「なぜ!キャベツなの?」と思う。
キャベツはビタミンUが多く含まれる食物で、消化促進させる効能があり、コシがあり硬いうどんにキャベツを載せる事は、実に利にかなっているんだってさ。


美味しい吉田うどんを食べ終え、それぞれが家路に着く


最後のオチとしてこれから今晩から2泊3日でりこちゃん(仮名)が月山へ滑りに行くと言う。
一体貴女の体力どんだけぇ~~




<最後にもう一度我らの滑走ライン>




Happiness consists in contentment.
(幸福は満足にある)

Get up3 ‐‐‐ 結成3

2008-07-25 14:50:18 | アタック・Mt.富士 2008

<きくちゃん(仮名)>
スキー家族女子登山部代表
今回も宿の手配、入山届け、必要情報の提供 etc.
たくさん助けてもらいました、ありがとう






<おさださん(仮名)>
東北でマスコミにお勤めの新婚さん
アタック・マウントフジが人生初のバックカントリーって、スゴイよ。。。














<カオル>
数年前からアタック・マウントフジを夢見ていた
義兄の結婚式にカコつけてアタックを決意

ほんとにね、幸運にもこんな素敵な仲間に集まってもらって幸せでした。
梅雨に突入したのに雨が直前で止み、青空が広がるなんて、
おれ達のオコナイと執念の賜物だね♪

今回は一緒にこれなかったけどよしみん(仮名)にも情報をたくさん提供してもらいました、どうもありがとうございました。

それとおれ達の10日前にアタックしたF社の先輩チバさん(仮名)にも持ち物や登山ペース、コンディションを教えてもらいました。

また、今はスイスにいるけど、これまたF社の先輩A作さん(仮名)、過去20回以上の富士山アタック回数を誇る先輩からのご助言は「前泊での酒の飲みすぎに注意!」でした、さすが見抜いていますね(笑)。

絶対にひとりでは実現できなかったアタック・マウントフジ。
たくさんの方からのご助言、アドバイスのお蔭で成功しました。
そしてメンバーのみんな、一緒に楽しく登って&滑ってくれてありがとうございました
そして最後にたった2週間の滞在の中で富士山まで滑りに行かせてくれた家族に、感謝と無事を伝えたいと思います。
どうもありがとうございました。









つづく








Get up a party to attack the Mt. FUJI.
(滑撃隊を結成する)

Get up2 ‐‐‐ 結成2

2008-07-24 16:10:41 | アタック・Mt.富士 2008

<えみちゃん(仮名)>
ぬーぶらぬーぶらやっほー
喫茶の看板娘&こちらも超・体育系マラソン女子です。



<ふ~じ~(仮名)>
本名不明。富士山にたくさん登ってるからふ~じ~(仮名)?まさかネ?
ビデオカメラ回してくれて、楽しみにしてまっすよー







アタック・マウントフジの仲間紹介中です。
6月13日(金)にアタックしてきました。
最高です!!






つづく






Get up a party to attack the Mt. FUJI.
(滑撃隊を結成する)

Get up ‐‐‐ 結成

2008-07-23 14:57:40 | アタック・Mt.富士 2008
ぷはーーっとやっている最高の笑顔でメンバー紹介をしていきましょう!







<ぶちょ~(仮名)>
OSB(温泉スキー部)部長
普段はBIGスマイルと安全を第一にお仕事されています。






<ぶんちゃん(仮名)>
お坊さん?ホントー?
謎のベールに包まれたナイスガイです。






<りこちゃん(仮名)>
ぬーぶらぬーぶらやっほー
超・体育会系女子&女優さんです。





つづく






Get up a party to attack the Mt. FUJI.
(滑撃隊を結成する)

Pleased ‐‐‐ 満足

2008-07-22 13:27:38 | アタック・Mt.富士 2008
長いの2本やって3本目がもっと長くて一気に標高も落としたんだけど、
大腿も徐々に悲鳴を上げつつ、斜面には石ころが目立つようになって、
歓喜溢れる大滑降は終了となる。



<6.5合目>


あとはスキーを履いたままどこまで降りれるかだけど、
登山がしんどいのって実は登りじゃないでしょ?

登り始めは体力・気力もあるし、登頂するって大きな目標もあるから、
大してしんどくないんだよね。
本当にしんどいのは下山。

3年前(05年)の夏にウィスラーから見える黒くとんがった山『ブラックタスク(2315メートル)』へ登ったときの事。
下山に7時間掛かったんだけどバディ(相方)と3時間一切口を利かずに黙々と歩き続けた。
膝は完全に笑っていたし、喉は渇きまくっていたし、日も暮れ始めたりして、もうとうぶん行かないって決めた。




<無事下山>


今回はそんなしんどい下山の大半が大好きなスキーって訳で楽勝(喜)。
6.5合目(2500メートル)くらいまで降りてこれた。
あとは1時間位あるいて佐藤小屋に到着

あ”あ”~~~~~楽しかった。



<荷物積んで>







すげー不思議に感じたものがあったのでひとつ紹介します。
『はぁ? 「チップ1回100円」 ってなんですかぁ~?』

これはさ、「チップ1回100円」じゃなくて、「トイレ使用料1回100円」でしょ。
世界中から登山者が来る日本一の山Mt.フジで、こんな恥ずかしいものに出会うとは思ってもみなかった。


チップ制度」って日本にはないけど世界中どこでもあると思っているのも大間違いだぜ。
チップの制度があるのなんて北米だけでしょ。
欧州にはないよ、勘違いもいとこだ。
ああぁ恥ずかしい。



<チップ?>







つづく







We are pleased with our success.
(大満足)





Amazing ‐‐‐ 最高

2008-07-21 23:50:14 | アタック・Mt.富士 2008
今回、8人のメンバーの中で誰よりも富士山滑降を待ち望んでいたカオル。

いよいよ滑走開始です。



<初滑降>



なんだろうね、滑っている間は、



ああ~おれ今、富士山滑ってんだぁ



へぇ~富士山滑ってんだよなぁ





<サイコーの笑顔>



なんて感激しながら景色見渡しながら滑ってた。


ホント感動のMt.フジ滑降だった。




<滑走ライン:こんだけ滑ってきたんだよ>







つづく







It is amazing that I am skiing on Mt.FUJI.
(マウント・フジ滑降、サイコー)




Beautiful ‐‐‐ 美しい

2008-07-19 15:33:36 | アタック・Mt.富士 2008
Mt.フジ大滑走



<えみちゃん(仮名)>


さすがMt.Fuji、すげー斜面なんだこれが!

おれなんかは海外に住んでいて世界のスキー場を滑ってきているけれど、
それでもこのスロープ(斜面)の広さと長さには驚いた



<りこちゃん(仮名)>




<おさださん(仮名)>




日本のスキー場とか海外でもウィスラーとか、NZでしか滑ったことがないとしたら、このスケールに度肝を抜かれること間違いないだろう




<ふ~じ~(仮名)>



さすが日本一高さを誇り、世界一の美しさを持つMt.フジだ。
素晴らしい。ブラボー






つづく






I have never seen such a beautiful slope.
(こんなにすげー斜面はないよ)






Excited ‐‐‐ 興奮

2008-07-18 14:53:42 | アタック・Mt.富士 2008
11amを越える。
5amから歩いている(登っている)からもうすでに6時間経っている。
しかしまだ8合目(3020メートル)。
ここからの標高差500メートルは今までの500メートルとは違う。



<登りはここで終了~>


疲労も蓄積されてきているけど、それ以上に空気が薄いことがキツイ。
ピークハント(登頂)は無理かなってって思っていたら、
ぶちょ~(仮名)も同じように考えていたようで「ピークハントは次回にしましょう」って。


確かにね、今からいける人だけでガツガツ登れば行けるかもしれないけれど、
おれもやっぱりみんなで歩き始めたからみんなで無事に終えたいって気持ちが強くて。


富士山のピークハントは大きな目的のひとつだったけど、
それだけが目標ではなく『Mt.フジを滑る』のが最大の目標であり、
それよりも優先させたいのが「皆で喜び、楽しさをわかちあうこと」、
最優先事項は「安全」以外のなにものでもない。




<やったぜイエ~イ♪>

11:34 8.5合目付近(3300メートル位)で登りを終了する。
お疲れ様でした★




ふ~じ~(仮名)がここで特大の隠し玉を用意してくれている。
じゃじゃ~~~~ん 冷え冷えのウマウマ缶ビール(1本のみ)!!


<ふ~じ~(仮名)ビールありがとう!>



これをみんなで一口ずつ回しのみるんだけど一口なだけに旨さが倍増!!
ほんっとに旨いんだなーコレが!








<滑り出し>


さあ、滑るぞ。







つづく







I'm very excited !!
(大興奮)

Luck ‐‐‐ 運

2008-07-17 15:55:39 | アタック・Mt.富士 2008
7合目の標高は2700メートル

8合目の標高は3020メートル



<3000メートルを超えると横風が強くなる>



荷物は結構悩んだよ
梅雨の時期だから雨具も用意したってのもあるけど、何履いて登ってくかとか、スキーはどうしようとか、何着てく?なんてのまで、結構悩んだ。

結果、一番軽いスキーと言うことでワンゲルスポーツからお預かりしている「アトミック・スヌープダディ185cm」をカナダから持ってきた。


真冬のスキーウエアを上下着て、足元は02年のヨーロッパ・ハイキングガイド時に購入したイタリア製のトレッキングシューズにし、いつものスキーブーツはバックパックに入れて背負って行くことにした。

雨具だとかは佐藤小屋まで持ち込んだけど、快晴が確定したので小屋に全部置いてきた。
調子にのってゴーグルもニット帽も置いてきちゃったんだけど、それらは持ってきた方が良かったね、きっと。

バックパックの総重量はスキー入れても10kgくらいだったんじゃないかな。
スーパーで10kgの米袋持ってみたけど、あんな感じだった(笑)。





<3000メートルでメールをするおさださん(仮名)>




<8合目の鳥居>





<8合目くらいから雪も多くなる>






つづく






I wish you best of luck.
(御武運を)

Success ‐‐‐ 成功

2008-07-16 15:09:09 | アタック・Mt.富士 2008
かわいい女子が3人参加しています。



<えみちゃん(仮名)、きくちゃん(仮名)、りこちゃん(仮名)>



ぶちょ~(仮名)とも話してたんだけど「どこに行っても女の子のほうが元気だよね」って。
08年2月のトロワバレーもそうだったんだよね、くっしー(仮名)、せいこさん(仮名)、くみどん(仮名)、うーちゃん(仮名)も男子ーズが山岳ガイド・アラン(実名)に「アレアレ(急げ急げ)」一日中言われてヘトヘトになっている時もルン♪ルン♪ってカンジで楽しそうにしていた。


今回もね~元気なんだよ、女子3人。


ホント元気な3人でした。




<えみちゃん(仮名)with 笑顔の3000メートル>






つづく






I wish you continued success.
(今後の成功をお祈りします)