折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

轍(わだち)

2014-12-31 | 日常の中に

2014年もいよいよ年の瀬

年を送る、或いは年を迎えるにふさわしい写真をと物色していたところ

冬の海、砂浜に伸びるタイヤ跡の写真が目についた

まるで、穏やかな青空に向かって引かれたような轍

なにやら、こじつけがましい気もするが

来年も引き続きいい年であってほしいとの願いをこめて

今年最後の投稿

 

 

 そして、ここ金沢で

新春を迎えるにあたって、かかせない「福梅」も

 

 

 

今年一年、拙い写真や記事にお付き合いいただいた皆様に心より感謝申し上げます

どうか、来年が皆様にとって幸多い年でありますように

そして、来年もどうぞよろしくお願いいたします

 


明るい未来の希望を感じさせてくれる曲 

新しい年にむけて、「さあ、行くぞ!」と気合が入る

 

バリー・ホワイト & ラブ・アンリミテッド・オーケストラ  「愛のテーマ」

 

BARRY WHITE & Love Unlimited Orchestra   ♪ Love's Theme

 

 


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「眠たい」空と日本海  By空倶楽部

2014-12-29 | 空倶楽部

今年最後の空倶楽部

何かと気忙しかった2014年

何度か投稿できない日があったことが心残りで

最後の日くらいは爽やかな空をと思っていた

しかし、この時期の北陸は悪天候が多く、しかも今年は暖冬という予報を裏切って

12月初旬から断続的に寒波が到来している

爽やかな空は無理かな、と思っていたが

年末年始の休暇に入った途端、思いもかけず2日続きの晴天に恵まれた

晴天といっても、関東のように雲ひとつなく、抜けるような青空が広がるわけではない

雲が薄くかかって、写真用語でいうところの「眠たい 」空である 

その空に誘われるように近くの海岸に出てみた

 

結果として、爽やかではなかったかもしれないが

この時期にしては珍しく

日本海が本来持っている穏やかな表情を収めることができた

それも、「眠たい」空のおかげだったと言うべきなのかもしれない

 

 

今年も空倶楽部の主催者、chacha○さん、かず某さん さらにたくさんのメンバーの方から数多くのコメントをいただきました。

拙い写真にもかかわらず、ただただ感謝申し上げる次第です。

メンバーの皆さまのますますのご活躍とご多幸をお祈りいたします。

どうか来年もよろしくお願いいたします。

 

「9」のつく日は空倶楽部の日

詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 


 

なんとなくの選曲

穏やかな空気を感じながら、のんびり歩いていると

口ずさみたくなる曲

 

君をのせて  沢田研二

 

 

 


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またどこかで…

2014-12-28 | 鉄道写真


                                                              滋賀県マキノ町追坂峠付近 サンダーバード

 

昨年から撮り始めた鉄道写真

撮る場所は同じでも、季節によってその表情はまったく違ってくる

ここ追坂峠には何度か足を運んでいるが

紅葉の季節は初めて

紅葉を背景に、この峠を通過する列車を何日かにわたって撮りたかったのだが

今年は冬の訪れが早かったことなど、結局はこの一枚だけになってしまった

来春廃止となるトワイライト・エクスプレスも捉えたかったのであるが

それも叶わず、まことに残念である

 

ところで、この峠で出会ったカメラマン

京都から来たかなりの撮り鉄で

列車を待ちながらの1時間半ほど

湖西線や北陸線の撮影スポットや絶好の時間帯など教えていただいた

前にも経験したが、列車を待つ間の撮り鉄同志

撮影情報やカメラのことなど、打ち解けた会話が弾む

お互い名前も名乗らず、わかることと言えばどこから来たということくらいなのに

妙な連帯感みたいなものを感じてしまう

そして、撮影後に決まって交わす言葉が

「またどこかで…」

なんとも大らかな挨拶である

 

毎日、同じダイヤで運行している列車

しかし、鉄道写真にはその時期そこでしか撮れないショットがある

さらに言うなら、その時間でしか撮れないものがある

例えば…

今年の8月、最終土曜日に新潟県の鯨波海岸へ出かけた

海の夕焼けをバックにしたトワイライト・エクスプレスを撮りたかったのである

海にそって線路が走る場所

トワイライト・エクスプレスの通過と日没が合致する時間

さらに天候と

たまたまこの時は条件が整ったが(最良とは言えないまでもである)

                                        トワイライト・エクスプレス最後の夏

 

私のようなサラリーマンだと、そのタイミングに合わせることは容易ではない

しかし、逆にまたどこかで…くらいの気持ちでそのチャンスを待つ

そんな大らかさも鉄道写真の魅力のひとつなのかもしれない

 


 何となくの選曲

Jackson Browne  ♪These Days

 

失ったものや恋人、若き日の思い出を切々と歌う

まだ青年だった頃のジャクソン・ブラウンの名曲

 

 


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虹の橋

2014-12-21 | 愛犬生活


妹の飼い犬のディー

妹夫婦が旅行中の10日間預かることになった

これまでもなん度か預かったことがあるので

ディーも慣れたもの、わがもの顔で家の中を飛び回っている

 

早いもので、ラムが旅立って半年


わずかな期間ではあるが、久しぶりに犬との生活を楽しんでいる


  


ところで、「虹の橋」という物語があるそうだ

ペットロスを癒すため、誰かがネット上にアップした話だそうで

今では、都市神話のように全世界に広まっているという

この世と天国を結ぶ橋

それが虹の橋で、主人に先だったペットたちは

その橋のたもとで主人がやってくるのを待っている

そこは寒くも暑くもなく、食べ物もふんだんにある

生前の病気も完治して、ペットたちは楽しく遊びまわりながら暮らし

やがて、主人がやってきたら、いっしょに虹の橋を渡って天国に向かうのだという

 


さて、これまで一緒に暮らした犬たち

と言っても、家内がよく似た置物を買いそろえたものである

この子たちと20年以上にも渡って暮らしていたかと思うと

今さらながらではあるが、感慨深いものがある



やがて、自分にもその時がやってきて

虹の橋のたもとにたどり着いたとする


この子たちがしっぽを振りながら出迎えてくれて

再会を喜び、ひとしきり遊んだ後で

いっしょにその橋を渡る

その光景を想像するだけで、

これからの人生に楽しみがひとつ増えたように思えてくる

一方で、気がかりもある

犬たちが待っているのは私だろうか...

私が家内よりも先に虹の橋にたどり着いたとする

犬たちは喜んで迎えてはくれるだろうが

家内が来るまで待っていると主張しそうだ

逆に、家内が先にたどり着いたなら

犬たちはもっと喜んで

家内を取り囲み、私など忘れたようにさっさと橋を渡ってしまうだろう


せっかくの神話も、私にとってはさびしい話となるのだが

虹の橋がほんとうにあるのなら

私の気がかりなど、取るに足らない愚痴話でしかない...ということだろう

 


カーペンターズ  レインボー・コネクション

Carpenters  ♪The Rainbow Connection

 


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ストーブとトラッドと

2014-12-14 | 近江憧憬

冬には違いないが

12月がこれほど寒かったかと思わせるような気候が続いている

それでも、この寒さの中でしかイメージできないものをどうしても撮りたくて出かけた次第であるが

撮り終えた後、冷えた体を暖めようと思いついたのがこの場所だった


滋賀県湖北の小さな町

さらに町はずれ、農道と見間違うかのような狭い通りに

このカフェがある


10月に偶然訪れたとき

古い農家の作りそのままの飾り気のない空間や

極々自然な地元素材だけを使ったオーガニックな食事の素朴な味が

ここちよい印象として心に残った


そして、もうひとつ

圧倒的な存在感を発揮していたのがこのストーブ


寒い中、撮りたいものがあったのは確かだが

ここちよい印象を確かめたかったのと

このストーブのぬくもりを感じてみたかったのが

この寒空に出かける動機だったのかもしれない


 


期待どおり

暖かくてやさしい時間がゆったりと流れていた

 

 


ご主人と外国人の奥さん、若い二人のお店

なんとなく「マッサン」を彷彿とする

そして店内にゆったりと流れるのが、イギリス系のフォークソングのようで

拙い知識で言うと、トラッドとも呼ばれていたように思う

そして、その代表格的グループと記憶しているのが

フェアポート・コンベンション

1960年代の後半から70年代の初頭にかけて活躍し

本国イギリスではかなりの人気を集めていたが

日本では地味な存在だったように思う

 

さて、講釈はさておき

このような雰囲気のBGMが流れていると伝えたかったわけである

♪ Who knows where the time goes    Fairport Convention

 

 


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THE 日本海   By空倶楽部

2014-12-09 | 空倶楽部

空倶楽部、毎月9日はお題の日

そして、今月のお題は時節柄「寒い空」

それならば、この北陸にはもってこいとばかりに日本海の風景を

 

 

一見、モノクローム写真と見間違えるかもしれないが、

撮影モードはノーマル、れっきとしたカラー撮影なのである

それほど、冬の日本海には色がない

  

12月から3月初めにかけて現れる西高東低の気圧配置

この気象条件にあっては、狭まった等圧線にそって強い風が北陸に吹き付ける

たたきつけられた波から上がる細かい水しぶきは

まるで立ち上る湯気のように風に吸い込まれていく

その湿気を帯びた風は、やがて山にぶつかり、北陸に重い雪を降らせる

  

長い冬の始まりである

 


I've come from the land of the ice and snow from the midnight sun where the hot springs flow ...

毎年のことであるが、この時期だけは太平洋側の地域に移民したくなる

 

Led Zeppelin  ♪ Immigrant Song(移民の歌)

 

 

「9」のつく日は空倶楽部の日

詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 

 


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