孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

ロッキー番外編vol.38(最終回)

2008-01-11 16:13:26 | ロッキー番外編 2007
3/16 書き終えました。


なんとか書き終えました。

「ロッキー番外編」がvol.30を超えたのは予想外でした。
やばい、本編はvol.60を超えちゃうかも、、、、呆れないで見てください

バンクーバーへ戻ってきてから2週間、どこへも滑りに行ってません。
この先も滑る予定は・・・・



実は真剣に4月にもう一度バンフへ行ってヤオキくん(仮名)とマルチデイツアーに出掛けようかと考えていたんだけど、家庭と仕事の調整付かずで断念することにしました。


やはり仕事とは言え2週間も家を空けてしまったんでね、挽回しないとね。
それとウチのセクションが新人を採用せずに3人でやっていくことが決まり「また休ませてくれ」と言えない状況になってしまったこともあるんだよね。



こんだけの好条件、好状況の中で2週間過ごせたんだから◎としなくちゃ。

また行きたい!!」って思えるところができたのは本当に幸せなことだしね。
海外ではなく国内にそんなのがあるなんてサイコーじゃん!



おれ決めた!
来年もまたロッキーに滑りに行くぜ!!!


旅創造屋 karl



ロッキー番外編vol.37

2008-01-08 14:58:06 | ロッキー番外編 2007
帰宅

明日の仕事が子供たち(中学生)とのバンクーバー・ウォーキングツアーと言うことでこの顔も髪も問題なしということでOKをもらう。良かった。


うちに帰ったら今度はみんないて大好物のカレーを作って待っていてくれた。
おれはLukeとの約束のお土産「カップケーキ」を持って帰宅。
家族で食卓を囲みカレーとカップケーキの夕食を楽しむ。


楽しかった2月16日~2月28日までの13日間のおれのスキーツアーも終った。
あんなことやこんなことが遥か昔のことの様にも感じられるし、ついさっきの出来事のようにも思える。


連日連夜降り続いてくれた雪に感謝です。

連日連夜一緒に滑って飲んでくれた仲間に感謝です。

13日間も留守をしたのを待ってくれていた家族に感謝です。



ありがとうございました&また一緒に滑ろうぜ。




コラボ旅記 やおりブログ・やおぶろvol.2
「その時客はこう思った!」まだまだ好評連載中
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ロッキー番外編vol.36

2007-12-28 15:37:24 | ロッキー番外編 2007
お大事にね

痛み出してから着陸するまで15分くらいだったのだろうか、
おれには痛みと恐怖に怯えるとてつもなく長い時間に感じられた。

着陸してシートベルトサインが消えても痛みが残りなかなか席から立ち上がることができなかった。


ひとりのキレイなCAが





「どうかなさいましたか(英語で)」


「着陸の20分くらい前から頭痛が起きて、眼球が痛くて大変だったんだ(英語で)」


「それはSINUS COLD(サイネス コールド)ね(英語で)」


「SINUS(サイネス)?(英語で)」


「空港内に薬局があるから薬を買うといいわ(英語で)」


(心の中で)そんだけ?あれほど苦しんだのにそんだけ?(日本語で)」


「(周りのCAに)SINUSだって(英語で)」


「荷物持ってあげましょうか?(英語で)」


「大丈夫、薬局行って薬買うよ、ありがとう(英語で)」


お大事にね(英語で)」






スーツケースが出てくるまでの時間で薬局へ行き薬を買う。
薬局でも症状を行ったら、


「ほらコレ」って具合に薬を出してくれた。
全然特別な病気でもないみたいね。





タクシーに乗りウチへ帰る。 




こんな時に限って家族は外出中
仕方ないオフィスへ行って「審判」を仰いでくるか。

ロッキー番外編vol.35

2007-12-23 18:34:19 | ロッキー番外編 2007
Sinus Cold(サイネス コールド)
和訳:飛行機頭痛(ヒコウキズツウ)


いや~~なにもかも終ってくたくた+安堵だよ。


飛行機が離陸する前から意識なく眠ってしまう。
目が覚めたら飲み物のサービスも終っててあと20分もすればバンクーバーへ到着というところだった。
時計の針を1時間戻してバンクーバー時間に直す。




ここで異変が、、、





なんかヘンだな。

なんかヘンだな。

もうすぐ着陸かな。

でもなんかヘンだな。



アタマ痛い、アタマ痛いぞ。



アタマ痛い。



いつもの痛さと違う。

気持ちしっかり持ってないと意識が飛びそうだ。



大丈夫だ、大丈夫だ(自分にいい聞かせる)



右の眼球が痛い、イタイ、イタイ


おいおい眼球がイタイ、やばい、やばいぞ、なんかやばいぞ


目が痛い、頭が痛い、意識がなくなりそうだ


おい、おい、死んじゃうのか?

おい、おい、この痛さ、今まで味わったことのない痛さだ、怖えーぞ。

死ぬのか、死ぬのか?怖えーぞ。



まだか、まだ着陸じゃないのか?

おい誰かおれこんなに痛いんだけど気が付いてる?



右の眼球が痛い、イタイ、イタイ


右の眼球が痛い、イタイ、イタイ、このまま失明するのか?


アタマ痛い、アタマ痛いぞーーーー!!


意識が飛ぶ、死ぬのか、死ぬのか、

このまま死ぬのかーーーーーー!?



ロッキー番外編vol.34

2007-12-13 17:51:06 | ロッキー番外編 2007
さよなら

食事も終わり空港へ向かう。

カルガリー空港で友達ともお別れだ。
「また連絡するから、いろいろありがとな」


チェックインカウンターに並ぶ。
スーツケースが重量オーバーじゃないかとドキドキしてたんだけど、
やっぱりカルガリーでも重さを量ってくれなかった。

エアーカナダの、
日本⇔カナダの太平洋路線は預け荷物の重量制限が32kgx2個

なのに対しカナダ国内
例えばバンクーバー⇔カルガリーは23kg(総重量)
なのである。



おれはスキー、ブーツ、ヘルメット、スキー用具、遊び道具(バックカントリー用)、着替え、お土産、その他を持っていっていたので余裕で23kgなんて超えていた。これでもし荷物超過料金なんて取られたら「会社の経費で落とすしかないな」と思っていたのにホント取り越し苦労だった。
計らないなら最初から計らないって言ってよ。





搭乗券をもらう時に搭乗予定の飛行機が50分遅れとなっていることがわかる。
トロントから来る機材を使うらしいがそれが遅れてしまっているとの事だった。





一刻も早く帰りたいおれは
「1本早い飛行機に乗れないか?(英語で)」交渉してみるが、

「20分早く着てくれたら良かったんだけど、今はもう駄目ね(英語で)」と言われてしまう。


仕方ない、、、、ダラダラと時間を潰す。




「あっそうだ、明日(3/1)はガイドの仕事が入ってるんだ
「日焼けしてこんな汚い顔になっちゃったけど大丈夫かな?」
「髪もすっかり万俵テッペーになってしまったけど怒られないかな?」
(J●LP●K基本的に長髪Xです、清潔感大事にしています。)
と、言うことでオフィスに電話する。


タマコさん(仮名)「・・・・・・・」ってカンジ。

5pmの終業に間に合えばオフィスに行ってチェックを受けることになる。
まあ、これから駄目って言われてもどうしようもないんだけどね、
社会人としての配慮にかけるかねえ。。。


50分遅れって言ってたけど1時間遅れで搭乗が始まる
飛行機はガラガラ。
そりゃそうだろ、2月の平日に移動する人なんてそんなにいる訳ないじゃん。




<カルガリーの街も空港も大雪>

ロッキー番外編vol.33

2007-12-08 11:31:43 | ロッキー番外編 2007
2/28 カルガリー&バンクーバー

目覚ましに7:30amに起こされて朝食をすませる。
9:00am 友達が迎えにきてくれる、バンフの町は晴天だ。
その代わりもの凄い寒い。
温度を調べたらマイナス19度だって。
バンクーバーの街で過ごしているおれにとってこの冬一番の冷え込みのの朝となった。


カルガリーに向け出発。
4年ぶりのバンフ、たくさん滑った、笑った。

楽しかった。ありがとう。



2時間程度でカルガリーの街へ着く。
友達のPCが直ったということで引き取りに行く。
ついでにバックアップの為の外付けハードディスクも買うんだって。
これでもう大丈夫でしょう。

おれは意外とマメにバックアップを取っている。
と言うのもおれが自宅で使っているノートパソコンは酷使され続けてヘンな音がしたり、突然止まったりという事が少なくない。
真っ白にして再インストールなんぞも試みるが事態は大きく進展しない。

「いつ壊れてもおかしくない」=「バックアップはしっかりとっておけ」ということで、


①大事なデーターはサーバーへ上げる。
②半年に一度はCDにデーターを焼き付ける。
③eメールは他のPCでも受信しておく。



こんなカンジでしっかりやっている。
データー飛んだ時って悲しいもんね。

ちなみにこの「旅記」も細心の注意を払って書いている。
すでに書き始めてから2週間以上が経っている、
ブログでは「ロッキー番外編vol.12」が掲載されたところだ。


PC上のテキストに「旅記」を綴りながらキリのいいところで必ずサーバーへ上げる。
こうすることによってどっちかが間違って壊れたとしても最小限の被害で済むようにしている。
実際今までに何度も書いている最中にPCが固まって動かなくなったことを経験している。
PCって超便利だけど超悲しくなることもあるんだよね。




PCショップを出て昼食を食べることにする。
カルガリにー来たら行かなきゃ行けないお店がある日本食レストラン「四季路」。
アルバータ州で一番旨いラーメンを喰わせてくれるんだって。
バンフでラーメン食べ損ねてるからね、楽しみにしてたんだよ。



腹の減ってたおれはランチセットの「味噌ラーメン&天丼」を注文する。
すごい組合せだよね



「味噌ラーメン」



「天丼」だよ。日本じゃありえないでしょ。


カルガリーでこんだけ旨いラーメンが食べられたら幸せでしょう。
旨かった。



ロッキー番外編vol.32

2007-12-05 07:34:57 | ロッキー番外編 2007
最後の晩餐

帰りの車で今日の話、日本の話、ウィスラーの話、いろいろしてたんだけど途中でどうにも眠くて思考回路がストップしてしまった。

頭がぐわんぐわんしてきてこれはマズイと思って「ヤオキくん(仮名)ごめん寝てもいい?」って道中半分も来てない所で寝てしまった。


ホントに今日は何から何までありがとう。ロッキーにこんなに感動できたのもヤオキくん(仮名)のお陰です
ありがとうございました。


今晩も友達のウチで宴会だ、最後の晩餐
20:00 友達宅邸に到着。

ユウジさん(仮名)、ヒロシさん(仮名)、ゆういちさん(仮名)は95年ごろワーキングホリデーでカナダに渡航してきた年頃も同じ感じ。

3人とも今は社長さん、30代後半で若いけどやり手の社長らしくバンフではかなり勢いがあるらしい。
ちなみにゆうじさん(仮名)は旅行会社、ヒロシさん(仮名)は映像の会社。

また話がすっげー面白いの4時間ずーっとふたりがしゃべりっぱなし、最近の時事のことから共通の知人の話、昔話まで笑いっぱなしで面白かった

12:00になりお開きにする。

明日は友達がカルガリーへ用事があるから空港へ送って入ってくれることになった。ありがとうございます。



ヤオキくん(仮名)も時差ぼけと仕事とで疲れていたらしく宴の後半寝ていた。
今晩もヤオキ邸でお世話になります。

明日に備えてパッキングをして布団に入る、楽しかった一日を思い出す。
ありがとう、みんなにありがとう。
そしておやすみなさい。




ロッキー番外編vol.31

2007-11-30 18:17:47 | ロッキー番外編 2007


すんごいとこだなロッキーって

こんな面白いところがゴロゴロしている、だって隣の山だって、向かいの山だって滑れるところがまだまだあるんだよ。



<おれのシュプール見える?>

車で標高2000メートルまで行ける手軽さ、斜面までのアプローチの良さ、雪質の良さ、新たなスキーの楽しみ方とカナディアンロッキーの奥深さとを噛みしめた一日となった。




ヤオキくん(仮名)ありがとう。


無事にバックカントリーも終え、カナディアンロッキーでのスキーを無事に終了することができました。

キッキングホースから始まった10日間の滑走もあっという間に終わりを告げる
最終日がこんなに良かったもんだから4月にもう一回きちゃおうかなって本気で考え始めたこの頃です。


バンフに向けて出発だ、おうちに帰ろう

ロッキー番外編vol.30

2007-11-28 17:44:28 | ロッキー番外編 2007
I'm sorry ソーソーリー

ヤオキくん(仮名)本当に申し訳ありませんでした
ここまで全てお膳だてしていただき気持ちよく滑らせて頂いたにも関わらず、この大斜面を独り占めしてしまいヤオキくん(仮名)のバージンパウダーまで食べてしまいました
申し訳ありませんでした。

おれが予定外の大回りで滑ってしまった為ヤオキくん(仮名)は中回りで森林横を滑り降りてきました。



ヤオキくん(仮名)はノートラックパウダーが大好きなのと同時に他のひとが描いたシュプールの上を滑ることがポリシーに反するらしく、おれのシュプール上を滑らないように気を付けながら降りてきた。何から何まで面倒掛けます。



大斜面は終わっちゃったけどまだツリーランが楽しめるじゃない。




この雪の舞い方みてよ、雪は軽くて最高!

これがパウダースノーだ!!!

ツリーの間隔も適度で長さもある、こんなツリーをまだ楽しめるなんて最高だよ。

最後に樹海も滑り抜けて道路まで到着、17:20。


ロッキー番外編vol.29

2007-11-27 16:26:29 | ロッキー番外編 2007
パウダーラン


登ってきたラインから大斜面へと移動する。最初はヤオキくん(仮名)だ。

ゆっくりゆっくり慎重に進んでいく、このトラバースで雪崩が起こる可能性がゼロとは言えない。

慎重に、慎重に進んでいく。


最初の5メートルほどは雪が軽くのっている感じで下の固い雪に簡単に当たってしまったが奥へ進むにつれて雪の付きが良くなり深雪となった。

かなり大袈裟にスキーを踏み込み雪の固さ、雪崩になりにくい感触を確かめる。
「大丈夫。」OKがでておれもヤオキくん(仮名)の方へと進む。



「karl先に滑っていいよ、写真撮りたいし」。




マジですか?




マジですか?




マジでいいんですか?




先に滑って?




それに写真も撮ってくれるなんて夢のようです。






もし万一に備えて止まる位置の確認をする。
木々の下まで回りこんで止まること、これお約束事、大事です


樹海案内、ラッセル、斜面選び、なにからなにまでやってもらった上に先に滑らせてもらえるなんてホントありがとうございます。 大斜面に立ちながら滑走ラインを選定し息を大きく吐いてスタート!




イ~~~~ッハァ~~~~~~!!!







400メートルはあろうかという大斜面のノートラックパウダーをむさぼって滑っていく。







もちろん大回り、スピードはどんどん加速していく。

ターンの度に身体の傾斜角をきつくする膝、大腿、股間、腰まで雪がバシバシ当たってくる。









気持ちいい~~!! 



予定よりも更に下まで、森林の入り口まで滑って行き減速、止まる。 


最高に気持ちのいい1本だった。




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