今週のローズンゲン 11/04～11/10
losungenj 2012.11.04(sun)
そのあなたが御心に留めてくださるとは人間は何ものなのでしょう。(Ps8:5)
わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。(Rom5:8)
私の黙想：
今日の聖句は「人間」という存在の不思議さ、凄さを賛美している。何が不思議なのか、凄いのか。ただ一点、天地万物を創造し、支配し、動かす「全能の神」が、吹けば飛ぶような人間に目を留めているという、この事実。この事実が人間のミステリアスである。それを除けば人間は他の動物を比較してもほとんど無能に近い動物に過ぎない。ペトロの手紙１の著者は言う。
「人は皆、草のようで、その華やかさはすべて、草の花のようだ。草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない」。詩人が「御心に留め」の具体的な現れが「神が人間に言葉をかけ、人間はその言葉を聞く」という事実に他ならない。だから、「神の言葉を聞く」ことのない人は、・・・・・。
losungenj 2012.11.05(mon)
悪を行う者はそのたくらみを捨てよ。主に立ち帰るならば、主は豊かに赦してくださる。(Isa55:7)
キリストの言葉：悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。(Luk15:7)
私の黙想：
「赦し」は二者択一である。赦すか、赦さないか。「豊かに赦す」とはどういう意味であろう。考えられることは「無制限の赦し」、「無条件の赦し」である。世界に向かって神の赦しを宣言する任務を託されている教会は、神の赦しに制限を付け、条件を付ける。
加藤 佑三 教会の入り口で「住所・氏名」を書かされる、聖書を買って・読めと言われる、賛美歌を歌え・覚えよ、常に祈れ・礼拝には出席せよ、信者と交流せよ、奉仕活動を強制される。「洗礼」を受けねば信者ではない。これが「制限・条件」ですか？
文屋 善明 厳しいご指摘ですね。今ここであなたが述べられたことは、「洗礼」を含めて、神による無限の赦しの条件ではありません。「悔い改め」ということも条件ではありません。ただ一つ、条件ではない条件のようなものがあるとしたら、「あなたがそれを望むか、望まないか」ということだけです。非常に危ないことを言うとしたら、教会が世界に向かって述べるメッセージはただ一つ「あなたは既に赦されている」というだけです。ただ、「赦し」ということの前提である「罪」については、ここでは触れないでおきます。なぜなら、それは「赦す神」の問題ではなく「赦される人間」の側の問題だからです。
losungenj 2012.11.06(tue)
神よ、我らはこの耳で聞いています。先祖が我らに語り伝えたことを先祖の時代、いにしえの日にあなたが成し遂げられた御業を。(Ps44:2)
あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、魂の救いを受けています。この救いについては、恵みを預言した預言者を注意深く調べました。(1Pet1:8,9-10)
私の黙想：
先祖が経験した出来事（＝歴史）を現在の私たちが共有する。その上で現在を問う時、「あの時の神の御業」が今、あらゆるものが揃っている今、最も肝心の「神への信頼」が無くなっている。「あなたは我らを見放されました」（10節）。その根本原因は「我らが、我らの神の御名を忘れ去った」（21節）ことによる。と詩人は嘆く。
losungenj 2012.11.07(wed)
勇士の弓は折れ、弱き者は力を帯びる。(1Sam2:4)
パウロの手紙：キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(2Cor12:9)
私の黙想：
ハンナが息子サムエルを神に捧げる時に歌った感謝の賛歌。ルカ1:46-55に見られるイエスの誕生に関わるマリアの賛歌と共通するメッセージは神による価値（権力構造）の逆転である。旧新一貫する聖書の究極（終末）の思想は「逆転」である。サムエルもイエスも人間社会の価値観を逆転させる。
losungenj 2012.11.08(thu)
お前たちは、「主の道は正しくない」と言う。聞け、イスラエルの家よ。わたしの道が正しくないのか。正しくないのは、お前たちの道ではないのか。(Ezek18:25)
神の力強い御手の下で自分を低くしなさい。そうすれば、かの時には高めていただけます。(1Pet5:6)
私の黙想：
誰かを批判することは非常に難しいことだ。いくら相手の立場に立ったとしても、そこには当然限界がある。まして相手が自分より大きな者の場合、相手の心を完全に知ることはできない。批判する前に、相手の自分との器の大きさを比較・検討しなければならない。そうでないと、批判に対して逆批判され、批判そのものを引っ込めなくてはならなくなる。
losungenj 2012.11.09(fri)
まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。わたしを贖ってください。(Ps31:6)
一切はあなたがたのもの、あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものなのです。(1Cor3:22-23)
私の黙想：
イエスはこの言葉を臨終で口にした。この言葉を人生の半ばで口にするのと、臨終で言うのとでは意味が異なる。「私を贖ってください」という言葉と組み合わせると人生の半ばの言葉となる。今までの生き方の大転換、神によって「買い戻された者」として生きる。
losungenj 2012.11.10(sat)
御救いを喜び歌う声が主に従う人の天幕に響く。主の右の手は御力を示す。主の右の手は高く上がり、主の右の手は御力を示す。(Ps118:15-16)
神に感謝します。神は、わたしたちをいつもキリストの勝利の行進に連ならせてくださいます。(2Cor2:14)
私の黙想：
実に美しい情景だ。人の住む天幕の中からは神を賛美する声が、天幕の外では神の栄光が輝く。この情景は、そのまま時代を超えて、質素ではあるが喜びに満ちた幸せなマイホーム、それを天から見守る神の御姿がある。ここに「主に従う者」の理想的な家庭像が描かれている。
losungenj 2012.11.04(sun)
そのあなたが御心に留めてくださるとは人間は何ものなのでしょう。(Ps8:5)
わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。(Rom5:8)
私の黙想：
今日の聖句は「人間」という存在の不思議さ、凄さを賛美している。何が不思議なのか、凄いのか。ただ一点、天地万物を創造し、支配し、動かす「全能の神」が、吹けば飛ぶような人間に目を留めているという、この事実。この事実が人間のミステリアスである。それを除けば人間は他の動物を比較してもほとんど無能に近い動物に過ぎない。ペトロの手紙１の著者は言う。
「人は皆、草のようで、その華やかさはすべて、草の花のようだ。草は枯れ、花は散る。しかし、主の言葉は永遠に変わることがない」。詩人が「御心に留め」の具体的な現れが「神が人間に言葉をかけ、人間はその言葉を聞く」という事実に他ならない。だから、「神の言葉を聞く」ことのない人は、・・・・・。
losungenj 2012.11.05(mon)
悪を行う者はそのたくらみを捨てよ。主に立ち帰るならば、主は豊かに赦してくださる。(Isa55:7)
キリストの言葉：悔い改める一人の罪人については、悔い改める必要のない九十九人の正しい人についてよりも大きな喜びが天にある。(Luk15:7)
私の黙想：
「赦し」は二者択一である。赦すか、赦さないか。「豊かに赦す」とはどういう意味であろう。考えられることは「無制限の赦し」、「無条件の赦し」である。世界に向かって神の赦しを宣言する任務を託されている教会は、神の赦しに制限を付け、条件を付ける。
加藤 佑三 教会の入り口で「住所・氏名」を書かされる、聖書を買って・読めと言われる、賛美歌を歌え・覚えよ、常に祈れ・礼拝には出席せよ、信者と交流せよ、奉仕活動を強制される。「洗礼」を受けねば信者ではない。これが「制限・条件」ですか？
文屋 善明 厳しいご指摘ですね。今ここであなたが述べられたことは、「洗礼」を含めて、神による無限の赦しの条件ではありません。「悔い改め」ということも条件ではありません。ただ一つ、条件ではない条件のようなものがあるとしたら、「あなたがそれを望むか、望まないか」ということだけです。非常に危ないことを言うとしたら、教会が世界に向かって述べるメッセージはただ一つ「あなたは既に赦されている」というだけです。ただ、「赦し」ということの前提である「罪」については、ここでは触れないでおきます。なぜなら、それは「赦す神」の問題ではなく「赦される人間」の側の問題だからです。
losungenj 2012.11.06(tue)
神よ、我らはこの耳で聞いています。先祖が我らに語り伝えたことを先祖の時代、いにしえの日にあなたが成し遂げられた御業を。(Ps44:2)
あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、魂の救いを受けています。この救いについては、恵みを預言した預言者を注意深く調べました。(1Pet1:8,9-10)
私の黙想：
先祖が経験した出来事（＝歴史）を現在の私たちが共有する。その上で現在を問う時、「あの時の神の御業」が今、あらゆるものが揃っている今、最も肝心の「神への信頼」が無くなっている。「あなたは我らを見放されました」（10節）。その根本原因は「我らが、我らの神の御名を忘れ去った」（21節）ことによる。と詩人は嘆く。
losungenj 2012.11.07(wed)
勇士の弓は折れ、弱き者は力を帯びる。(1Sam2:4)
パウロの手紙：キリストの力がわたしの内に宿るように、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。(2Cor12:9)
私の黙想：
ハンナが息子サムエルを神に捧げる時に歌った感謝の賛歌。ルカ1:46-55に見られるイエスの誕生に関わるマリアの賛歌と共通するメッセージは神による価値（権力構造）の逆転である。旧新一貫する聖書の究極（終末）の思想は「逆転」である。サムエルもイエスも人間社会の価値観を逆転させる。
losungenj 2012.11.08(thu)
お前たちは、「主の道は正しくない」と言う。聞け、イスラエルの家よ。わたしの道が正しくないのか。正しくないのは、お前たちの道ではないのか。(Ezek18:25)
神の力強い御手の下で自分を低くしなさい。そうすれば、かの時には高めていただけます。(1Pet5:6)
私の黙想：
誰かを批判することは非常に難しいことだ。いくら相手の立場に立ったとしても、そこには当然限界がある。まして相手が自分より大きな者の場合、相手の心を完全に知ることはできない。批判する前に、相手の自分との器の大きさを比較・検討しなければならない。そうでないと、批判に対して逆批判され、批判そのものを引っ込めなくてはならなくなる。
losungenj 2012.11.09(fri)
まことの神、主よ、御手にわたしの霊をゆだねます。わたしを贖ってください。(Ps31:6)
一切はあなたがたのもの、あなたがたはキリストのもの、キリストは神のものなのです。(1Cor3:22-23)
私の黙想：
イエスはこの言葉を臨終で口にした。この言葉を人生の半ばで口にするのと、臨終で言うのとでは意味が異なる。「私を贖ってください」という言葉と組み合わせると人生の半ばの言葉となる。今までの生き方の大転換、神によって「買い戻された者」として生きる。
losungenj 2012.11.10(sat)
御救いを喜び歌う声が主に従う人の天幕に響く。主の右の手は御力を示す。主の右の手は高く上がり、主の右の手は御力を示す。(Ps118:15-16)
神に感謝します。神は、わたしたちをいつもキリストの勝利の行進に連ならせてくださいます。(2Cor2:14)
私の黙想：
実に美しい情景だ。人の住む天幕の中からは神を賛美する声が、天幕の外では神の栄光が輝く。この情景は、そのまま時代を超えて、質素ではあるが喜びに満ちた幸せなマイホーム、それを天から見守る神の御姿がある。ここに「主に従う者」の理想的な家庭像が描かれている。
