常楽院

福島県南会津町 真言宗

龍興寺の蓮の花

2011-07-19 | Weblog

6月26日義母が亡くなりました。94歳と?ヶ月 老衰でした。彼女が常楽院に来たのは昭和57年の11月でした。あれから29年、晩年は骨折による寝たきりとなり、認知症が進んでしまいがそれ以前は、本当にまめに草むしりして、境内の環境整備に力を尽くして下さいました。


本当に長い間お世話様になり、ありがとうございました。


今は蓮の花咲く季節。義母もきっと、極楽浄土の蓮の花の上に生れたに違いないと思います。


7月17日の日曜日、御詠歌の人達と、高田町(現在の三里町)の龍興寺さんの蓮の花を観に行って来ました。蓮の花は朝が一番綺麗だと言うので、朝5時30分に出発。龍興寺さんには7時ごろに到着、車を降りると「すごーい!」「きれい!」と思わずみんなの口から言葉がこぼれました。蓮池にはクリーム色やピンクの大きな蓮が見事に咲き誇っていました。


本堂にお邪魔して御住職から、蓮作りの苦労や楽しみについて聞かせていただきました。御住職はお話が大変上手で、笑いを交えながら、楽しく語って下さいました。「御詠歌の会で来ました。」と伝えると御詠歌を唱えて聞かせて下さいました。本当に楽しい御住職でした。



真如蓮や酔妃蓮が太陽の方向を見て、とても綺麗に咲いています。本当に見事です。御住職の話術も巧みです。



お昼前に帰ると、常楽院の庭の桶の中の蓮も徳利咲き(1日目)でした。明日は一番綺麗な茶碗咲きになります。明日が楽しみです。下の写真は2日目の茶碗咲きの蓮ですが、ボケてしまって残念。