常楽院

福島県南会津町 真言宗

蓮の実を食べてみました

2013-09-02 | Weblog
 7月13日に開き始め、私と住職は勿論、来山された多くの方を楽しませてくれた蓮の花も、昨日で最後の一輪が咲き終わりました。
 この辺では、蓮の花を栽培しているお家はあまりなく珍しいせいか、わざわざ蓮を観に来られた方もおいでになりました。
 冬は凍らないように植木鉢を池に入れたり、樽を洗って乾かないように新聞紙を濡らして入れたり、春に池から出してひっくり返し土を消毒し、蓮根を整理して植え替え、肥やしは何がいいか考えたり、(ちなみに今年は煮干を粉末にして油粕と一緒にして植え込み、追肥に粒の栄養剤?をあげてみました。)苦労したので、皆さんに「きれい!」と言って観ていただけると嬉しさ倍増です。
 咲き始めが速かったので「もしかしたらお盆までに咲き終わってしまうかも。」なんて思っていたら、昨日まで楽しませてくれました。ありがとう。

 
最後の一輪。他はすっかりはちすになりました。今年は41本咲きました。

これは蓮の実です。食べられると言うのであまり硬くならないうちに採って割ってみました。すると白い実が出てきて薄皮がついています。それを剥いて割ってみると、なんと なんと緑の芽が出来ているではありませんか、びっくりです。これを植えると芽が育つんだろうか?
インターネットで調べると生でも、煮ても焼いても食べられるとのことだったので芽を取り除いて食べてみました。食感、味ともに生の栗と同じでした。
もし硬くならずにあれば、今度の御詠歌の練習日に皆さんにご馳走してみようと思います。