孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

Christmas- - - クリスマス

2010-12-18 21:12:25 | バンクーバー

坊主も走る師走です。

こっちはクリスマスで大賑わいです。

ウチにも2メートルを越すクリスマスツリーがあります。

暖炉なんかつけると雰囲気でていいよ、とっても。

ウチにもサンタクロースくるかなぁ

いい子にしてるからくるなかなぁ

くるといいなぁ

 

 

こんなサンタくるかぁ?


Cats and dogs - - - 土砂降り

2010-12-16 15:57:50 | スキー

『カオル企画』10周年特別企画・オートルート2012の為に課題としているひと月1回のバックカントリーへ行ってきた。
近所の山の知識に乏しいからAlpine Club(山岳クラブ)に入ったんだ。
とりあえず初級バックカントリーへ行ってみたんだけど、さすがカナダ、「これが初級かよ」ってカンジで楽しかった。


<雨天決行ですから>

雪山は初めてでももともとの馬力があったり、夏山でガンガン歩いていたりするから、登る方はみんなスイスイ。
カオルは途中で「しんどぉ~~~い」っておもっちゃったよ。
まあ3500メートルのオートルートとは比べものにならないけどね。


<みんなガシガシ登りますよ>

 
ただ今回のバックカトリーツアーはある意味オートルートより過酷だった、心が折れそうだった。
 
というのも、ものすんげーどしゃ降りだった。

 

<雨から逃げる非難小屋>


雨の中のバックカントリーは初体験だったよ。
ウィスラーに住んでたんだからさ天気悪い、しかも雨の日なんかにバックカントリーに行くわけないじゃん。
スペアーヘッドトラバースの時に吹雪かれたことはあったけど、基本晴天にしか行ったことがなかった。


<滑んべるぞー>

でも今回はあらかじめスケジュールが決められていたからね、もちろん雨天決行だよ。
しかも気温が高くてさ、フリージングレベルが2100メートル。
ウィスラーのてっぺんから雨ってことだよ。

 
<滑る方は大苦戦>


でもねこうゆう過酷な状況の中でバックカントリーに行く、ちゃんと準備して行く、行程をこなす、というのはいい経験になったよ。
こんな天気のなかでもリーダーは元気に明るく努めて楽しい雰囲気を作っていた。

雪はね、ヒザ上以上なんだけど雨なんかふっちゃってめちゃめちゃ重いの。
先ず沈まねーんだ。
みんな大苦戦でまともに滑り降りることもできないメンバーが続出。
難しさのレベルからすると『カオル企画』ツエルマット2005のアンドレが連れて行ってくれた超クラスト斜面に匹敵していたね。
 
おれねー、自分で「スキーうめーなー、カオル▲*1ってマジで思ったね。
これだけ難しい雪を笑顔で滑れるっちゅーのはすげーよって、自画自賛だね。
登りは大したことないけど、滑りでは抜群に存在感を発揮してきた。

 
<大苦戦・大苦戦・大苦戦>

30歳くらいのカップルがバックカントリー初めてで参加してたけどきっともうやらないだろーねー
ずぶ濡れで、寒くて、雪も悪くて、満足に滑れなくて、バックカントリーってつまんねーって思ったんじゃないかな。
最初の1回目の印象ってすげー大事でしょ。
おれもスゲー楽しかったから今もバックカントリー大好きだしね。
最初に一緒に滑った時に「カオルと滑るのたのしー」って思ってもらったから『カオル企画』にも来てもらえてると思ってるもんね。
 
とりあえず第1回2012オートルートの為のバックカントリーは収穫がたくさんあったよ。
それにしてもすんげー寒かった。
いやーマジでしんどかった。




<ようやく滑り終えて帰り支度をする図>
 

集まったメンバーは全部で9人でもちろん日本人はおれひとりなんでけど、
カオルの自己紹介ついでに海外スキー歴を話したんだけど、一番喰いつきが良かったのは、、、  
I skiied on Mt.Fuji. (富士山滑ったことあるよ) だった。
 
世界各国のスキーリゾート(ツエルマット、シャモニー、トロワバレー、カナディアンロッキー)なんかの話よりも、
マウントフジを滑った話が一番ウケたよ。さすがだねー世界一美しい山のひとつ富士山。
 
次回、『第2回2012オートルートの為のバックカントリー』が楽しみだ。
誰か一緒に行かない?

 

 

*1 カオル▲=カオル三角形=カオルさんかくけい=カオルさんかっけー=カオルさんかっこいい


Appliciate - - - 感謝

2010-12-14 23:29:37 | スキー

祝・催行決定!!
 
ありがとうございます。
2011年1月15日(土)出発 JALスキー
海外スキーガイド歴10年(以上)の日本人ガイド(カオル)が同行して、一緒に滑る
サンピークス満喫 9日間
催行決定しました!
参加予定のみなさまサンピークスで一緒に楽しみましょう
 
そして、そして
JALスキーで行く、2011年1月22日(土)出発
『カオル企画』第9弾 カオルとサンピークス2011
こちらも催行決定です。 
スキー家族とOSBの精鋭が揃って参加です。
カオルも気合を入れて臨まなくてはとハリキっております。
ガッツリ遊びましょう。



<久しぶりに 『カオル企画』 PVをどうぞ!!> 


 
という訳で、
1/15(土)---1/22(土)までJALスキー・サンピークス
1/22(土)---1/29(土)
まで『カオル企画』サンピークス
1/22(土)
は久しぶりにすごいよー
サンピークス⇒バンクーバー空港 5時間 車移動
バンクーバー空港⇒サンピークス 5時間 車移動
 
2008年『カオル企画』トロワバレーの時のイタリア・コルチナダンペッツォ⇒フランス・トロワバレー
コルチナ→ベネチア→ミラノ→ジュネーブ→トロワバレー 20時間 バス&電車移動を彷彿とせます。
http://blog.goo.ne.jp/k46/e/eb29625d1d37491ce91a173014a4a026

 

 
1月のスキーツアー2本催行が決定しました。
ありがとう!
 
現地でお待ちしていますっ!!
 
 
 
 


Avalanche ‐ ‐ ‐ 雪崩

2010-12-01 06:46:18 | 日本のNEWS

北アの雪崩事故、死亡したのは東京の会社員
2010年12月1日0時24分
    
富山県立山町の北アルプス・室堂大谷(標高2400メートル)付近で、スキーやスノーボードをするため山を登っていた男性6人が雪崩に巻き込まれた事故で、県警は30日、死亡したのは東京都世田谷区の会社員(32)と発表した。
心肺停止で運ばれた長野県小谷村の会社員(33)は意識不明の重体。このほか3人が足の骨が折れるなどのけがをし、1人は無事だった。
県警などによると、6人は東京都や神奈川県などから集まった仲間で、5人が同じ会社の同僚だった。
29日夜に現場付近で野営し、この日午前8時ごろから出発して、隊列を組んで斜面を登っている途中だったという。
崩れた雪の斜面は幅約130メートル、高さ約100メートル。
新雪が降ったばかりで、斜面に積もった雪が滑り落ちる「表層雪崩」が起きやすい状況だったという。

http://www.asahi.com/national/update/1130/TKY201011300613.html

------<抜粋引用終わり>------

気を付けてください。

今回事故に遭った方々も素人ではなかったと思います。
この時期に北アルプス行くくらいだから装備も知識もあったのでしょう。
でもね、結果から見れば、素人のおれがみても『行くべきではない』ことがわかるよ。


00‐06年、おれもウィスラーではひとりでバックカントリーにも行っていました。
仕事で忙しかったら頻繁には行けなかったけど。
それにウィスラーのゲレンデ内パウダーが残っているところも知っていたからね。
晴天が1週間続いてもう滑るところがなくなってしまった時とかにねバックカントリーに出掛けたりしていたね。
知識をしっかり持っていたかというと、「?」ってカンジだけど装備はちゃんと持っていたし、降雪直後なんて絶対行かなかった。
雪崩恐いし、死にたくないから。


06年にバンクーバーに移り住んでから一切バックカントリーには行っていません。
バンクーバー近郊の山の知識が全くないから。

この冬は2012年オートルートのトレーニングも兼ねてバックカントリーにも行こうと思っている。
個人ではなくて山岳クラブに入ろうと思う。
きちんとした知識と経験を持った仲間と楽しもうと思ってるんだ。

どんなに知識と経験を持っていても『自然』には勝つことはできない。
だから細心の注意を払って、気を付けて。
気を付けてと言うよりは、『今回はやめよう』っていう決断力を、勇気を持って欲しい。

スキーは楽しくいこう。
命を賭けなくてもいいでしょ。

Enjoy your backcountry skiing!