じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

選考直前 改めて第94回センバツ高校野球大会出場校予想(一部変更)

2022-01-25 21:28:58 | 高校野球
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昨年の11月に展望した上記URL に記載分から一部変更しています

※北海道(変更なし)

クラーク国際 補欠:旭川実 札幌国際情報

アクシデントでもない限り秋の北海道を制したクラーク国際で決まり。左右の好投手を擁する。準優勝の旭川実は打のチームだが投手も含め分厚い体つきをした選手が多く一冬越して化けてる可能性も


※東北(変更なし)

花巻東(岩手) 聖光学院(福島) 補欠:青森山田(青森) 八戸工大一(青森)

決勝で戦った2校で決まりであろう。花巻東は分厚い体つきをした選手が揃い一冬越して大化けしている可能性も。補欠は共に準決勝敗退の青森の2校で占めそう。試合内容は八戸工大一だが県大会決勝で青森山田が勝ってる実績を買って上記順列に。八戸工大一は県一位なら好投手を擁するだけに、逆転選出の目もあったかも


※関東 東京(変更なし)

明秀日立(茨城)山梨学院大附(山梨)浦和学院(埼玉)木更津総合(千葉) 補欠:桐生第一(群馬)健大高崎(群馬)

国学院久我山(東京)二松学舎大附(東京) 補欠:関東一(東京)日大三(東京)

毎年難航する関東5校目と東京2校目の比較検討だが今回は投手力で勝る二松ですんなりかと思われる。明秀日立は打線が力強く山学浦学は共に好投手を擁する。國學院久我山は派手さはないが投打にバランスが取れている。


※北信越(変更なし)

敦賀気比(福井) 星稜(石川) 補欠:富山商業(富山) 小松大谷(石川)

決勝を争った2校で決まり。準優勝に終わった星稜だが力のあるストレート投げるマーカード投手など分厚い体をした選手がずらりで見るからに強そう。現状それがそのまま力にはつながっていないが一冬越して化けてる可能性十分


※東海(変更なし)

日大三島(静岡)聖隷クリストファー(静岡) 補欠:大垣日大(岐阜)享栄(愛知)

決勝を争った2校で決まりそう。補欠の2位には準々決勝敗退ながら享栄が割って入ると見る。投手力が高くチーム力はここに挙げた4校の中で一二を争いそう。


※近畿(変更なし)

大阪桐蔭(大阪)和歌山東(和歌山)天理(奈良)金光大阪(大阪)京都国際(京都)東洋大姫路(兵庫) 神宮枠:市立和歌山(和歌山)補欠:近江(滋賀)智辯学園(奈良)

明治神宮大会は出場校の中で総合力で抜けていると思われる大阪桐蔭が制すと予想されるため、神宮枠は近畿にもたらされるとの予想になる。もし7校枠になれば上記7校ですんなり決まりそうだが神宮枠が獲れず6枠となると残り2枠は京都国際、東洋大姫路、市立和歌山の三つ巴となり難航しそう。左腕森下投手が健在な京都国際は地域性と府1位の実績で優位だがもし同府の塔南が21世紀枠で選出されれば、ややふんわりと入ってしまって浴びた先制パンチが致命傷となった準々決勝の試合内容が問われ落選の危険性も秘める。小柄な右腕森投手を中心に堅守を誇る東洋大姫路は県3位というのが不利な要素だが準々決勝の大阪桐蔭戦は敗れたとはいえ試合内容の印象度はベスト8組4校の中で最もよさそう。初戦で県1位校に勝利した実績も加味され選出されるかと思われる。本格派右腕米田投手を擁する市立和歌山は県1位とはいえ同県2位の和歌山東が選出有力であることから地域性で厳しい立場にあるとはいえ、選出に値するチームであることに変わりはない。他、和歌山東はベンチと一体となった攻撃と継投で秋の近畿のシンデレラチームに。奈良では3位に甘んじた天理は2年前同様近畿ではしっかり立て直してベスト4に。金光大阪は古川投手ー岸本捕手のバッテリーを中心に甲子園初勝利を目指す。


※中国(一部変更)

広陵(広島)広島商(広島) 補欠:岡山学芸館(岡山)倉敷工(岡山)

昨年11月の時点では下記のように下関国際の大逆転選出を予想したが広陵戦で1安打完封負けとなるとそれは難しいかと思われる。となると2校目は中国大会準優勝の広島商で決まりか。補欠は準決勝敗退の岡山県勢になりそう。県大会では倉敷工が勝っているが準決勝の試合内容では岡山学芸館に分がありそう。逆転選出の目もわずかながら残されていると思われる。下記昨年11月の文面もよろしければご参照下さい。

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秋の中国地区を制した広陵は問題なし。スケール感溢れる打線を誇る。2校目は難航する可能性を秘めており、ここでは地区大会ベスト8止まりながらチーム力は広陵に勝るとも劣らぬものがあると思われる下国を、県1位の実績も買って推したいと思います。昨年からエース格の左腕古賀投手が健在で、敗れたとはいえ上記広陵打線を仲井投手との継投で3点に封じた。同大会準決勝敗退は共に岡山県勢、岡山学芸館は県大会2位校ながら準決勝の試合内容で勝って見えたことから、補欠の1位に選出を推したいと思います。


※四国(変更なし)

高知(高知)鳴門(徳島)明徳義塾(高知) 補欠:徳島商(徳島)英明(香川)

四国大会決勝を争った2校は問題なし。鳴門の左腕冨田投手に注目。3校目は準決勝敗退の明徳と徳島商の比較になるかと思われる。打のチーム徳島商は強そうな選手がそろい一冬超えてからの魅力は感じるチームではあるが、準決勝の試合内容で勝る明徳が現状のチーム力で同校より劣ることは少なくともないことから四国3校目に選出されるかと思われ、中国地区との3校目との比較でも勝って見えることから、同校が中四国のラスト1枠をゲットするものと思われる。夏の甲子園でブレークしたサイド左腕吉村投手が健在。


※九州(変更なし)

九州国際大附(福岡)大島(鹿児島)興南(沖縄)有田工(佐賀) 補欠:長崎日大(長崎)海星(長崎)

九州大会決勝を戦った2校は問題なし。九国の打線は強力。大島は小柄な左腕大野投手が大黒柱。3校目には準々決勝敗退ながら投手力で準決勝敗退2校より勝って見えた興南を推したい。背番号10の1年生左腕平山投手は小柄ながら好投手である。もしこうなった場合、最後の1枠が準決勝敗退組のどちらにもたらされるかは難航しそう。


※21世紀枠(一部変更)

東:太田(関東) 西:大分舞鶴(九州) ランダム:伊吹(近畿) 補欠東:相可(東海) 西:高松一(四国)

https://blog.goo.ne.jp/junya0323/e/45b108c83c41356b3a94a08345eddd1f

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昨年11月時点では上記のように予想したが大分舞鶴以外は落選したため変更。東は当初予想した北信越と関東から1校ずつ選びたかったが北信越は県レベルで予想出来ていた学校が1校もなかったため関東でそのレベルでなら予想出来ていた太田を選出。西はファイナル3校に予想出来ていた大分舞鶴を選出。最後のランダム枠は当初補欠で予想していた近畿と東海が伊吹と相可共に県レベルでなら予想出来ていたためこの2校に絞って検討。相可を選ぶと東で県レベルでなら昨年予想出来ていた学校が他になくなってしまい東の補欠をどうするか?になってしまうため残り1校は伊吹とすることに。もしその通りになれば3校の内2校は昨年と同地区からの選出となるが果たしていかに。補欠は上記理由から東は相可に。西は倉吉総合産業 高松一共に県レベルでは予想出来ており悩んだが、高松一の進学率の高さを買って同校を西の補欠とすることに当ブログでは致しました。


出場予想させていただいた学校にとっては当たりますように。それ以外の学校にとっては外れますように


第101回全国高校ラグビー大会での大阪桐蔭

2022-01-04 11:30:08 | 高校ラグビー
2回戦の札幌山の手戦はノーシード相手に手こずりましたが内容は良かったと思います。3回戦の京都成章とのBシード同士の戦いでは相手より先に前に出る姿勢、この差でまず後手を踏んで見えました。成章があたりにきて大阪桐蔭が受ける。この図式でありながらあたりの強さでは負けていなかっただけに、大阪桐蔭も負けじと前に出ることが出来ていれば再三喰らったターンオーバーを逆に喰らわす事も出来たかと思われます。こうした中でも密集からの素速い球出しは出来ており、もう少し相手から離れてグランドを左右に広く大きく使った展開ラグビーも出来たかと思われトライも4,5個はいけたかと思われたのですが、初戦同様近場での戦いにこだわってしまい、それが立ったままでの展開にもつながりトライはおろかそのチャンスにもなかなか恵まれずに終わってしまった事ももったいなく見えました。それでも押され気味でこらえていたのですが試合の勝敗を大きく左右する事になって見えたのが先制のPGの場面。ゴール正面でしたので分からないでもないですがあそこはトライを狙いにいくべき場面に見えました。先制点を捕れたはいいがPGを選択した時の選手の表情も含めて相手に見透かされてしまい、俄然自信を持たせることにつながってしまい以降終盤まで相手ペースで試合が進んでしまうきっかけになって見えました。逆に相手が終盤突き放しにかかる場面でもPGを選択したことが、大阪桐蔭が息を吹き返しあわや同点まで追い上げるきっかけにもなったことからも、PGの3点というのは極力狙いにいくべきではなく、狙いにいくときは大学選手権の京産のように毅然として相手を認めた上でいくべきかと思われます。どんなにキツくても顔に出さない。相手をよく見て瞬時に的確なゲームプランを立てる。新チームが全国制覇する上では現3年生のように全国制覇するだけの地力をつけた上で、上記も必要になってくるかと思われます。3年生世代は最後は悔やまれる敗戦になりましたがそれも地力はあった証拠。個々にも強い選手が多いため大学、さらにはその上での活躍を楽しみにしたいと思います。

第101回全国高校ラグビー準々決勝〜決勝展望

2022-01-03 09:25:12 | 高校ラグビー
※東福岡(福岡)ー京都成章(京都)
東福岡が優位。京都成章は3回戦で前に出るディフェンスで勝利したがBK展開にも自信をもつ東福岡はそうしたディフェンスに対して離れて勝負しトライを積み重ねる事が予想される。京都成章としてはむしろ初戦で見せた鋭い展開やキックパスといった多彩な攻撃でトライの奪い合いに持ち込み、トライは捕られてもゲームは壊さないといった試合が出来れば勝機も出て来るかと思われる。

※長崎北陽台(長崎)ー國學院栃木(栃木)
長崎北陽台がやや優位。國學院栃木としてはロースコアの展開に持ち込みたいところでありその力もあるかと思われる。長崎北陽台のハーフ団を封じ込みFW戦で互角以上に渡り合うことが出来れば、北陽台のスピード鋭さには特別なものは感じないだけに、その可能性も出てくるかと思われる。長崎北陽台としては重量FWで優位に立ち、ハーフ団の自由度を高めたいところかと思われる。

※常翔学園(大阪第1)ー東海大大阪仰星(大阪第3)
初戦で見せてしまったディフェンスの軽さが出なければ常翔学園が試合を優位に進めそうだが東海大大阪仰星も派手さはないが力はある。相手のちょっとした隙も逃さずトライに結びつけていきたい。ある程度トライを重ねることが予想される常翔学園はフォワードバックスとも例年にも増して強力。ハーフ団が少ないボールタッチで次につなげていけば、大量得点も見込めるであろう。

※佐賀工(佐賀)桐蔭学園(神奈川)
桐蔭学園がやや優位。佐賀工としてはこれまで見せてきた低く鋭いあたるディフェンスでロースコアの展開に持ち込みたい。3連覇を目指す桐蔭学園は派手さはないが隙もなく力強さも感じさせるチームに仕上がって見える。素速い球出しからのスピードと統率感溢れる展開ラグビーで相手のディフェンスを散らすことが出来れば、危なげなく勝ち進めるかと思われる

※準決勝 決勝
アタック力に勝るAシードの東福岡がやはり本命。選抜との2冠に向け視界良好。勝ち進めばAシードを破ってのという事になる常翔学園もディフェンスの軽さが出ずにハーフ団がシンプルに捌けば優勝の可能性も俄然現実味を増してくる。もう1つのAシード桐蔭学園は攻守に決め手が出てくるかどうか。長崎北陽台としては東福岡との対戦は避けたいところ。その上でディフェンス勝負に持ち込めれば、番狂わせの優勝の可能性も出てくるかと思われる。他にも東海大大阪仰星や京都成章も準々決勝を勝ちすすめば優勝の可能性も出てくるかと思われますし佐賀工や國學院栃木も北陽台と同様の戦いを貫く事が出来れば、番狂わせの優勝の可能性も出てくるかと思われます。