前日の様子では曇ってしまってNGの可能性が高かったが
日食の開始頃にはけっこうな晴れ具合。
ジャスト金環日食時には雲間に見え隠れもしていたが
それゆえに全天の中に存在するリングを肉眼でも感じることができた。
日食グラスでは感知できない暗いときを狙ってカメラを向ける。
遮光フィルターを装着していないので
もしも晴れていたらやってはいけないこと。
こちらは望遠鏡(+フィルター)で撮影した金環日食の様子。
右上から欠けていき、リング、そして左下へと去り行く月の影。
「今回買った日食グラスは6月6日の『金星の日面通過』観測に使いましょう」
という報道を耳にしたが、望遠鏡なしでの確認はまず無理なはず。
でも、太陽が三日月形に見える部分日食はこれからも見られる機会があるので
日食グラスは捨てずに。