じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

第104回夏の全国高等学校野球選手権大会3回戦まで展望

2022-08-03 22:01:21 | 高校野球
※明秀日立が中心 他の3校は投手力で対抗
 投打のバランスとスケール感で勝る明秀日立が優位も初戦の相手鹿児島実の左腕赤崎投手も好投手 ロースコアの接戦に持ち込む力はある 仙台育英も高橋投手や古川投手等分厚い投手陣を誇り個々の力強さでも明秀日立に負けていない。鳥取商は岩崎投手中心にロースコア勝負に持ち込みたい


※九州国際大付がやや優位も不気味な明徳義塾 さらには打の高松商も
 攻守のバランスと力強さで九州国際大付がやや優位も初戦の相手明徳義塾も戦力では負けておらず加えて試合巧者とくるだけに予断を許さない。この勝者を迎え撃つことになる高松商も強打者浅野選手を中心に打線は力強い。佐久長聖との初戦は点の取り合いか


※投手力で下関国際 富島とみるも混戦
 富島の本格派右腕日高投手はMAX140後半を誇る屈指の好投手 これに対して下関国際はチームとしての投手力で対抗。有田工ー浜田は経験値で有田工がやや優位か


※智弁和歌山が優位
 2連覇を目指す同校が優位。投打共に力強い。初戦の相手は日大三島ー国学院栃木の勝者 得点力は國栃かも日大三島も経験値では勝る。九州学院ー帝京五は帝京五が点取りゲームに持ち込めるかかと思われる


※愛工大名電ー星稜の勝者が中心か
 優勝候補同士が初戦から激突 夏にふさわしい力勝負が期待できる。左腕有馬投手擁する名電が守備が乱れなければ優位に試合を進められるかと思われる。迎え撃つ京都国際は左腕森下投手などチームとしての投手力は屈指 初戦の相手一関学院としてはロースコアの展開に持ち込みたい。明豊ー樹徳は打撃戦が予想される。八戸学院光星も打力が高いが創志学園も個々の力強さなら負けていない。


※近江ー鳴門に天理 さらには海星等激戦
 近江ー鳴門も1回戦屈指の好カード 鳴門の打力が上がっていればがっぷり四つかと思われる。天理も投打に力強い。初戦の相手山梨学院大付は好右腕榎谷投手を中心にロースコア勝負に持ち込みたい。海星も派手さはないが投打に力強い。対する日本文理の本格派右腕田中投手もロースコア勝負に持ち込む力はある。鶴岡東ー盈進は得点力に勝る鶴岡東がやや優位か


※名門ばかりの混戦ブロック
 興南ー市立船橋の勝者と三重あたりが投打にバランスがとれていそうだがこのゾーンを勝ち抜く決め手があるとまでは言えないかと思われる。三重の初戦の相手横浜の左腕杉山投手の力量は高く投手戦に持ち込めば同校の個々の力強さが活きることも十分に考えられる。日大三ー聖光学院は打撃戦か。日大三打線はかつてのスケール感はないがそれを補うしぶとさがある。敦賀気比ー高岡商は高岡商が打撃戦に持ち込めるかが焦点かと思われる


※大阪桐蔭を取り巻く伏兵達 最激戦区の香りも
 大阪桐蔭以外に前評判の高い学校は見当たらないため同校はクジに恵まれた という論評をする人もいるかもだがとんでもない話である。総合力+決め手になる投手がいるという点で同校が中心となることに違いはないが初戦の相手旭川大高の右腕池田投手の力量は高くセンバツに出場したクラーク国際の投手陣を攻略した打線も侮れない力があると見る。2回戦で対戦する可能性のある能代松陽の打線もしぶとい。右腕三浦投手も伸びのあるストレート投げる。対する聖望学園は県大会決勝でセンバツベスト4の浦和学院に競り勝っており侮れない。さらには3回戦であたる可能性のある札幌大谷は初出場ながら本格派左腕森谷投手のストレートは力強く道大会決勝で知内の好投手を攻略した打線もスケール感がある。初戦の相手二松学舎大付もセンバツのときより攻守にビルドアップされており上位進出の力はある。県岐阜商ー社は投打のバランスでは県岐阜商だが野手の力強さでは社に分があるかと思われ予断を許さない。抜き差しならない学校ばかりのこのゾーンは最激戦区となる可能性を秘めているかと思われる。