常楽院

福島県南会津町 真言宗

「飲み所 常楽院」と泡盛

2013-09-07 | Weblog
 『飲み所 常楽院』を開いて、どの位になるだろう。
 いつの間にかごく内輪で、そんな名前がついていました。
 
 住職がまだ副住職で他に仕事を持っている頃、友人や職場の付き合いで飲んで、良くタクシーで帰ってきました。
 タクシー代数千円。“エッ、どうして!この距離なのに”聞いてみると数人一緒に乗り、あちこち送り届けて最後に常楽院に帰ってくるとの事。納得、確かに数千円の距離になるのです。「それなら私が送迎するから、そのタクシー代を私に頂戴。」「そうだな。」と言うことで契約成立。それ以後のタクシー代はかなりの額になるが、一度も払ってもらった記憶が無い。
 『飲み所 常楽院』もそうだったのだろうか?
 確かに飲みに行くと、高給取りでもないのに良く会計をしていた。「これ今日の会費に。」と出す人にも「大丈夫、大丈夫。」と、何だか良い格好をすることが多かった。「上司の人の所ではそれはしないでね。失礼だから。」と言う私の言葉などなんのその、「頂いたものはみんなに還元しなくては。」などと言う屁理屈の元、いつも楽しく飲んでいました。
 でも、私の身内や親戚、職場の人の飲み会も良くセッティングしてくれ、接待してくれるのですから、あまり文句も言えない立場なのです。
そんなことから「家で出来る飲み会は家でやろうか。」なんて、私が言ったのかもしれない。

 寺関係、ボランティアや御詠歌の集まり、友人、知人、住職が理事をしているNPO法人やOB会の集まり、いとこ会等など、数えればきりが無いほどいくつもの会議や懇親会を引き受けることになってしまいました。
 その都度、俄か女将の私は大変。料理などたいして出来もしないのに、酒肴の準備をしなくてはならない羽目になってしまったのです。料理本やインターネットとにらめっこしながら、なんとかかんとか・・・冷や汗ものです。
 でも、そんな私を助けてくれる心強い友人もいて、感謝、感謝です。
 
 私が退職をした時、「今度無給になるんだから、飲み会1回につき飲み所代1万円ね。」「いいよ。」と決まったはずなのに、タクシー代と同じ。一度も払ってもらった試しがありません。
 
 でも、人とお酒をこよなく愛する住職の周りには、いつも笑顔と楽しい会話を沢山持った人たちが集まってくれます。そんな中にいると、大変だと思いながらも楽しい気持ちになります。
 それに、お料理のレパートリーも少しは増えたし・・・良しとしましょう。

 そんな『飲み所 常楽院』で、住職の仲良しの友人の縁で、ひょんなことから『福島泡盛同好会IN会津』の 第一回泡盛を楽しく飲み語る集い が開かれました。
 俄か女将は友人の協力をいただき、酒肴つくりに大奮闘でした。
 
 
わざわざ広島から、泡盛を広げる活動をしている住職の友人の友人が来られ、地域の方も集まり、泡盛と会話を楽しみました。
会長や事務局も決まり、今後活動を広げていく様です。
関心のある方は 南会津町高野の星義道氏にご連絡ください。
詳細は星義道氏のFacebookをご覧ください。

あやなみさん、私も電気代値上げ反対です。でも、ここ田島は本当に涼しくなりましたよ。ところで、蓮の実の中の芽の形が観音様の手のひらに見えて、不思議です。

まるさん、あまり真剣に考えすぎないことです。いくら能力があっても、一人の力で出来ることには限りがあります。周りの人の力を借りながら、必要とされる事にきちんと対応していくうちに役割が見えてくるのではないでしょうか。
肩の力を抜いて、まるさんの癒しの笑顔でほどほどに頑張りましょう