じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

9月27日 大体大浪商 大阪偕星 

2015-09-27 21:20:09 | 高校野球

※投手

大体大浪商

夏の大阪府予選準優勝右腕西田君初めて見ました。本格派で球速そのものも感じさせる力強い直球投げますね。先頭打者に初球いきなり膝元いくなどマウンド度胸も十分。セットになると途端にボールが乱れてましたが今日みたいな感じで夏準Vになれるとも考えにくく今日はあまり調子よくなかったのかも。

大阪偕星

本来ショートの的場君、外中心に丁寧に投げていたとは思いました。 

※打線

大体大浪商

派手さはないがしぶといという意味で力強さも感じさせる打線。1番ライト田村右右9はセンターへの打球がよく伸び大阪桐蔭永廣を彷彿させる。上位は力強く下位も7番ショート岩崎右右6は1,2番打たせてもいいくらいの打撃能力を感じましたし8番捕手山本一右右2は捕手ながら足が光りました。

大阪偕星:ドカベンの3番ファースト岸右右2、4番投手的場右右6など、旧チームからのメンバー中心の上位を軸に、打力はあると感じました。

※総

大体大浪商

ショート岩崎ら三遊間はうまくて手堅そう。岩崎は捕ってから投げるまでの動作が速く動きにキレがありました。外野はライト田村の守備範囲の広さが印象に。山本一だけでなくチーム全体として走塁意識が高く、機動力も十分に感じました。近畿からセンバツへの力は十分に感じましたし、1位で近畿の可能性もあると思います。

大阪偕星

 途中出場の加藤捕手右右15が出たとたんに的場のスライダーが決まり出す。肩など課題はあるものの、リードか構え方か分かりませんが、それだけ投手が投げやすい何かいいものがあるのでしょうね。チームとしては、投手力を上げることが出来れば、2年連続の夏の可能性も出てくるかと思いました。

以上です。


9月23日 大阪桐蔭 大阪学院

2015-09-25 21:10:06 | 高校野球

※投手

大阪桐蔭:エース左腕高山が秋季大会初先発。課題はコントロールと立ち上がりか。ボールそのものは回を追うごとに走ってましたし、変化球のキレも同様。4,5回と前の試合で先発した岩本が締める。

大阪学院:先発したエース右腕は小柄ながら球威、変化球のキレともにまずまず。背番号13の左腕も同様だったかと思います。

 

※野手

大阪桐蔭:この日もよく打ちましたが、中でも1番中山、4番三井が難しいボールをうまくさばいてました。守備は永廣、中山の二遊間の動きがよく、ファーストの古寺も難しい送球をうまく捕っており、内野締まってました。

大阪学院:1番ショートの右打者の攻守が印象に残りました。

 

はなはだ簡単ですが以上です。


9月22日 大商学園 大阪桐蔭

2015-09-22 10:02:33 | 高校サッカー

※大商学園

攻撃のプラン、個々のキックの力強さなどで相手より勝り2-0で勝利。攻撃ではボールをもった選手だけでなくそれ以外の選手も含めて皆、次のプレーに対するイメージができているように見えましたため、攻撃に連動性、継続性が感じられました。個々のキックの力強さは、男子並みとまでは言えないまでも、そうも言いたくもなるレベルであったように思います。攻撃はつながっているものの前線の決定力がどうかと見ていたら前半の内に選手交代やポジションチェンジで前半の内に2トップ二人とも代える。これが功を奏し後半の先制点につながったと思いました。インターハイ準優勝で決勝でも日ノ本学園をPKまで追い詰める。男子と女子の違いはあるとはいえ、インターハイ準優勝で初戦を観ることが出来た市立船橋と同じような雰囲気めいたものを感じました。大商学園と言えばゴールキックは単純なパントキックのイメージでしたし、インターハイ予選の時も同様のイメージでしたが、今日見るとキーパーからのつなぎという点でも随分進歩の跡が見えました。

※大阪桐蔭

ボールをもった選手が次のイメージがないままに突っかかってるように見えました。これではいくらドリブルで突破してもいずれ行き止まりになり、相手にボールを取られます。ですが全体的にはいいサッカーができていたと思います。前半は全国準優勝校相手にがっぷり四つでしたし、前半で相手に2枚もの交代カードを切らせただけでも、インターハイ予選の時より進歩し、相手との差を少しではありますが埋めたと言っていいと思いました。敗因は相手の前線のテコ入れに対応できなかったことと決定機を決めることができなかったことが挙げられるかと思います。挑む立場のチームがチャンスを逃しては勝てません。根本的な部分での差はまだまだ感じますが、残された期間でそれらが少しでも埋まり、全国出場を果たし、そこで戦えるチームになれるとよいですね。それには、自分たちより強いチームに勝つためのサッカーも、必要になってくると思います。

 

イチオシプレーヤー

※大商学園

GK1にしむらさん?:新人戦の時と同じ選手ならにしむらさんですが、同時期に大商学園のGKが代表かなんかにえらばれてたような記憶もありますので、違う選手かもですね。試合前の練習で、ハーフウェイ付近にいた同僚めがけて低い弾道で相手が微動だにもする必要もない正確且つ力強いキックを見せたことが印象に残りました。

左SB3くぼたさん?:新人戦の時と同じならくぼたさんです。特に守備において強さを発揮していたと思います。

右ボランチフジネさん9:いつ見ても素晴らしいです。2点目の右足でのミドルも素晴らしかったですし、先制ゴールはよく見えませんでしたが誰かの左足のミドルのこぼれを誰かが拾ってのもの。ミドル放った位置からしても、もうこの選手ということにしましょう。前半にもシュートスペース見つけるやいなや迷わずミドル放っており、これまで見た試合同様、ゴールへの意識の高さと嗅覚の鋭さを見せていました。同校の場合、FWが定まっていないようですので、新人戦の時も感じた記憶があるのですが、この選手がFWじゃあかんのかなぁってまたしても思ってしまいました。

左ボランチ14むかいさん?:新人戦の時と背番号が同じなら、その時はFWで起用されていた選手のことだと思います。ゴール前できたパスを瞬時の判断でスルーしたことにより相手のマークが一瞬外れ決定的な場面に。オフザボールの動き、視野の広さなどからくる周りを活かす能力の高さを感じました。

右MF7つねださん?:名前は全く推察もできませんがひょっとして新人戦では右のサイドバックで出ていた選手?、右サイドでのドリブル突破などでの強さ、複数の相手に囲まれた中でも精度の高いクロスをゴール前に上げることができるあたりが印象に残りました。

左FW29:初めて見る選手だと思います。1年生?いい攻めの形を見せながらゴールにつながらない展開からか、前半途中から交代で出場。後半、ミドルシュートに反応し先制ゴールを押し込んだのがこの選手だったように思います。いずれにしても走力と強さが印象的でしたし、努力だけでは手に入れられないゴールセンスみたいなものも感じました。

左FW18:ドリブルでの突破力とキープ力が光り、前線でタメを作れますから周りを、特にサイドの選手を活かすことができますね。この選手がボランチでフジネさんとポジション入れ替えじゃあかんの?ってど素人な邪推が浮かんでしまいました😅

※大阪桐蔭

GK1しばさん?:新人戦の時と同じならそうなります。こちらもまた、キックの精度の高さが印象に残りました。

右SB4:前節でもそうでしたが、フィジカルの強さとルーズボールへの動き出しの速さからくるディフェンス力の高さが光りました。新人戦の時の右SBとは違う選手だと思います。

左CB5もりたさん?:新人戦の時と同じならそうなります。CBらしくゴール前での強さが印象に。

右ボランチ永野さん10:いつ見ても印象に残る選手。今日もミドルレンジから積極的にシュート狙うなど、ゴールへの意識の高さを感じました。

左ボランチあだちさん?8:新人戦の時と同じ選手ならそうなります。ボランチとして何かしら光るものがあったと思います。

右MF6:これまであまり印象に残ってませんでしたが、今日は高い走力と体の強さを感じました。

左MF田中さん18:前回見たときは途中出場も勝ち越しのPKにつながるドリブル突破など光るものを見せており、スタメンで出場する姿をみたいなぁって思っていたら今日実現。相手の強い右サイドとの攻防はなかなか見応えがありました。相手の強さ、激しさ、速さ、そして巧さに一歩も引かぬディフェンスはとても光りました。激しくそれでいて決してラフではなく足元でボールを奪うことができる。この選手がいなければ前半無失点は無理だったかも知れません。先発起用は大当たりだったと思います。

FW田中さん11:右サイドで相手に詰められた中でも、精度の高いクロスを上げることが出来ていました。

FW大島さん9:後半途中から出場。スタメンで使わないのではなく、何かしらの事情でスタメンで使いたくても使えない可能性のほうが高そうだと思ってみてました。この選手もサイドで粘って精度の高いクロスをゴール前に上げる。ただ、かわりっぱなの決定機では決断しきれず絶好の同点チャンスを逃す。ゴール嗅覚に秀でた選手と思うだけに、その力を、リードされた展開でこそ発揮したいですね。

 

以上です。


9月19日 女子大阪桐蔭 女子大阪学芸 男子大阪桐蔭 男子関大一

2015-09-19 08:13:01 | 高校サッカー

※女子大阪桐蔭

先週に続いての観戦となりましたが、先週よりは全体的に動けていたように見えました。それでもルーズボールへの寄せは、厳しく見ればまだ一歩遅いかな?って見てて感じました。前半の最後のほうから出場のFW大島さん。途中からなのに後半走りバテて見えたのはやや気がかり。万全でないのかもですね。新人戦の頃は選手層の薄さが気になりましたが、その頃に比べると随分、層も厚くなったと思います。

※女子大阪学芸

2年前に見たときも感じましたが割とキーパーからのつなぎの意識が高いサッカーをしてました。ただ、結果論かもですが、リードされてからのサッカーが綺麗すぎたかなと感じました。後半開始早々に見せたダイナミックな攻撃。これ結局カウンターくらってだめ押しの追加点奪われるのですが、こうしたサッカーを、リードされてからもっと速い時間帯から見せていれば、違った展開もあったかもですね。新人戦では大阪桐蔭に0-1だっただけにそう思います。セットプレーなどでのディフェンス時、ややボールにばかり意識が行き過ぎて見えた点も、これからの課題かもですね。

※男子大阪桐蔭

先日からメンバーががらりと変わってこれまでのレギュラーメンバーが戻ってきた布陣。その為か序盤はいいサッカーしていたと思います。ですがGK上田が負傷退場したことの動揺からか、チームがふわふわふわふわしている間に先制を許し、その流れを最後まで引きずったまま敗れてしまったように見えました。戻ってくる上田くんの姿見る限り、足は引きずってましたが冬の選手権予選に影響及ぼすような長期離脱を余儀なくされる大怪我には見えなかったのですが、大事なければと思います。このチームの中での彼の存在の大きさを、良くも悪くも感じさせられた試合だったかと思われます。こういうことは、より相手のあたりも激しくなる冬の選手権予選でも起こりうることかと思われ、試合中のアクシデントやイレギュラーな出来事にも、メンタル面も含めてっていうかそっちが特に大事なのですが、柔軟且つ瞬時に対応していくことが、求められるかと思われます。怪我と言えば昨年からのCBで新上という選手がいましたがどうしてるんでしょうね。とても強いCBでしたが昨年の今頃から出なくなり、今年春先見たら松葉杖だった選手がそうかなと思ってみてましたが、もしその通りなら、怪我が治ってまたプレーする姿を、見たいですね。

※男子関大一

 春先見た時よりサッカーがダイナミックになっており、激しさ、迫力が増しているように見えました。冬の選手権予選の優勝争いに、絡んでくるかもですね。

イチオシプレーヤー

※女子大阪桐蔭

左SB2村松さん?:新人戦の時とポジション同じなら村松さんとなるのですが合ってるかは?この選手だけではないですがルーズボールへの寄せが先日見たときよりも目立って見えましたし、他にも何かしら光るものがあったと思います。

ボランチ10永野さん:ややボールに集中し過ぎて見えた相手の背後を狙って見事に先制ゴールにつなげた精度の高いCKが印象に残りました。

FW山下さん14?:新人戦の時の2列目のサイドの選手で合ってるなら山下さんですが本当にそうかは?ドリブルでの突破力、スピードに見るべきものがありました。課題はゴールへの意識かもですね。

※女子大阪学芸

FW10番:強さとうまさを発揮していたと思います。

右MF11番:女性を捕まえてこう表現するのは何ですが屈強そうに見える選手ですね。強さと速さが印象に。精度の高いクロスを、難しい体勢からでも打てるのも印象的でした。

※男子大阪桐蔭

GK稲垣12:先日と同様の書き込みになってしまいますがキックの精度は高いですね。ファインセーブで追加点を阻止しましたが一方で先日以上に判断ミスも目立つ。むやみに飛び出しすぎでもちょっと我慢したい。こちらはまだまだこれからですね。

右SB田口5:足元のディフェンスが激しく光るものが。サイドチェンジの精度も高くこういうパスが増えればチームとしてのサッカーももっとダイナミックになりますね。

FW田村13:今日も前線での守備が光る。シュートの意識もまずまずでしたが一度打てなかった場面も。ボール持てば常にシュート意識でいいのかもですね。

FW川田11:久々のスタメン。前線での守備が光ったが後半途中交代。FWとしてのゴール能力という点においては、久々のスタメンで結果を出したいという意識が強く働き過ぎたのか意識が表に出すぎて相手にバレバレ。さりげなくシュートが打てる力を身につける必要があるのかもですね。

※男子関大一

FW才木13:先制ゴールは裏への飛び出しのタイミングが絶妙でした。

GK山本1:キックの精度高いだけでなく、パスサッカーの起点としてフリーの選手を見つける洞察力、判断力に長けて見えました。今日は単純なパントキックが目立ちましたが、こういうGKを擁しているのなら、もっとつなぐサッカーを志してもいいのかもですね。

 

以上です。


9月13日 大阪桐蔭

2015-09-14 22:02:45 | 高校野球

※投手力

先発した背番号10の左腕岩本君ですが、感心したのが試合前の遠投。相手の胸元に丁寧に吸い込ませてました。この日は短いイニングとあってか飛ばして投げてるように見えましたが本来はコントロールピッチャーなのだと思います。リリーフして1イニングずつ投げた1年生の背番号11徳山君、背番号18の江島君両右腕もいい球投げてました。

 

※打力

3番永廣、4番吉澤を中心に、ボールをぎりぎりまで引きつけてスイングスピード速く腰の据わったしっかりしたスイングで強く弾き返すのが特徴的な同校の強力打線は新チームも健在。今季も下位まで切れ目のない、怖さを感じさせる打線です。

 

※総合力

新チームも投打に高いレベルでバランスが取れています。守備、走塁の同校特有の速さ強さも健在。順当なら宿敵履正社と準決勝であたりますが、本格派左腕寺島という、打っても4番でキャプテンの核となる選手がいる相手に対して、大阪桐蔭も総合力プラス核(決め手)となるものをもつことができるかどうかが、対履正社のみならず、センバツへの道の鍵かもですね。

 

以上です。