じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

9月25日 履正社

2016-09-25 19:48:24 | 高校野球

※投手

生駒ボーイズ出身の本格派右腕竹田が先発。強豪校のエースとして十分な威力あるストレート投げてました。3回無失点。試合前の遠投でも相手の胸元へ低い送球で投げ込むことができており、制球も十分なものと思われます。4回から背番号11の右腕田中が登板。2イニング無失点。伸びのあるストレート投げてました
 
※打線
見るからによく打ちそうな打線です。
 
※グランドに入って同校の選手たちを見てパッと感じた印象は、とにかくでかくて強そうな選手が多いな、っというものでした。新チームの履正社も、夏型、かと思われます。旧チーム以上のスケール感がありました。
 

9月25日オール枚方 大東畷 交野ボーイズ 都島ボーイズ

2016-09-25 08:29:03 |  中学野球

※オール枚方

 1左池田ゆうま右左2:細身。肩良く動き鋭い。打っても手首柔らかく振りそのものも強い。

2中森田右左25:小柄。手首返し強いスイング。

3一畠中右左20:小柄もガッチリしていてお尻から下が骨太なだけでなく上半身にも厚みがあった。強く振れて尚且つ柔らかくさばくこともできる。

5二捕吉田右左29:華奢。シュアなバッティング。

7投近藤右左13:長身細身。スリークオーター右腕、サイド気味。決めに行くストレートには伸び、キレがあった。

8捕鈴木右右15:華奢。強肩、2塁へノーステップで鋭い送球。

9遊武田右左17:華奢。シュアなバッティング。守っては特に上体の強さと柔らかさを見せる。

 

※大東畷

 1遊武川右右15:長身細身大柄。スイング鋭い。振りが強い。

2左清水右左5:細身。隙逃さぬ走塁。スイング速いだけでなく、シュアなバッティングもできる。

3投高島右右13:長身細身のオーバーハンド右腕。制球良く丁寧に投げる。大きく山なりに曲がる変化球はカウント球としても決め球としても有効。打っても強く振れる。打者向きかも?と、私的には思いました。

4捕西川右右7:長身細身大柄。送球モーション速い。

5右岡内右右3:長身細身大柄。肩良い。打っても振りが強く強打者特有のたか~く上がるフライを打つことができる。

7一中右右2:脇をしっかり締めて振れる。振りが強い。

9二西尾右右4:守備動作に切れあり。打球への反応も速い。俊足。この選手が相手投手の威力あるストレートに差し込まれながらも振り切ってライト前にしぶとく落としたヒットが値千金の勝ち越しタイムリーをよび、この選手が勝ち越しのホームを踏んだ。

 

※交野ボーイズ

3遊玉川右右6:長身細身。シュアなバッティング。守っては三遊間への打球でもうまく体を打球の正面にもってくる。打球への反応も速い。

4捕奥田右右2:強肩、モーション速い。

1二島右左4:細身。守備動作軽快。打ってもしっかり振れる。

8投平峯右右10:短いイニングながら良い球投げてました。オーバーハンド右腕。

 

※都島ボーイズ

5三松下右右5:捕球から送球モーション速い。

3番打者背番号9の右打ち:名前分かりませんでしたが小柄も俊足でした。

 

以上です。


9月23日大阪桐蔭、関大北陽

2016-09-24 21:02:05 | 高校野球

※投手
大阪桐蔭:徳山君完投8回1失点。とにかく大事に投げてる感じでした。
関大北陽:背番号10の細身のオーバーハンド左腕佐藤君が先発3失点で4回途中で降板。ストレートの球筋と変化球も含めて制球はまずまず。課題は変化球の切れを磨くことかと思われます。リリーフは背番号11の小柄だががっしり感のあるオーバーハンド左腕の1年生久保君が登場。佐藤君と大体似たような印象。なかなかキレのあるストレート投げてました。試合前になかなか正確な遠投を見せていたのもこの投手だったように思います。

※打線
大阪桐蔭:相手投手陣は及第点の球は投げていましたので、そういうレベルの投手を攻略できたことはよかったと思います。
関大北陽:徳山君にほぼほぼ抑え込まれましたが、旧チームより得点力はありそうな打線にも見えました。6番の右投げ左打ちの岩井君のバッティングが印象に残りました。後、5番の左打者辻崎君も体格など、打席で雰囲気あってみえました。

※大阪桐蔭
徳山君の所でも触れましたが、とにかく大事に大事に試合を進めてるように見えました。たとえば、1点献上した場面、1死満塁で詰まったショートゴロ。見たところホームは難しいが2封はきわどいと言えばきわどいも大阪桐蔭の守備力をもってすれば刺せそうに見えましたが、ショート泉口君は手堅くファーストへ送球。判断の良し悪しの問題ではなくそれだけこの試合を大事に大事に捉えていたということかと推察しています。夏に負けた相手だったからこういう風になったのかなと推察しています。試合展開はスコアだけ見ればがっぷりよつに組み合うも大阪桐蔭がじわりじわりと押し込み、相手の心身のスタミナが消耗しきったところで一気にたたみかけたってなスコア展開になりましたが、夏負けてなければ、6回で5-1ではなく3回くらいで5-1なってそのまま電車道で5回で終わらせたか、試合がこう着してそのままに近いスコアで終わったか北陽に詰められ大阪桐蔭が再び突き放すかみたいな展開になったのかなと思いながら見てました。機動力は山本君の脚力を活かした走塁が光りました。
※関大北陽
 守備はサードの飯田君が地肩の強さや一歩目の速さなどよかったです。抑え込まれた打線については徳山君をほめるべき要素の方が強い感もあり、旧チームより投打にバランスがとれている。かもしれないとも感じただけに、守備力が上がれば、一冬超えて大阪桐蔭とももっといい勝負ができるチームになる可能性を秘めていると思います。


9月19日 四条畷 上宮太子

2016-09-19 08:50:40 | 高校野球

※投手

四条畷:先発は右サイドの背番号11.軟投派。強豪私学相手の奇策的な投手起用と推察します。3回1失点で降板、エース中村君が登板。先週同様、なかなかいい球投げてましたが6回4失点。総じて見れば奇をてらって見えた投手起用は一定の効果は出した格好。
上宮太子:エースは体型は至って普通のオーバーハンド右腕。強豪私学のエースとして十分と言いたいくらいの及第点の球投げてました。ストレートは球筋だけでなく球威、重たさも十分感じましたし、抜き球もストレートと同じ腕の振りで投げられるため緩急も有効。制球も良い。この日は序盤は力でねじ伏せ中盤以降は抜き気味で投げてるように見えました。多分森田君と思いますが違う可能性も。この投手から6回6得点の箕面学園の打線が良いのかもですね。ベース付近から縦割れする感じのがあれば、より投球の幅が広がると思います。背番号10は丸岡君という投手らしく右のオーバーハンドで箕面学園戦ではこの投手がリリーフして抑えたとかです。
 
※打線
四条畷:先日見たときから大きく印象変わりませんが、3番センター推定伊豫君右左8,旧チームからのレギュラーの選手の力と巧さを併せ持ったスイングは印象に残りました。
上宮太子:背番号9の5番打者の左打ちや4番あたりはまずまず力強かったです。特別爆発力は感じませんでしたが、強豪私学として及第点の打線であると思います。
 
四条畷:課題は得点力。打力そのものを上げるというよりは、ベンチワークの精度を上げていくほうが得点力アップへの近道なのかもですね。ディフェンスはエース中村君中心にやれます。やはりファーストの加藤君の守備はよいです。体の柔らかさが半端ないです。
上宮太子:守備はライトの一歩目の速さとショートの巧さが印象に残りました。ショートは下級生と推察してますが実際は?決め手になるものは感じませんでしたが、強豪私学らしく投打にバランスはとれていると思います。近大付属との明確な差は感じません。もし近大付属とあたれば、森田君と思われるエース右腕が、完投して3点以内に抑えることができるかどうかが鍵かと感じました。

9月17日 大阪桐蔭女子 星翔 大商学園 大阪桐蔭男子 近大付属  京都橘 久御山

2016-09-17 08:21:05 | 高校サッカー

※守備

大阪桐蔭女子:GKはこれまで見た選手と違う選手。落ち着いて守り、堅実にプレーしていたと思います。後半、前に出るべきところを過度に慎重になったのかゴール前で構えてしまい、ポストに救われた場面があり、代役のGKの影響が良くも悪くも出ていたように思います。一方で全体的には安定感がありましたので。どうやら正GKが怪我してるよう。見てると、代役、という意識があるように見え、自分が正GK!という意識を前に出すと、この日も良かったですが、もっと良くなるのかもですね。両SBとは呼吸が合ってた一方、CBとの呼吸が合ってない場面がありましたので、GKと両SBは下級生、CBのうち少なくともどちらか一人は上級生だったのかもですね。チーム全体で観ても、特に序盤、ルーズボールをしっかり拾えており、よかったと思います。右サイドの連携に、やや課題が残ったかも知れません。左サイドがコーナーを与えすぎてるのも気になりました。両サイドの守備に課題が残ったのかもですね。

星翔:序盤はブロックを引いていたためかルーズボールを拾えずなかなかゲームを支配できず。前半途中から全体を前がかりにしたことが功を奏してみえましたが先制点献上の場面はそこからカウンターをくらったもの。2失点目はFKから相手の虚を突く攻撃に対応できなかったことによるもの。攻めているときのリスクマネジメントと次の予測に基づくケアに課題が残ったと思います。

大商学園女子:ほとんど相手に攻め手を与えず、危なげなく守っていたと思います。

大阪桐蔭男子:この日もCBなどよく相手ボールを奪ってましたが、CBが奪えなかったときのケアと、先制点献上の場面はGKがサイドまで飛び出さざるをえなくなった事によるもので、攻め込んだときのサイドのケアにも課題が残ったと思います。

近大付属:あまり前からプレスにはこず、どちらかと言えば引いてブロックを作っている感じでした。

京都橘:激しくぶつかっていってましたが、ややもするとそれが雑さにつながってしまい、この日は激しさが悪い方に出ていたと思います。

 

※攻撃

大阪桐蔭女子:下級生らしきGKは攻撃でもパスサッカーの起点になることができてましたし、状況判断も良かったです。両SBとの連携がよかったのが理由の一つと思います。序盤は引いてブロックを作る相手にパスがつなげていましたが、相手が前がかりになると高い位置でボールを奪われる場面が目立つ。グランドをワイドに使ったパスワークには課題が残って見えましたが、女子選手にそこまでのキック力と精度を求めるのは酷なのかもですね。先制点は攻め込まれている時間帯にCBからかと思われるロングボールに反応したFWが反応して裏へ抜けだしたことによるもの。攻め込まれている時に攻撃のことを考えることができていたCBが光りました。一方でゴールそのものは手数がかかりすぎており、決定的な先制点のチャンスを逃すことになりかねず、危なっかしかったです。全体的にシュートチャンスで慎重になりすぎる場面が目立ったのは課題として残ったと思います。2点目は右45度あたりからのFKで左MF7が左足でゴールめがけてグランダーに蹴ったのにFW17のインターハイ予選でも目立ってた選手とボランチ8だったか右MF18だったかのいずれも1年生と思われる2人が走り込んでのもの。これはなかなか素晴らしいゴールでした。普段から練習でもやってる事のように見えました。キックの精度も、それに対する前線の反応もよかったと思います。

星翔:相手に主導権を握られる時間が多く、攻撃はどうしてもカウンターになりがちでしたが、各選手のシュートの意識は高く、精度も高かったです。シュートチャンスで迷いなく蹴れていたと思います。

大阪桐蔭男子:この日もGK稲垣君1のキックの精度の高さが光りました。一方、この日も前線でのシュートに対する決断力には課題が残りましたが、その中で神埼君右MF8,途中からFWのキーパーに対しても最後まで貪欲に向かっていく姿が印象に残りました。

近大付属:何がどうっていうのはないのですが、春先に見たときよりずいぶんと鋭さが増して見えてよかったです。

京都橘:これまで見たとき同様、この日も激しく前に出てぶつかっていくサッカーを展開。この日は特に、それが効果てきめんでした。

 

大阪桐蔭女子:最終節を待たずして全国大会への最終関門である関西大会出場決定。これまでから目に見えてチーム力が上がっているようにはみえませんが、選手層の分厚さは感じられるようになってると思います。主力が抜けてもチームとしてのサッカーの質を保つことができていると思います。左MF7のキックの精度の高さ、FW、途中からボランチの8のプレー、右MF18や後、控えですが終盤出場しダメ押しとなる3点目をヘッドで決めた右MF14の動きの鋭さ、キレがハーフタイムの時の練習を見て印象に。14番はみるかぎり上級生に見えました。8はインターハイ予選の時の18に見えましたが合ってるかどうかは?

星翔:何年か前に大阪桐蔭だったか大商学園だったかに勝った学校と記憶してますが、同校のサッカーを見るのは初めて。0-3で負けて関西大会への進出はなりませんでしたが、FW9をはじめとしてフィジカルの強さを感じる選手が多く、トーナメントで強豪追手門学院を破ったのも頷けるサッカーをしていたと思います。

大商学園:インターハイ予選チャンピオンの大阪学芸に完勝。旧チームほどの圧倒的な強さは感じませんが、混戦模様だった今年の大阪で、ここにきて、やはり一歩抜け出た存在になりつつあると、見てて感じました。

大阪桐蔭男子:8月からのリーグ再開後どことやっても五分の勝負が続いていますが、これはパスサッカーの質の高さと決定力という課題を結果と数字で表しているということかと推察します。

近大付属:4月に大阪桐蔭に完敗喫した時以来の観戦でしたが、その時より随分迫力が増して見え、それが4月に大敗の相手に引き分けという結果につながったのだと思います。冬の選手権予選では勝ち進めば履正社と準々決勝であたる可能性が高いですが、勝つチャンスがあるとこまでは、仕上がってきていると思います。

京都橘:17歳ながらU19日本代表に選ばれている岩崎君FW7はこの日もプリンスリーグレベルでは別格の動き。胸板など体全体の分厚さ太さからして他の選手とは全然違う。シュートスペース見つければ逃さず躊躇せず打ち抜く瞬時の決断力も素晴らしい。そして、これがチーム全体に浸透しており、どの選手もトップスピードの中でも精度の高いシュートを打ち抜くことができる。ただ、この日は一方で決定的なのを外してしまう場面も。ボール持てばこのレベルでの戦いでは犬死にすることがないに等しい岩崎君が将来、日本代表の主力、そして海外のトップレベルで輝ける選手になれるかどうかは、精度の高さを今以上に高い確率で1試合、継続して維持できるかどうか、なのかも知れませんね。

 

以上です。この日を最後にプリンスリーグは再び中断。国体を経て、いよいよ冬の選手権予選突入。プリンスリーグ再開はそれが終わってから。