突っ込みたいことは数々あるが、光一さん初声優の仕事ぶりは期待通りであった。
初登場の6話から安心して鑑賞でき、最終11話では
「声で引っ張っていく」という音声監督さんのアドバイス通りのような好演。
アニメファンたちの間で懸念されていた『叫び』の演技は
もとより心配する理由もなく、オンエア後にはアニメファンも概ね納得だったようだ。
かつてF1コメンテーターに初登場したときと同じく
光一さんの仕事ぶりは「マイナスの予測」から「プラスの評価」となった。
アニメも終盤に向かったあたりで原作の漫画を読んだのだが
既にいわれてきたように、これを全11話に収めること自体、かなり無理がある。
実際、アニメのめまぐるしい展開は、特殊な状況設定の説明を理解するには速すぎだし
その中で主人公が少年から青年(といっても15~6歳)へ移行して、状況説明仕切直しも必要だ。
しかし、しっかり集中して台詞も聞き逃さずに見れば、わからなくはないはず。
というわけで集中して見ていると、やはり絵の出来映えが気になってしまう。
初回と最終回は少々気合を入れて頑張ったのか良い感じに思えるが
簡単な立ち姿が妙だったり、顔の描き方が変わったり、歩く走るの基本動画がひどかったり
そしてトールが、希有なる美青年というほどには美しく見えない。
また、前半の『昼』の植物描写に比べると、後半の『夜』の極寒の描写が残念。
シェルターのドアは厚みを感じさせないし、零下の世界を行く人々が軽装すぎる。
はためくマントに重みがなくて、これでは防寒にはなりそうもない。
さらに追求すれば、物理科学的な矛盾もあるのだけれど、そこは目をつむってもいいかなと思う。
SF、ファンタジーとしてストーリーを楽しむことはじゅうぶん出来るので…。
あえて言うのも変な話だが、アニメの『見た目』は非常に重要なところである。
放送回数の11回は動かせないとして、『絵&動画』をもう少し何とかして欲しかった。
と、いまさら言っても翻らないことを述べても…だが。
もちろん『アニメ・獣王星』の全てを否定しているつもりはない。
繰り返しになるけれど、光一さんの演技はとてもよかった。
最終回を引っ張っていったのは紛れもなく彼の声だったと思う。
叫び、驚き、落ち込み、怒鳴り・・・。
そして、ラストシーンのティズJr.に言う言葉。
「よく覚えておいで」のひと言。
他でもない、これこそが堂本光一の台詞の魅力なのだと感じた。
初登場の6話から安心して鑑賞でき、最終11話では
「声で引っ張っていく」という音声監督さんのアドバイス通りのような好演。
アニメファンたちの間で懸念されていた『叫び』の演技は
もとより心配する理由もなく、オンエア後にはアニメファンも概ね納得だったようだ。
かつてF1コメンテーターに初登場したときと同じく
光一さんの仕事ぶりは「マイナスの予測」から「プラスの評価」となった。
アニメも終盤に向かったあたりで原作の漫画を読んだのだが
既にいわれてきたように、これを全11話に収めること自体、かなり無理がある。
実際、アニメのめまぐるしい展開は、特殊な状況設定の説明を理解するには速すぎだし
その中で主人公が少年から青年(といっても15~6歳)へ移行して、状況説明仕切直しも必要だ。
しかし、しっかり集中して台詞も聞き逃さずに見れば、わからなくはないはず。
というわけで集中して見ていると、やはり絵の出来映えが気になってしまう。
初回と最終回は少々気合を入れて頑張ったのか良い感じに思えるが
簡単な立ち姿が妙だったり、顔の描き方が変わったり、歩く走るの基本動画がひどかったり
そしてトールが、希有なる美青年というほどには美しく見えない。
また、前半の『昼』の植物描写に比べると、後半の『夜』の極寒の描写が残念。
シェルターのドアは厚みを感じさせないし、零下の世界を行く人々が軽装すぎる。
はためくマントに重みがなくて、これでは防寒にはなりそうもない。
さらに追求すれば、物理科学的な矛盾もあるのだけれど、そこは目をつむってもいいかなと思う。
SF、ファンタジーとしてストーリーを楽しむことはじゅうぶん出来るので…。
あえて言うのも変な話だが、アニメの『見た目』は非常に重要なところである。
放送回数の11回は動かせないとして、『絵&動画』をもう少し何とかして欲しかった。
と、いまさら言っても翻らないことを述べても…だが。
もちろん『アニメ・獣王星』の全てを否定しているつもりはない。
繰り返しになるけれど、光一さんの演技はとてもよかった。
最終回を引っ張っていったのは紛れもなく彼の声だったと思う。
叫び、驚き、落ち込み、怒鳴り・・・。
そして、ラストシーンのティズJr.に言う言葉。
「よく覚えておいで」のひと言。
他でもない、これこそが堂本光一の台詞の魅力なのだと感じた。