折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

平成28年晦日、金沢近江町にて

2016-12-30 | 抒情的金沢

晦日の朝、我が家恒例の年末買い出しで金沢の台所、近江町へ。

混みあう時間をさけるため、朝8時には正月用の買い物を始める。

この時間にも関わらず、すでに人気の回転すしの前には行列ができていて、

さらに海産物の店の前にはこの通り、山盛りのカニ。

地元の人が朝早くからすしを食べるわけでもなく、

また、年末年始だといって特別にカニを求めるわけでもない。

それもこれも観光客に対応してということだと思うが、

新幹線が開業してやがて2年、これがその効果の現れならたいへん喜ばしい話だ。

 

さて、近江町での我が家恒例の話題をもうひとつ。

年末の締めは年越し蕎麦ならぬ「うどん」。

それも、近江町市場内にある「百万石うどん」で朝食を兼ねて食べるのが我が家のしきたり。

稲庭や水沢、讃岐など日本を代表するうどんには遠く及ばないが

いわゆる「金沢うどん」は「金沢カレー」や「ハントンライス」と並んで金沢のB級グルメのひとつだ。

そして、その特長は...。

金沢に縁のある作家、五木寛之氏の文章を引用してみた。

  金沢のうどんは、関西のように殊にコクがあるわけでもなく、関東のように濃い味でもない。

  ちょうど中間の、ややたよりない味なのだが、そこが持ち味ではあるまいか。

  うどんそのものもコシがあるような、ないような、いかにも前田家ゆかりの町らしいうどんなのだ。

  たよりないところが旨い、といえば身びいきと取られそうだ。

  ネギも中途半端である。京都のように青いネギでもなく、東京ふうの白ネギでもない。

  どっちつかずの金沢のうどんは、まことにその土地の気風をよく反映しているように思われる。


要するに、どっちつかずで特長がないのだが、

長年、それを食べてきた金沢人なら、皆が「言い得て妙」と手をたたいて喜びそうな文章だと思う。

今朝の気温は1℃。

陽がさしたと思ったら急に雪が散らつくという、

これまた冬の金沢らしいどっちつかずの天候。

そんな中で、舌が火傷しそうな揚げたての海老天とともにすするコクのないダシとコシのないうどん。

そのどっちつかずの味も、一瞬で寒さを忘れるほど、金沢人にとってはおいしい。

 


 

最後に冬晴れの青空を。

 

今年もあとわずか。

コメントをくださった方はもちろん。

のぞいていただいた方にも心から感謝申し上げます。

どうかよい年をお迎えください。

来年もぜひよろしくお願い申し上げます。

 

※コメント欄は閉じています。

 

 

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ぐるーっと東京、空散歩 By空倶楽部

2016-12-29 | 語りかける街

数日前のこと、ポケットから出てきたレシートに買上げ店名が「日本電波塔店」とある。

「どこ?」...とんと覚えがない。

しばらく記憶をたどった後、ふと思いついて検索してみると...やっぱり!

「東京タワーは東京都港区にある総合電波塔の愛称である。正式名称は日本電波塔。」

...ということで、師走の東京、そぞろ歩き第三弾はここから。

東京で空を眺めると真っ先にその姿を探すのが東京タワー。

子供の頃はどこからでも眺めることができたが、

今では高層ビルのわずかな隙間から窮屈そうに顔を出すのがやっととなってしまった。

遠目にはなんとも遠慮がちで、最近の近未来的な高層ビルに比べると華奢な感じとなるが、

こうして足元から見上げると、その姿は逆に堂々としていかにも武骨だ。

 

さて、「せっかくここまで来たのだから」と、学生時代以来、やがて40年ぶりに上ってみることにした。

それで、今回の空倶楽部は東京タワー第一展望台から。

題して「ぐるーっと東京、空散歩」。

 

まずは六本木方面から。

東京を代表する高層ビル、六本木ヒルズに東京ミッドタウン。

その姿は文字通り、東西の横綱のよう。

 

お台場方向。 

中ほどに見えるレインボーブリッジ。

その先のお台場、さらには東京湾越しに遠く千葉方面。

まるで、首都圏の空をひとり占めしたような気分。

 

さらに左に目を移すと晴海から、今話題の豊洲、

2020年オリンピックパラリンピックの競技会場が建設される臨海部も見渡すことができる。

最後に、港区から中央区にかけての高層ビル群を。

右端に見える褐色のビルが浜松町の世界貿易センタービルで、

これも日本の高層ビルの草分け的存在。

日本で最初の超高層ビルが霞が関ビルで貿易センターは2番目。

残念ながら再開発で取り壊しが決まっているという。

 

子供の頃から地図と風景を重ね合わせることが好きで、

月の三分の一ほど仕事で滞在する東京でも、

訪れた先々の景色を、頭の中の地図とつなぎ合わせて記憶している。

その地図を思い浮かべながら、

冬晴れの気持ちの良い空の下、陽が傾くまで空の散歩をじゅうぶんに楽しむことができた。

 


 

折にふれての選曲は、

冒頭、東京タワーの描写が鮮やかに綴られるバラード。

矢沢永吉 AZABU

 

「9」のつく日は空倶楽部の日   

詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 

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「明るい街角で」...師走・代官山にて

2016-12-27 | 郷愁的東京

師走、東京そぞろ歩きの第二弾は代官山にて。

 

旧山手通り沿いの瀟洒なカフェ。

主要道にそって高層ビルが林立する東京の風景を思うとこれだけでも異質な雰囲気だが、

なんと、そのカフェの前に大胆にもポルシェが2台並んで路上駐車!

このおかまいなしのスロー感こそ、ハイソ、セレブご用達の街だから許される(?)所業といったところかもしれない。

代官山の魅力はいろいろとあるのだろうけど、

自分としては、建物から受ける圧迫感や息苦しさがないことがいちばんだと思っている。

つまりはヒューマンスケール。

中低層の建物群が視界からはみ出すことなく、

建物のプライベートスペースと緑を残したパブリックスペースが巧みに織り交ざりあい居心地のよい空間を形成している。

街並み全体に共通するこの建築手法は、この街の代名詞となったヒルサイドテラスから始まっているといい、

世界的な建築家、槇文彦氏が手掛けた建物群ヒルサイドテラスがこの街の行く末を大きくを変えたことは

建築を志す人の中では有名な話。

ヒルサイドテラスは、それ以降様々な設計者により計画された建物にも大きな影響を与えていて、

TSUTAYAが計画したT-Siteにしても同様だと思っている。

 

広い敷地内に分棟された書店やカフェ、専門店などの建物群が雑木林と遊歩道で一体化されている。

おそらくは、「ヒルサイドテラスは知らないが、T-Siteは知っている」人も多いのではないかと思う。

 

さて、そんなT-Siteの一画にあるカフェ「IVY PLACE」ですこし遅めの朝食を。

案内してもらった外のテラス席にはパラソルヒーターも用意されているが、

この日の陽ざしは充分に暖かく、ヒーターなしでも開放的なスペースを快適に楽しむことができた。

朝7時からの朝食メニュー、その充実度は抜群でもちろんアルコールもOK、

フルボトルのワインリストまで持ってきてくれる念の入れよう。

(朝からそんなに飲むわけないやろ!)

 

恥ずかしながらそんな朝食メニューをご紹介。

しいたけ、まいたけ、ホウレンソウ、フェタチーズのフリッタータ (見た目よりかなりのボリュームがあった)

 

スモークサーモン、イクラ、サフランクリームのカンパーニュタルティーヌ (パン生地と食べるサーモンがなかなか美味)

 

分不相応な贅沢朝食からスタートした東京での休日。

さらに、次回「空倶楽部」編 へと続く。


さて、冬晴れの陽ざしの中でこの曲を連想した。

スタンダード・ナンバー 「明るい街角で On the Sunny Side Street」をシンディ・ローパーのバージョンで。

Cyndi Lauper   On the Sunny Side of the Street

アップテンポで元気なアレンジが、底抜けに明るくておきゃんな彼女のイメージにぴったりだと思った。

 

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師走、東京そぞろ歩きの巻

2016-12-25 | 郷愁的東京

12月のとある週末。

天候にも恵まれて、クリスマス気分満載の東京をそぞろ歩いた。

プライベートで過ごす東京は、圧倒的に冬の日が多い。

年末年始など、仕事に影響されない日程が取りやすいこともあるのだが、

この時期、じめじめした北陸に比べ、

からっとした冬晴れが多い都会の街並みへのあこがれがいちばんの理由だ。

時折り、身を切るようなからっ風も吹くが、

それも、散歩で火照った体にはかえってここちよい。

ともあれ、東京そぞろ歩き、冬の街角を感じていただけたなら幸い。

 

表参道、青山界隈。

表参道も青山通り方向に向かう歩道、とりわけ表参道ヒルズ付近はたいへんな人だかり。

もともと人通りの多い場所だったが、今回感じたのは外国人の多さ。

日本でありながら、アウェー感の強さは六本木なみか。

そんな表参道にあって、比較的穴場は、表参道ヒルズからみて表参道を挟んだ向かいにあるカフェ。

 

裏通りまで行列が絶えない表参道にあって、

オープンな雰囲気でゆっくりとティーブレイクを楽しむことができた。

 

代々木界隈。

 

地下鉄、代々木公園駅と小田急、代々木八幡駅にほど近い商店街にあるベーカリー。

イートインのスペースもあるが間口は2間程度の小さな店。

それでも、この近くに住む長男の話によると、都内屈指の有名店なんだとか。

いくつかオススメのパンを食べてみたが、確かにおいしい。

 

新宿副都心界隈で。

副都心...、そう書いたものの今でもそう呼ぶのだろうか?

日本の高層ビル発祥の地で、都庁こそあるが、

住友ビルや三井ビル界隈は以前に比べると、ずいぶんと寂れた感じを受ける。

一方、比較的新しい(といっても築後20年とのこと)高層オフィスビルの中、某ナショナルブランドホテルの一画。

 

 

デリカテッセンながら、このアートさ。

土産目的に立ち寄ったものの、買い物そっちのけで、

アートや瀟洒な店先に惹かれた次第。

 

最後に、いかにもこの季節、というディスプレイを。

 

このそぞろ歩き、長くなりそうなので、

しばらく続く。

 


さて、折にふれての選曲は時節がらクリスマスソング。

カナダが生んだロックの大御所、ブライアン・アダムスの「クリスマス・タイム」

ブライアン・アダムスはベスト盤でよく聴いたが、

その中にこの曲は収録されていなかった。

クリスマスソングだから、ということだろうか、名曲だと思うが...。

christmas time   Bryan Adams

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早いもので...今年もあとわずか

2016-12-23 | 折にふれて

今年もあとわずか...。

年を負うごとに過ぎる時間の早さを痛感する。

もっとも、この感覚は私だけではなく人類共通のものであるらしく、

ウソかホントか、それを裏づける理論もあるのだそうだ。

出張の際、機内誌で読んだ話で、作家の浅田次郎氏が紹介していたものだが、

フランスの心理学者、ピエール・ジャネの学説で、

「人生の一時期における時間の心理的な長さは、年齢に反比例する」というものだ。

たとえば、十歳の少年の一年は人生の十分の一だが、

六十歳の一年は人生の六十分の一にしか過ぎないから、心理的に短く感じられる。

ということなのだ。

なるほど。

 

記事とはなんの関係もないが、なんとなく師走を感じた風景を。

金沢を一望する高台、大乗寺公園から...


人生の応援歌ともいえる「あの鐘を鳴らすのはあなた」

年を負うごとに、その歌詞とともに曲への思い入れが強くなる。

和田アキ子の代表作であるが、名作ゆえにカバーも多い。

その中で、パワフルな歌唱力でもってオリジナルをも凌駕するのではないかと思うのがこのバージョン。

 

あの鐘を鳴らすのはあなた  朱里エイコ  

 

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小春日和、とりとめもない空の話  By空倶楽部

2016-12-19 | 語りかける街

久々、東京での余暇を過ごした週末の午後。

高層ビルから眺めた冬晴れの空。

 

高層ビルの谷間で仕事をすることが多いので、

東京の空は狭くなったとついついつぼやいてしまうが、

こうして眺めると高層ビルが林立するエリアは、

港区、中央区、千代田区に集中しているとあらためて気づく。

そんなどうでもよいことを考えつつ、手前に目を移すと...

神宮の森には建設工事用に配置された重機が見える。

「いろいろ大騒ぎしたけど、いよいよ始まるらしい...」

先週だったか、新国立競技場の起工式が話題となったことを思い出した。

そんな見覚えのある景色や、知っている建物の名前をつぶやきながら、

頭の中に、高層ビルの足元に広がる地図をひとり描いていた。

小春日和。

少し遅めのランチとともに東京の空を眺めたときのとりとめもない話。


 

すこし陽が翳りはじめたビル街を眺めていて

ふと思いついた曲が...

 

    ジョー山中 - 人間の証明のテーマ

 

 

「9」のつく日は空倶楽部の日   

詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで

 

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かのん、久々

2016-12-12 | 愛犬生活

久々のかのんネタ。

まずは、1歳になって落ちついた姿...。

 

 

ただし、それもお気に入りのマカロニボールを見つけたとたん豹変。

 

家内が投げたマカロニボールを追っかけて...。 

       

              

                     

                            

                                うわーッ!

 

 


今日の金沢の最低気温は0℃。

時節がら...

「木枯らしの少女」 ビヨルン&ベニー

Björn & Benny  - She's My Kind Of Girl 

スウェーデンのデュオのスマッシュヒット。

というか、かなりマニアックな曲だが、

後にこの二人、それぞれの奥さんを誘って、かの世界的コーラスグループ(?)を結成。 

つまり、ABBAとなった次第。

 

 

 

 

 

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湖北、寒い空 By空倶楽部

2016-12-09 | 空倶楽部

ここ数年は暖冬が続いている金沢。

今年の冬は寒いとの予報だが、

いまだ初雪は観測されず、

12月に入ったとはいえ、穏やかな日が続いている。

 

さて、今月の空倶楽部。

お題は「寒そうな空」だが、今の金沢ではそれも望めそうにない。

北国にいてこのお題をクリアできないのも面目が立たず、

それで思いついたのが琵琶湖の空だった。

琵琶湖というと、なんとなく暖かな気候に包まれているという印象が強いのだが、

この時期、比良山系を越えてくる風は冷たく、湖北では北陸同様に大雪も降らす。

その風が琵琶湖を渡ることでさらに冷やされ、

たとえ陽が射していても、その冷たさは身を切るように容赦ない。

 

ここは湖北、長浜市の水鳥ステーション付近。

その名の通り、様々な野鳥を観察できる場所で、

この時期は、越冬組も含めてその種類は多彩だ。

また、竹生島を間近に眺めることもできて、

冬至の頃は、夕陽が竹生島にからむ絶妙の風景となる。

天候の悪い日が続くのが難点ではあるが、

それを差し引いても、琵琶湖撮影の好スポットとしておすすめするところだ。

 

ところで、当の本人。

エラそうなことを書いたものの、

天気との折り合いがつかず、

その絶妙の風景にいまだ出会えていない...。


折にふれての選曲。

「悲しき天使」 メリー・ホプキン

極めて個人的な感覚で恐縮だが、木枯らしが吹くとなぜかこの曲が聴きたくなる。

Mary Hopkin - Those were the days

 

「9」のつく日は空倶楽部の日   

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紅葉名所 鶏足寺(滋賀・木之本)

2016-12-01 | 近江憧憬

前回に引き続き湖北から。

厚い霧が晴れない余呉での撮影を早々に切りあげた後、ぜひ行ってみたい場所があった。

といっても、紅葉の名所というだけで、

地名は知らず、漠然と木之本付近にあるらしい…程度のいい加減な場所。

それで、「ぜひ行ってみたい」とはおこがましい話だが、

偶然にも、北陸自動車道木之本インター出口で、「鶏足寺はこちら」という臨時案内看板を見つけ、

「ここに違いない」と決めつけて向かった次第だ。

途中、さらにいくつかの案内看板を手掛かりに

滋賀県外ナンバーの車列について走ること約10分、

鶏足寺の臨時駐車場にたどり着くことができた。

朝、九時前にもかかわらず、すでに満車状態。

それでも、ぎりぎり待つことなく駐車することができたのは幸運だった。

そこから徒歩で20分程度、田んぼや茶畑を横目に畦道をのんびりと歩き、たどり着いた場所がここ。

紅葉が顔色に映りこむのではないかと思うほど、辺り一面が染まっている。

地元の方によると、この時期、マスコミにとりあげられることが多く、(前夜のニュースステーションでも報道されたらしい)

そのせいもあって、毎年観光客が増えるのだとか。

天候に恵まれたこともあったのか、人出の多さに驚く。

しかも、ついつい「人里離れた」などと表現したくなる場所に、なんと中国人の団体が殺到していたことにさらに仰天。

ひょっとして、ここを知らなかったのは私だけ...?!

さて鶏足寺。

もとは飯福寺といい、奈良時代に創建されたというからたいへんな古刹。 

湖北仏教文化の中心的存在として、おおいに栄え、浅井家、豊臣家の庇護も受けていたらしいが、

人里離れた立地から次第に衰退し、昭和の初めに本堂が焼失したことから、現在は廃寺となっているとのことだ。

その鶏足寺が脚光を浴びるのが、紅葉シーズンの半月あまり。

木々を見上げると、今シーズンのピークは過ぎた感もあるが、

地面を覆う見事な紅葉は、あとわずかだけ見頃が続くとのことだった。

 

数年前から、紅葉時期は立ち入り禁止となっているという参道。

紅葉名所のシンボル的な場所とのことだが、

ここに限らず、紅葉の美しさを維持するため、

この時期、地元ボランティアの方々はたいへんなご苦労をされているのだと感じた。

 

ところで。

ネットで調べたら周辺案内図が出てきた。ぜひご参考いただきたい。

古橋周辺案内図(鶏足寺付近)

...おや?!

案内図に「オトチの洞穴」とあり、三成がかくまわれていた場所だと記してある。

関ヶ原の戦いに敗れた石田三成は伊吹山中で捕縛されたと記憶していたが、

ここも吹山系?

いずれにしても、とても興味深い。

先に調べておくべきだった。

 

最後にもういちど紅葉の絨毯を。

このふかふかの感触が伝わったなら幸い。


さわやかさを感じる曲をと思いつつ、折にふれての選曲。

mixi時代からコメントをくださる「友人」に教えていただいたサイモン&ガーファンクルのデビューアルバム「水曜の朝、午前3時」から。

彼らの楽曲として最もポピュラーな「サウンド・オブ・サイレンス」だが、

「どこか雰囲気が違う」そう気づく方も多いかもしれない。

Simon & Garfunkel - Sounds of Silence

よく耳にするバージョンは、映画「卒業」の主題曲にもなったものでストリングス等でアレンジされたもの。

それに対して、こちらはいたってシンプル。

アルバム発売当時はほとんどヒットしなかったというが、

あらためて聴いてみると、そのシンプルさがかえって心に沁みる。

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