折にふれて

季節の話題、写真など…。
音楽とともに、折にふれてあれこれ。

「四番、キャッチャー ・・・」

2024-05-29 | 折にふれて

「公式戦に出るから応援に来て!」

長女からせがまれて孫Hの野球観戦へと出かけた。

 

Hが学童野球チームに入って3年。

ダブダブのユニフォームにやたらと大きいヘルメットとグラブ。

そんなHの印象しかなかったのだが、子供にとって3年間の成長は大きかった。

「四番、キャッチャー。H君」とのコールの後、

打席には見違えるばかりに凛々しい野球少年が立っていた。

    

そして、キャッチャーと言えば守備の要。

    

先輩の見様見真似もあるのだろうが、中々に堂々としたものだ。

そして、そのプレーの一端をご披露。

当たったら、軽く外野まで飛ぶぞ、とばかりのスイングで三振。

長女に言わせると、いいところを見せようとして大振りになったのだとか。

    

さらに、守備面では。

ボールがバットに当たるたびにヘルメットとマスクを後方に跳ね上げてボールの行方を追う。

また、大きく逸れたボールは体を使って止める

監督やコーチの指導のお陰だろうが、その鍛えられ方は頼もしく目に映る。

    

そんな攻守を目を細めて眺めていたのだが、さて、その結果は...。

先行は許したものの、8対1で4回コールド勝ち。お見事。

そして、最後の整列を終えてスタンドへと駆け寄る子供たちは満面の笑顔。

そのあどけなさが残る表情にまた目を細めていた次第だ。

    

それにしてもだ。

ひときわ目立つ坊主頭。

これまた長女に言わせると「何かプレースタイルとか、こだわりがあるみたい」

なのだそうだ。まだ4年生なのに!?

 

※空倶楽部はお休みします。

Comments (14)

それぞれの5月5日 その2 By空俱楽部

2024-05-19 | 三国港 エッセル堤

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


おっと! 思わず忘れるところだった。

今回の空倶楽部も前回の「それそれの5月5日」別バージョンで参加。

 

 

Comments (2)

それぞれの5月5日 By空俱楽部

2024-05-09 | 三国港 エッセル堤

「9」のつく日は空倶楽部の日。

     ※詳しくは、発起人 かず某さん chacha○さん まで


空倶楽部、5月のお題は「5月5日の空」。

どこでどんな空を撮ろうか、前日まで特に考えていなかったが、

3日間続いた晴天が5日の夕刻から崩れ始めると知って

それなら海で大きな空を撮ろうと思い立った。

というのも、天気の変わり目には雲が赤く染まりながら次々と変化するなど

躍動感あふれる空が現れることが多いからだ。

そんな空を広角レンズで撮ろうと、陽が傾く頃を目がけ三国港エッセル堤へ向かったのだが...。

堤には高い金網が張り巡らされ、その中には重機も置かれている。

昨年秋の高波で堤の一部が倒壊したのだが、その復旧工事が始まったのだ。

砂浜から海に向かって大きな弧を描いて伸びるエッセル堤と

その上に広がるドラマチックな空を当てにしていたのだが

これでは風景にならない。

「それなら!」と港の対岸に渡り、海に沈む夕日を望遠レンズで狙うことにしたのだが...。

これまた目論見が外れた。水平線近くに厚い雲が張り出し、せっかくの落陽を包み込んでいたからだ。

「今日は運がなかったか」と三脚を撤収しようとしたのだが、すぐに手を止めた。

テレ端にした望遠レンズに映し出される釣り人たちの姿に目を見張ったのだが、

思いそれぞれの人たちの姿がオレンジ色の空を背景に

まるで影絵物語のように見えたのだ。

 

家に戻ってからのこと。

後処理で暗い人影の明度を持ち上げて見たところ

釣り人たちが群像劇でも見るように生き生きと現れた。

そのとき、「そうだ、それぞれの5月5日を楽しむこの人たちを主題にしよう」と思いついたのだ。


自宅から三国港までは車で片道1時間半の道のり。

その帰り道。夕焼け空の余韻を思い返しながらこの人の歌声を沁々と聴いていた。

 
James Taylor - Fire and Rain

 

 

 

 

 

 

Comments (6)

2024金沢・春 ④ 世界で最も美しい駅

2024-05-06 | 抒情的金沢

金沢駅。

鉄とガラスの大屋根が『もてなしドーム』そして、その先の木造モニュメントが『鼓門』だ。

 

この駅舎ができた当時、「なんだこれは?!」といった金沢市民感情だったが

アメリカの旅行情報誌の企画で「世界で最も美しい駅・14選」の6位に選ばれたと報道されるや否や

その反応は「やっぱり!」となり、今や市民の誰もがこの駅を自慢に思っている。

そして、その鼓門を下から眺めて見たのだが...

複雑な構造と建築意匠性はともかく

本音のところでは未だに「なんだこれは?」なのである。

ところで、今回も鼓門が撮影会の起点。

「鼓門の下で待ってます!」とメンバーにLINEしたものの観光客でいっぱい。

「駅を背にして右側の足の下」とか、具体的な待ち合わせ場所を

指定することをオススメする。

 

 

 

 

 

 

Comments (4)