恒例行事と云うわけでもないが、
この時期、毎年決まった休日の過ごし方がある。
石川県加賀市の鴨池。
ラムサール条約(湿地の保護に関する国際条約)に登録された湿地帯であり、
毎年、冬になるとたくさんのマガモやヒシクイ、コハクチョウなどが遠くシベリアから越冬にやってくる。
その鳥たちを遠目に眺めながら、ゆっくりと時間を過ごす。
渡り鳥たちとサギなどの地元組。
その鳥たちが、10ヘクタールばかりの湿地に所狭しと集い、
和気あいあいと和むかの様子はなんとも微笑ましく、
休日の心をさらに解きほぐしてくれる。
そして、ひとしきり鳥たちを眺めたあとで向かう先が片野海岸。
その海岸のほとり、海を眺望するカフェが「うみぼうず」。
夏ともなると海を訪れた人が立ち寄るカフェとして連日混雑しているが、
さすがにこの時期は海を訪れる人などほとんどなく、空いていて居心地がよい。
一見、コワモテのマスターの容姿から、自らがつけた店名のようであるが、
そのマスター、実はとても人懐っこくて話好き。
facebookの投稿からは、お茶目でユーモアあふれる人格も伝わってくる。
ふだん、あまり飲まないコーヒー。
正直なところ、味の違いもよくわからないが、
それでも、ここのコーヒーはマスターが手間暇かけて丁寧に入れてくれていることだけはわかる。
なんとなくではあるが、そのやさしい味がするコーヒーを飲みながら、
これまた、ゆっくりと流れる時間を楽しむ。
青空と薙いだ海なら、申し分もないのだろうけど、
色のない冬の海を眺めていても、
すぐそこまで春が来ているような、そんな暖かさがこの場所にはある。
グレン・フライのR&B色の強いアルバム「ソウル・サーチン」からの選曲。
Glenn Frey - True Love
イーグルスといえば、ウェストコーストを代表するロックバンドであるが、
グレン・フライはもともとはデトロイトの出身。
ソロではR&Bを色濃く反映した楽曲が多いことにも頷ける。
渡り鳥の聖域・・それともjurakuさんの?^^
寒いのに寒さも忘れるくらいに見入ってしまいそう~。
それにこのカフェ、窓からみえる海を見ながらマスターご自慢の美味しいコーヒー。
このBGMが流れていたらもっと素敵でしょうね。
渡り鳥の聖域、いいですね。
私の「空撮り基地」の近くの池は「鳥の国際空港」と言われています。
最近出かけられませんが・・・・。
冷えた身体を温めてくれるカフェ、いいな~。
越冬の池塘、鳥たちにとっては憩いの土地、人間も嬉しくなる思いです。
それが写真から伝わります。
北潟湖も多い場所ではないでしょうか。
貯金をしていた様な寒波襲来、仕事仲間の居る福井では、積雪50cm、近年では驚かされる値ですが、昔の冬の楽しみに嗜好を凝らせた喫茶店でまったり過ごす。
その流れを思い出させてくれました。
福井のそんな喫茶店、減る一方なのが寂しいです。
BGM、そんな喫茶店で掛かっていた曲のイメージ、私の選曲ゾーンでは絶対に姿を見せない、しかし、聴きたい曲です♪
鴨池は渡り鳥の聖域、カフェは私の聖域ということにしておきましょう(笑)
この時期の北陸は悪天候が続くのでついつい家にこもりがち。
天気に関係なくカメラを持って出かけられるところです。
鴨池は暖房の効いた監察館がありますから、快適ですよ。
鳥の国際空港!
いいですね。
そうすると、鴨池はさしずめ「鳥の北空港」といったところでしょうか。
海を眺めながら、体も心もほっこりしてきた次第です。
北陸でも地域差があって、金沢は福井や富山に比べ雪の量は極端に少ないです。
私も10年ほど福井に住んだことがありますが、ずいぶんと雪に悩まされました。
それと、もともと福井は喫茶店の多いところでしたが、ほんと最近めっきり減りましたね。
その分、名古屋系のチェーン店が増えましたが、どこへいっても同じ。うるささはファミレス並みでゆっくり時間を過ごすという感じではありません。
さびしい限りですね。