宗像のザビエル聖堂の再建工事も順調に進められ、只今建物の顔ともいうべき正目壁面の化粧工事が進められています。既に人造洗い出し(擬石仕上げ)の部分はほとんど出来上がり、建物の形が姿を現しています。後は、その部分以外の白壁地の部分の砂漆喰仕上げが待つだけです。
これらの作業はいわゆる左官屋さんの仕事ですが、幸いに非常に優れた技術者の協力を得ることが出来たようで、土田先生もとても喜んでおられます。聞くところによりますと、左官業における日本の技術レベルは非常に高く、海外からも注目されているとのことです。
さて、来る11月6日(土)、下記のように直接この工事にたずさわった方から左官業についてのお話を伺います。めったに伺えない現場からのお話が期待されています。ぜひ、ご参加頂きたくご案内いたします。
第18回土曜公開講座 題:「先人達の想いを受け継ぐ」
左官の歴史は古く、幾世代と受け継がれてきました。技術は洋物仕上げ、和物仕上げと幅広い中で、職人は得意の分野を極めていった。文化財修復を携わりながら、明治・大正・昭和の精巧な技術が施された仕事を目の当たりにする度に、制作意欲をかき立てられます。
仕事の証として先人達が残してくれた技能を継承し、次世代の若者に受け継がれるにふさわしい最高の現場学校がここ宗像で始まりました。
外部は擬石仕上(人造洗出し)と砂漆喰仕上(ヨーロピアン調)内部は装飾漆喰仕上となり、左官仕上としては高級難度の様式ですが、創建当初の職人さんたちへの挑戦でもあります。 いざ 勝負
講師:荒木富士男
日時:2010年11月6日(土)午後2時より4時まで
場所:ザビエル聖堂再建現場
主催:NPO法人文化財保存工学研究室
後援:宗像市、宗像市教育委員会
これらの作業はいわゆる左官屋さんの仕事ですが、幸いに非常に優れた技術者の協力を得ることが出来たようで、土田先生もとても喜んでおられます。聞くところによりますと、左官業における日本の技術レベルは非常に高く、海外からも注目されているとのことです。
さて、来る11月6日(土)、下記のように直接この工事にたずさわった方から左官業についてのお話を伺います。めったに伺えない現場からのお話が期待されています。ぜひ、ご参加頂きたくご案内いたします。
第18回土曜公開講座 題:「先人達の想いを受け継ぐ」
左官の歴史は古く、幾世代と受け継がれてきました。技術は洋物仕上げ、和物仕上げと幅広い中で、職人は得意の分野を極めていった。文化財修復を携わりながら、明治・大正・昭和の精巧な技術が施された仕事を目の当たりにする度に、制作意欲をかき立てられます。
仕事の証として先人達が残してくれた技能を継承し、次世代の若者に受け継がれるにふさわしい最高の現場学校がここ宗像で始まりました。
外部は擬石仕上(人造洗出し)と砂漆喰仕上(ヨーロピアン調)内部は装飾漆喰仕上となり、左官仕上としては高級難度の様式ですが、創建当初の職人さんたちへの挑戦でもあります。 いざ 勝負
講師:荒木富士男
日時:2010年11月6日(土)午後2時より4時まで
場所:ザビエル聖堂再建現場
主催:NPO法人文化財保存工学研究室
後援:宗像市、宗像市教育委員会
あちこちで古い民家の再生が行われています。中で「たたき」を作ってみたものの埃に悩まされ、また 人の通るところが「痩せ」て来るという悩みを良く聞きます。こんなことに助言いただくことができればと思っているのです。昔はたたきの土間で煮炊きをし雨にぬれた蓑を干し、といった「綺麗な水」を打つのではない、「汚れた水」が年中いきわたることで「たたき」が維持されていたことを忘れているように思います。「左官」さんにこの疑問・解決法を聞きたい、をお伝えください。