✳守備
大阪桐蔭:前後半いずれロスタイムに失点。いずれもより高い集中が求められる時間帯での失点で、課題が残ったかと思われます。セットプレーの際の競り合いとカウンターへの備えに課題を残す。後、後ろからのの声かけがGKからがほとんどだったのも気になりました。あまりあちこちの選手があちこちから前方に声かけるのも気が散るかと思いますが、それを考えても、この日はGK以外の選手からの声かけが足らなく感じました。
金光大阪:春先に感じられた後ろの弱さは、その頃に比べるとあからさまには感じられなくなりましたが、それでも相手と比べて大きなスペースが出来てしまってる場面が目立ったように思います。
✳攻撃
大阪桐蔭:とにかく一人一人の球持ちが長すぎ、瞬時の決断ができずに無得点で終わって敗れた関大北陽戦からあまり変わってないように見え、それが、相手にゴール前でスペース与えてもらった場面が多くありながら、1点しか取れなかった要因かと思われます。GK周参見選手の特に後半のキックの精度の高さが印象に。後右SBから後半途中に右の2列目に移った下川選手25の選手がB戦の時より良くなって見えました。B戦時は味方との距離がもうひとつでパスをつなぐ際に機能できてなく見えましたが、この日は周りとの距離感がその頃より良くなって見えました。
金光大阪:春先同様、二列目から前の強さを感じさせる迫力ある攻撃だったと思います。
✳大阪桐蔭
主力が何人かベンチにも入らずはまるでインターハイ予選前のプリンスリーグを見ているよう。怪我のケアや、それ以外に何かチームとしての意図があるのか否かは?それ以外だとこの日も関大北陽戦同様、スタメンはかなり攻撃的に見えました。前半でリード奪い後半でスコアメイク、終盤前線での守備に秀でた清藤選手を投入し逃げ切りという感じに見えましたが思うようにいかず清藤選手を早めに起用して、負けない戦い、をせざるを得なくなり、同点に追い付くも途中出場で体力が余ってるかと思われる清藤選手を下げてでも点をとりにいかざるを得なくなりも関大北陽戦同様に見えました。後、ボールに追いつけたかもな場面でやや諦めが早く見えた場面も関大北陽戦同様、見受けられたと思います。2月から3月にかけて見たBチームの試合で出てたかと思われる石井選手FW14が終盤出場。結果は出なかったもののシュート打つべき場面で瞬時に打ててましたし周りにも効果的な声かけが出来ていました。例年より感じられる選手層の分厚さがトップチームに反映されつつあるように見えました。インターハイ予選で負けて以降はじめての観戦でしたがその後の5位決定トーナメントを制して近畿大会出場を決めたことも、全国を逃した後ちゃんと戦えたという意味で良かったのではないかと思われます。昨年のチームがインターハイ最終順位決定リーグで敗退が決定した後の最終戦を制したことが、その後の冬の全国出場につながって見えたのと同様に、5位に入る戦いをちゃんとやれたことが、肥やしになる可能性は十分にあるかと思われます。同点ゴールを決めた大野選手16右MF途中からFWは下級生ながらいつみても良いですね🎵ボランチより前ならどこでやっても光ることができます。
✳金光大阪:中盤から前線にかけて、強さを感じ、チームそのものも目で見て感覚的に、強そう❗っと感じさせるチーム。GK含めた最終ラインが浮沈の鍵、という5月までの印象と変わりませんが、その頃より後ろは良くなって見えました。こちらもまた、インターハイ逃したものの、冬の選手権出場は大いに期待できると思います。