孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

Sweet Ten ‐‐‐ 10年

2008-05-31 16:01:43 | バンクーバー
Sweet Ten(スイート テン)って言っても結婚10周年じゃありません。

10年前1998年5月30日がおれが初めてカナダへやってきた時です。

そうカナダへ来てから10年が経ちました。


恐ろしいなあって、カナダ来てから10年も経ったんだよね。
98年はフランスワールドカップの年で、日本が初めてワールドカップに出場した時だったんだ。
予選リーグで1勝もできずに帰ってしまったんだけど、それ以上におれを悲しい気持ちにさせたのはキング・カズの代表落選。
日本サッカーの為に、ワールドカップ出場を誰よりも強く望んでいた彼がいないニッポンはあっけなく負けて帰っていった。

サッカーの話は置いといて。

もうすぐ帰国するんだけど当時ESL(語学学校)で仲良かった友達と10周年を祝うんだ。
日本全国に飛び散っている友達が東京に集結
もちろん10年後の今、カナダに住んでいるのはおれだけだけどね。

楽しかったなーあの頃。
あの10年前の楽しいって気持ちがなかったら今はないだろうな。
語学学校通って、2ヶ月旅して、ウィスラーでスキーしてってほぼ予定通りの1年を過ごすことができた。

予定通りじゃなかったのは「スキー熱を冷ます為」にカナダへ来たはずなのに、冷ますどころか余計に燃え上がってしまった。

スキーがしたくてカナダに来て、

スキーがしたくてカナダに残り、

スキーがしたくてカナダに住んでいる。


この10年でいろんなことがあって、いろんなことが変わったけど、おれの中の根幹と言うか、絶対に変わらない大きな部分は10年経ってもやっぱり変わらなかった。
その証拠に去年(07年)、代表取締役になったしね。


10年ねえ、、、

あの頃から気が付けば10年たってしまったし、あっという間のきもするけど振り返りゆっくりと足跡をたどればやっぱり10年分の出来事があったことに気付かされる。10年ねえ、、、


きっとまだまだこんな生活を続けていくんだろうなあって、「こんな」ってどんなだよ?って聞かれそうだけど「こんな」なんだよ。
決してネガティブ(悪い)な意味ではなくて、ポジティブ(良い)な意味の「こんな」生活をここで続けていくんだろうなって、そんな風に思うよ。


でもさ10年前に、10年後に「こんな」生活が待っていようとは思わなかったでしょ、貴方も。もちろんおれもだけどさ。

だからこれからの10年もきっと楽しいよ。

楽しいよ、間違いなく。


あの頃の未来に 僕らは立っているのかなぁ
すべてが思うほど うまくはいかないみたいだ
このまま どこまでも 日々は続いていくのかなぁ
雲のない星空が 窓の向こうに続いている

あれから僕たちは 何かを信じて来れたかな
夜空の向こうには もう明日が待っている 



Sweet Ten
(10周年)

カオルとスペアーヘッドトラバース vol.45

2008-05-31 16:01:14 | スペアーヘッドトラバース 2006
0217pm ウィスラーに戻ってきた

すっげー汗をかいた、汗だらだら。
マイケル(仮名)と日本の話をしながらのハイクは楽しい。
何よりこのツアーで一番英語を話した時だった(笑)。

バンシュチュートレイルに戻ってきてパチリ。
無事に戻ってきたぞ。



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カオルとスペアーヘッドトラバース終了後

たび記
「カオルと世界一のオフピステ天国2008」連載始めます

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カオルとスペアーヘッドトラバース vol.44

2008-05-31 11:29:10 | スペアーヘッドトラバース 2006
ゲレンデが見える

0140pm いよいよバンダリー内(スキー場)に戻ってくる。

0143pm FluteMt.(フルート2015m)山頂に到着、ゲレンデが見える。

Overlord Mt.(オーバーロードマウンテン2625m)をみながら小便をする。
あそこから来れたんだ。

Flute Shoulder(フルートショルダー)を滑走する。



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2009年  『カオルとスペアーヘッド』
13個の氷河を渡り歩き、滑る大浪漫
この感動をあなたと一緒に。

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カオルとスペアーヘッドトラバース vol.43

2008-05-30 23:36:14 | スペアーヘッドトラバース 2006
ゴールも間近

1255pm OboeMt.(オーボエ)東斜面を滑走。

0110pm FluteMt.(フルート2015m)を登り始める。



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カオルとスペアーヘッドトラバース vol.42

2008-05-30 15:01:28 | スペアーヘッドトラバース 2006
玉の様な汗

1130am OboeMt.(オーボエ1956m)山頂へ向かって登り始めるが暑い、暑い。
玉の様な汗が顔中から溢れでる、暑い。

1217pm OboeMt.(オーボエ1956m)山頂に到着、ランチタイムとする。



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カオルとスペアーヘッドトラバース vol.41

2008-05-29 23:26:45 | スペアーヘッドトラバース 2006
スキーは全く沈まず

1045am Cowboy Ridge(カウボウイリッジ)からOboeMt.(オーボエ1956m)の取り付きまで滑走する。

雪が固い固い
スキーは全く沈まず、足に負担がかかるスキーとなる。



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カオルとスペアーヘッドトラバース vol.40

2008-05-29 16:20:02 | スペアーヘッドトラバース 2006
カウボウイリッジ1920m

1000am 出発。

1030am Cowboy Ridge(カウボウイリッジ1920m)を眼下に望む稜線に到着、

2030m さすがに今日は雪がぐしょぐしょだ
登り始めた時間も10時と遅かったし、気温が高い、おまけに標高も低い。



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カオルとスペアーヘッドトラバース vol.39

2008-05-29 14:50:18 | スペアーヘッドトラバース 2006
4/24 やっぱり快晴

1230am、0130am、0530am、0600am、小便がしたくて目が覚める。

それでもやっぱり寒さには勝てず我慢、我慢で0720amを迎える、起床。

ションベンに行きすっきり、シリアルの朝食を済ませる。
こんな朝食もこれで終わりか。
ブーツを履く時の痛みも、つま先の冷え具合も、これで最後か

すっげー青空、ツアースキーに最高の日だ。

ネイチャーコール(大)にもすっかり慣れテントの回収も手際よくなった
それでも手伝わないおばちゃんジニー(仮名)お前ホントにいい加減にしろよ。



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Ladies and Gentlemen ‐‐‐ 予告

2008-05-28 23:07:36 | トロワバレー 2008
2008年


2月16日(土)-2月24日(日)9日間(6日滑走)


ヨーロッパ・フランス


トロワバレー
 



『カオル企画』第6弾



カオルと世界一のオフピステ天国
     トロワバレー2008





いよいよその全貌があきらかに!!


2月
16日(1日目)ああ、無情のDelay & ロスバケ
17日(2日目)恋人・アランとの出会い
18日(3日目)おフランス・バックカントリーへ
19日(4日目)セレブなリゾート・クーシュベル
20日(5日目)バックカントリー再び
21日(6日目)カオル・鮮烈ガイドデビュー
22日(7日目)待ってました!メインディシュ・バックカントリー
23日(8日目)ゴミだし、ダメだし
24日(9日目)日本?パリ?


6月1日より「たび記」連載スタート!

今回も長いよ~~
*06年シャモニー50話以上
*07年ロッキー100話以上
そして08年トロワバレーは、、、





Ladies and Gentlemen
(予告)

カオルとスペアーヘッドトラバース vol.38

2008-05-28 21:57:10 | スペアーヘッドトラバース 2006
最後の年に

0750pm 02年にヤオキくん(仮名)と滑ったバナナシュートを目の前にしている。

3日目も終わるんだね。
なんだかこれで全てが終わっちゃう感じがしている。
このツアーも、ブラッコムスキー場も、ウィスラーでの仕事も、Fも、おれの中で全てがこれで終わりの気がする


夕陽に焼けるFissile(フィッスル2439m)がとても綺麗だ
かっこいい山だな。

この3日間しんどかったなー、肉体的精神的修行ともとれるこのツアー。
12個の氷河を渡り雪上キャンプをし、寒くて眠れない夜を過した、冷たくて硬いブーツに足を入れる痛み、太陽のありがたさは忘れられない。

ウィスラーで過ごす冬は今年で8年目だ。
バックカントリーに興味を持ち出したのは5年前。
もっと早く来ればよかったなぁと思うと同時に最後の年にこれて良かったなぁとも心から思う。

すげー経験をしたよ、ホント。

ランチをしっかり持っていくこと、水のボトルをしっかり持って行くこと、行動食ももっと考えて、ホッカイロももっとたくさん、ダウンジャケットも必需品だった、靴下の替えも、室内シューズも必要だった。

山岳ガイドはここでもバケモノだった、すげー体力だった、ルートファインディング、適切な判断力、バケモノだった。

0800pm 最後のディナー


0950pm 就寝



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2009年  『カオルとスペアーヘッド』
13個の氷河を渡り歩き、滑る大浪漫
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