コスモロジー５週目＠ＦＭフジ

「Ｅ・Ｅという聖地から、ケリーです」という言葉で始まった。

「死のうという気持ちをあきらめて、止めて、生きようと思ったのは
ギターと出会ったから」という語り初めで
どんな音楽にはまって今に至ったか、たまらないフレーズは例えばこんな、と
ラフなギター演奏をたくさん交えながら、穏やかな口調で語り続ける１時間だった。

「もっとキャパの小さい所で、ライブハウスを回ったりする日が来たら」との言葉があったが
いくら別物として扱って欲しいと訴えても、現実はKinKiの剛であるところのＥ・Ｅには
事務所が所属タレントに求める制約があって自由な形を許さないのかも・・・。

ただただ弾き続けているのが楽しくて仕方がないという彼の語りは
「Ｆ１のことなら何時間でも話していられる」と言った光一さんを思い出させた。

本業と副業。仕事と趣味。趣味と実益。
課題はその両立ということだが。

番組最後の告知でこんなことを言っていたのが気になった。
「バンドやってる人とかね、音源でもいいし、もらってもいいな。
その音源聴きながら飯食うとか。超上がると思う。
Ｅ・Ｅの曲に触発されてこんな曲作ったっていうデモテープとか
こいつおもしれーなとかいいながら、ご飯食べる贅沢もあったり」
賞讃されたいという思いが『触発されて』に現れていて、恥ずかしくないのかな。
そして真剣なデモテープを楽屋で仲間と肴にしている姿を想像し、ちょっと・・・。

オンエア曲は
White Dragon（Ｅ・Ｅ）
Fancaderic Alice in My Fantasy（？）
Earthquake（グラハム）
Boom（ザ・ルーツ）
Rainbow Wing（Ｅ・Ｅ）

Rainbow WingはＴＶ番組でもオンエアされたＥ・Ｅの最近作らしいが
これもファンクと呼ぶのだろうか？
私は音楽のジャンル分けにはあまり詳しくないのだが
聞いていると昔のムード歌謡と呼ばれていた曲のテイストに思える。