孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

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ロッキー番外編vol.14

2007-10-20 10:21:00 | ロッキー番外編 2007
ハイクアップ


ラーチのリフトを下りた所から登り始めようとするんのだけれど『CLOSE(入るな!)』って書いてある。
これはスキー場が責任持てないから入るなって言ってるのか、本当にやばいから入るなっていってるのか悩むところである。チラチラとリフト小屋を見ながら「この看板がマジで入るなって意味だったら怒られるよなあ」って思いちょっと進んだ奥から入ることにした。
そしたらあるじゃん、あるじゃん足跡が。これで安心して登っていける。

みんなツボ足(ブーツ)で登って行ってるみたいでしっかり足跡がついてる。これをたどって行って山頂まで行き、その稜線を歩いてPurpleBowl(パープルボウル)まで約1時間、頑張ってみるか。時計はすでに1pmを過ぎている、のんびりしている場合じゃない。

さあここでいよいよワンゲルスポーツさんからお預かりしているアトミック・スヌープダディーに搭載されているNAXO(ナクソー)のツアービンディングを試す時が来た! 
今日はこの為にここに来た訳でもあるからね張り切って行ってみよう!


実はねこの斜面登って行くのにツアービンディングもクライミングスキンも全く必要ないんだよね。みーんなツボ足(ブーツ)で登っていくんだ、だ~け~ど~明日ヤオキくん(仮名)とバックカントリーへ行くから新用具を事前に試しておく必要があったからね。


それとスヌープダディに合わせてクライミングスキンも新調したからね♪ 
こっちも試しておく必要がある

と言う訳でバックカントリーギア取り付け開始です。
こないだウィスラーで行った4月のスペアーヘッドトラバース以来のギア装着だからなかなかうまくできないんだ。新しいのも手伝って難儀した。

その難儀している最中にもうひとりここを登ってくるひとがいた。
彼はアメリカのフロリダから来てるMr.マイク(仮名)

<マイク(仮名)イメージ>


おれを見つけるなり
ここは登っていけるのか?ここを登ったことはあるのか?」と質問してくる。


おれは
「登ったことないけど友達に教えてもらった、1時間くらい登ったら頂上に着くからそこから稜線を歩いてパープルボウルに出れるって」って教えてあげた。


スキンを着けているおれを見て
「ここは道具がないと登れないのか?」と言うから


「みんなブーツで登ってるよ、おれはちょっと試したいからやってるだけ、ブーツで問題ないよ」と言う。


マイク(仮名)はいろいろと情報がもらえたせいかホッとしている感じだった

そして
「君はひとりか?もし良かったら一緒に行かないか?


こっちとしても願ったり叶ったりの話さ、こんな危ないとこ独りで行くのはやっぱちょっと怖かったからさ。マイク(仮名)に


「ちゃんとビーコン持ってる?」って聞いたら


「大丈夫」って言うし握手をして一緒に行くことにした


おれはまだスキンを着けるのに手間取っていたのでマイク(仮名)に先に行ってもらうことにした。


「あとで追いつくから先に行ってて。とりあえずこのブーツの跡に沿って歩いてたらOKだからさ」



さてとマイク(仮名)追跡だって歩き出したんだけどブーツパックの跡はスキンを着けては歩きずらいんだよね、ちょっと横を歩くことにしてみる。
スイスイ登れる、スキンの具合もいいじゃない♪


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