折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

薬師寺 悠久の浪漫   By空倶楽部

2022-09-29 | 大和路点描

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


奈良の話題が続く。

當麻寺での法要に出かけた奈良だったが、

実はもうひとつ目的があって、それがこの景色。

       
        薬師寺 2022.09.25 05:30AM  Sony α7R3   E150-500㎜/f5-6.7(150㎜  f/22,1/50sec,ISO640)    

奈良、西ノ京 薬師寺。

創建時の姿を残す東塔が解体修理に入って10年余り。

昨年春にようやくその修理を終えた。

1300年前、天平の人々も眺めていたのだろう。

その景色が再び戻ってきたのだ。

       
          薬師寺 2022.09.25 05:39AM  Sony α7R3   E150-500㎜/f5-6.7(288㎜  f/22,1/30sec,ISO500)    

 

 

 

Comments (8)

當麻寺

2022-09-27 | 大和路点描

久しぶりの奈良、そして當麻寺。

當麻寺に先祖供養をお願いしていて

年に二回、春と秋の彼岸に追善供養の法要に出かけている。

父が平成17年に他界して以来なので、私にとっての年中行事だったが

ここしばらくはコロナ騒ぎで中断していた。

當麻寺に関わる記事は「大和路点描」というカテゴリに括ってあって

振り返ってみると最後に訪れたのが2019年の9月だった。

それまで通い始めて15年ほどになるから

かれこれ30回は訪れた計算になる。

だから、3年ものブランクは大きいはずだったが...。

いつもと変わらぬ長閑な風景と空気で當麻寺は出迎えてくれた。

それもそのはず、1300年というこの寺の歴史にすれば

3年の月日などとるに足らないものでしかないのだから。

 

Comments (2)

私を野球に連れてって By空俱楽部

2022-09-19 | 空倶楽部

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


先週末、久しぶりにプライベートで滞在した東京。

まずもっての目的は二科展の鑑賞。次に長男宅での食事。

そのほかどうしよう!? ・・・と思いついたのがナイター。

そういえば、東京、大阪、名古屋、福岡と最近訪れた球場はすべてドーム。

久しぶりに開放された球場でビールを飲みながらナイターを楽しみたいと

神宮球場のヤクルト広島戦へと出かけた次第だ。

実は、どうしても野球を見たかったというわけではない。

学生時代のこと。校舎の近くに後楽園球場があった。

運動部での部活の後、夕涼みでもと後楽園球場の外野席に入ったことがある。

その時に眺めたカクテル照明に照らされたグラウンドの美しさと

美味しかったビールの味をふと思い出したのだ。

さて、当のヤクルト広島戦。

ホームランが飛び交う乱打戦にスタンドはどよめきっぱなし。

試合ももちろん楽しかったが、それよりもなお心に残ったのが...。

緑のグラウンドを大観衆がモザイク模様のようになって取り囲んでいる。

さらにその様子が、次第に暗くなる空の下で刻々と浮かび上がる。

そう、球場という風景を楽しんでもいたのだ。

 Take Me Out To The Ballgame  土岐麻子

 

 

Comments (12)

嵐を呼ぶ男たち  おわら風の盆 

2022-09-17 | 若狭 越前 越中

おわら風の盆の起源は元禄の頃だという。

立春から二百十日、収穫の目前に吹く強い風を鎮めるために、

人々が三日三晩踊り歩いたのがその始まりだとか。

今年のおわらは三年ぶりの開催。

感染拡大の影響で縮小された開催となった上に、

地元の人によれば、これだけ雨に降られたおわらも珍しかったとか。

それでも、わずかな雨の合間を縫って町流しを見物できたことは幸運だった。

 

おわらといえば女性たちの嫋やかな踊りに目を奪われがちだが

今年は、どちらかというと男性たちの躍動感あふれる踊りに目が行っていた。

群舞による力強さ、そして、女性を気遣うようなやさしさなど。

様々な要素の表現を感じ取ることができたように思った。

さて、今年の北陸は盆過ぎから天候が安定せず、

おわらの天候をずいぶんと心配もした。

そして、おわらが終わった後に次々とやって来る台風。

強風を鎮める祭が皮肉にも強風を呼び込むことになった、などと思ったりもしたが

それも、おわらを楽しめた余裕があったからこそ...と、

「嵐を呼ぶ男たち」の写真にあらためて見入った次第だ。

 

 

Comment

おわら町流し

2022-09-04 | 若狭 越前 越中

おわら風の盆の話が続く。

 

八尾は富山市を外れた山間の町。

山が後ろに控えているせいか、夏から秋に季節が変わるころ雨が降ることも多い。

それよりも尚、土地の方に言わせると、今年ほど雨に降られる「おわら」も珍しいらしい。

それでも。。。

初日こそ晴れ間はまったく無かったが

二日目、三日目ともなると雨は小康状態。

そして、夜になるとようやく

雨の合間を縫って、あちこちで町流しも始まった。

 

幸運にもある町流しのそばに

三脚を立てさせてもらうことができた。

それで初めて、町流しを動画撮影。

 

さらに続く。

Comments (6)

雨のおわら

2022-09-03 | 若狭 越前 越中

越中八尾で毎年9月1日より3日間開催されるおわら風の盆。

今年は3年ぶりの開催となった。

それにもかかわらず・・・

今年の初日はあいにくの雨。

風の盆の最大の見どころは町流し。

哀愁ただようおわら節に乗せて踊る男女。

それが坂の町八尾を流して歩く。

その踊りを演ずるのが未婚の男女となれば連想するところは「恋」。

激しい恋を連想するか、しのぶ恋と思うのか。それは見物客次第。

今や、それを目当てに全国から30万人もの観光客が押し寄せる。

ところが雨が降れば町流しも中止。

残念だったが天候ばかりはどうしようもない。

 

けれども、例年なら観光客でごった返す街もこの通り。

祭はあと二日ある、と風情ある八尾の町を楽しんだ次第。

 

 

 

 

Comments (2)