ぶんやさんち

ぶんやさんの記録

マケドニア人の叫び

2008-10-30 15:12:20 | ときのまにまに
説教の準備のため、使徒言行録を読んでいて、変なことを思い出してしまいました。わたしが高校生の頃のことです。1人のアメリカ人大学生から、勝手に「マケドニア人」にされてしまったのです。その聖書の箇所を紹介しておきましょう。 「パウロ夜、幻影を見たるに、一人のマケドニア人あり、立ちて己を招き、『マケドニアに渡りて我らを助けよ』と言う」(使徒行伝16:9)。 . . . 本文を読む

「とうしゃく」ってご存じですか

2008-10-29 13:47:40 | ときのまにまに
↑これが「とうしゃく」です。今日は久しぶりの秋空に誘われて、近くの田んぼに出かけました。先日(10月21日付け)紹介した「今時のお百姓さん」にお会いし、稲刈り後の田んぼを拝見し、「とうしゃく」を見るためである。福島君によると、現在ではほとんど見られなくなったが、昔ながらの藁の保存技術で、今は見られない「風物詩」である。 . . . 本文を読む

戯曲について

2008-10-28 13:42:10 | ときのまにまに
最近2つの戯曲を読んだ。1つはサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』であり、もう1つはジョージ・オーウェルの『牧師の娘』の第3章で、後者は1つの小説の中に組み込まれたものである。おそらく、これは実際に上演されることを想定していない。いわば戯曲という形式で書かれた文学作品といったところであろう。従って、読む側としても、それほど違和感なく読めた。今までに戯曲と呼ばれる作品は、井上ひさしのいくつかの作品を読んだだけで、あまり読んでいない。井上さんの作品にしても、これはわたしの推測であるが、実際の劇場で公演される場合には、もっと具体的に脚本化されたものを用いるのであろう。あるいは、戯曲として一般に出版されているものは、それとして再構成されているものと思われる。従って、戯曲として読んだ意識はほとんどない。 . . . 本文を読む

ベーグルに挑戦

2008-10-27 13:58:48 | ときのまにまに
みなさん、ベーグルという名前のパンをご存じですか。わたしも、最近まで知りませんでした。本当に偶然、こんなパンがあるということを知りました。しかし、知ったものの食べたことがありません。一度食べてみたいと思い、博多に出たときに、博多駅のパン屋で聞いてみましたが、取り扱っていない、とのこと。ところが、孫の俊樹に聞いて見ると、「ドウナツみたいなパンだろう」という反応。何で知っているのかと聞いても、「忘れた」という素っ気ない返事。食べたことがあるのか、と聞くと「食べたことはない」と言う。そんな会話をしているうちに、思い出して、「そうだ。ミスタードーナッツで見た」という。「輪切りにして何か挟んでいた」とも言う。でも、近くにミスタードーナッツもないので、家に帰り、Webで調べて挑戦することにいたしました。 . . . 本文を読む

4対1

2008-10-24 15:10:34 | ときのまにまに
<昨日の続きである> イエスの十字架の両側に2人の強盗の十字架も立っていた。彼らのうちの1人は十字架の上からイエスに信仰を告白し、イエスから「あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われたのは有名な話である。 ところで、劇作家ベケットは『ゴドーを待ちながら』(白水社)の中で、この出来事について触れている。ここでのヴラジーミルとエスとラントとの会話は「間が抜けていて」、何となく印象に残る。 . . . 本文を読む

ベケット『ゴドーを待ちながら』

2008-10-23 14:49:21 | ときのまにまに
ベケットの『ゴドーを待ちながら』を読んでいると、こんな場面があった。 舞台の正面に2人の主人公、エストラゴンとヴラジーミルとが会話をしている。エストラゴンは靴を脱ごうとしているがなかなか脱げない。この状況が、この演技劇の最初の場面から続いている。1人ではなかなか脱げないのでエストラゴンはヴラジーミルに手伝ってくれと頼む。それから「痛いということについての会話の後、突然エストラゴンはヴラジーミルのズボンの前ボタンがはずれていることに気付き、それを指摘する。(本ブログ2008年9月18日分参照) . . . 本文を読む

今どきのお百姓さん

2008-10-21 16:04:44 | ときのまにまに
今朝の新聞折り込み広告に、「面白いチラシ」が入っていた。A4版1枚にぎっしりと情報が詰め込まれている。一番てっぺんに「100%おいし~い新米配達します」と印刷されている。ブルー一色刷りの手作りのチラシで、発信者は自称百姓の福島光志(ひとし)さん、今年熊本東海大学農学部を卒業し、母方の祖父(「爺様」)の農業を手伝っているらしい。爺様の伝統的な米作りの手法と大学農学部で学んだ「無農薬、手作り有機肥料による米作り」とが、激しくぶっつかりあっている雰囲気が、チラシから読み取れる。チラシには、メールアドレスとHPアドレスとが載っている。早速、開いてみた。 . . . 本文を読む

ブラッドリー効果!?

2008-10-20 19:34:18 | ときのまにまに
アメリカの大統領選をめぐって「ブラッドリー効果」が起こるかどうか、議論されています。 「ブラッドリー効果」とは、1986年のカルフォルニア州での知事選挙において、事前に行われた世論調査では黒人のブラッドリーが圧倒的に有利な状態で、ほとんどのメディアはブラッドリーの勝利を予想していたのに、この現象をある政治学者が「ブラッドリー効果」と名付けた。事前のアンケート等で、人種差別であると批判されることを恐れて、黒人であるブラッドリーを支持を表明していたにもかかわらず、実際には白人候補者デュークメジアンに投票するという、いわば「ねじれ現象(ゆがめられた人種差別)」です。アメリカにおける黒人差別は想像以上に根深いものがあるようです。 . . . 本文を読む

神聖四文字(YHWH)の翻訳について

2008-10-19 15:52:45 | ときのまにまに
少し古いニュースになりますが、最近友人から教えてもらうまで知らない面白いニュースがありました。 というのは、今年の6月にバチカンの典礼秘跡省というところから下記のような邦訳の指針が出されたそうです。興味のある方はぜひ、開いてみてください。 http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/doc/pontifical/yhwh.htm . . . 本文を読む