じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭 大阪産業大学付属 大阪朝鮮 同志社香里

2019-01-27 17:29:40 | 高校ラグビー

✳FW

体格

大阪桐蔭:一列目はあんこ型揃いなど体格に穴なし。FLが小柄も骨格はしっかりしていた

大阪産業大学付属:あんこ型揃いの一列目など体格に穴なし

大阪朝鮮:一部線が細く見えた選手もいたが全体的には大型

同志社香里:あんこがた揃いの1列目など、全体的に骨太感があり体格に穴なし

 

スクラム

大阪桐蔭:相手スクラムでターンオーバーするほど圧倒。マイボールでは無理せず

大阪産業大学付属:体格互角の相手にほぼ五分

大阪朝鮮:特別印象なし

同志社香里:体格互角の相手に相手スクラムで押し込むこともあったがほぼ五分

モール、ラック

大阪桐蔭:これといった印象なし

大阪産業大学付属:攻撃については特に印象なし。守備は相手の反則にも助けられ、まずまずだったか

大阪朝鮮:攻撃については特に印象なし。守備は脆さも感じられ課題かも

同志社香里:攻守にこれといった印象なし

 

集散 球だしの速さ

大阪桐蔭:今期も速い球だし。集散も鋭い

大阪産業大学付属:まずまずも全国レベルで見ればやや物足りなかったか

大阪朝鮮:及第点も全国レベルで見ればやや物足りなかったか

同志社香里:まずまずも全国レベルで見れば課題が残ったか

 

✳BK

体格

大阪桐蔭:BKも骨格がしっかりして見える選手が目立った

大阪産業大学付属:線が細く見える選手が多かったように思います。

大阪朝鮮:線が細く見える選手が多く感じました。

同志社香里:BKも全体的に骨太感がありました。

 

展開力

大阪桐蔭:旧チーム同様、鋭い展開ラグビーを披露

大阪産業大学付属:展開ラグビーを志向するという意味では、やや物足りなかったように思います。個々の速さ鋭さは感じられました

大阪朝鮮:まずまずだったと思います

同志社香里:まだまだこれからに見えました。

 

タックル

大阪桐蔭:ほとんどボールを保持していたため、あまり印象ありません

大阪産業大学付属:まだまだ甘く見えました。

大阪朝鮮:特別印象はありません

同志社香里:なかなか強さ重たさを感じるタックルが入ってました。

 

大阪桐蔭:旧チームからの主力の大半が出ていなかったぶん、やや粗さは感じましたが、2連覇十分狙える強さかと思われます

 

大阪産業大学付属:旧チームの同時期と比べるとじゃっかん鋭さで見劣りして見えたのは気になりましたが、今期もBシードなるかならんかくらいの力はあり、大阪桐蔭や常翔学園と同じゾーンに入らなければ、冬の全国のチャンスもあるかと思われます。今後タックルなどで、どこまで鋭さが増してくるかが、浮沈の鍵かも知れません。

 

大阪朝鮮:レベル的には産大付属と同じくらいかと思われます。速さ鋭さで気持ち勝って見えました。防御面でやや感じられた脆さが今後どうなっていくかが、浮沈の鍵かも知れません

 

同志社香里:敗れはしましたが未来を感じるという点では、産大付属や朝高より勝ってすら見えました。ボール捌きが今後増してくれば、未来の希望が現実になる可能性も増してくるかと思われます。大阪桐蔭や常翔学園と同じゾーンに入らなければという条件はついてくるとは思われますが

 


コラム 至って例年通りの原則に沿った形に見えた2019センバツ近畿地区選考

2019-01-26 14:01:36 | 高校野球

✳推察される近畿地区センバツ選考原則

1:昔の夏の甲子園の地区割に基づいた地域性、滋賀京都で1、大阪兵庫で各1、奈良和歌山で1校は極力選出するというもの

2:府県1位で近畿ベスト8は極力選出

3:府県3位で近畿ベスト8止まりの場合、原則1の地域性に基づいた同じ地域の学校が同校以外に残ってない場合しか選出しない

4:近畿初戦敗けの学校の逆転選出は府県1位校のみ。その上で原則1の地域性に基づいた同じ地域の学校が同校以外に残ってない場合しか選出しない

 

いろいろ言われた今回の近畿地区のセンバツ選考は、結局は例年通り、いや、例年以上に上記原則にのっとった選考になったと思われます。今年に当てはめると下記のようになるかと思われます。

 

ベスト4に残った学校は問題なく選出。ベスト8止まりの4校と初戦負けの天理については

原則1:ベスト4の4つが上記地域性に基づくとバラけたため、この要素では優劣つけれず

原則2:条件を満たしているのは福知山成美のみ。履正社に完敗だったがコールドではなかったため原則を覆す必要まではなく、5校目に選出。余談だが2年前にこの条件を満たしていながら落選した上宮太子については、他の2校が共にベスト4以上に勝ち残ったため、同一県3校選出は21世紀枠を絡めない限りはしないという全国共通の原則によるもの

原則3、4:これに基づき報徳と天理が脱落。報徳は明石商業に負けた試合も内容は悪くなかったようだが完封負けということもあり原則を覆すには至らず。天理もスコア上は惜敗とはいえ内容的には完敗だったらしく原則を覆すには至らず。そもそも選にも上らなかった?

 

上記原則にいずれも当てはまらない学校については試合内容、特に負けた準々決勝の試合内容について比較検討されることになるかと思われ、今回これに当てはまるのが市立和歌山と大阪桐蔭、この比較になれば市立和歌山が選ばれるのは火を見るより明らかだったかと思われます。

 

準決勝がいずれもコールドになった。福知山成美の準々決勝の試合内容がスコア以上に悪かった。逆に報徳のそれはスコアほど悪くなかった。さらには大阪桐蔭の史上初のセンバツ三連覇へのチャレンジは?など、今期は例年にはない要素がたくさんあったことから、いろいろな臆測が飛び交い、雑誌等の見解も大きく割れ、結果私も含めどれも玉砕となった今回の選考ですが、どの視点から見るかで選考結果が大きく変わる可能性もあったくらい、今期の当落線上の学校には一長一短あったことが要因かは判りませんが、例年以上に原則に沿った形での選考になった。結局は近畿大会終わった直後に推察された方も多いのでは?な、選考結果になったというのが、個人的な雑感です。

 

選ばれた学校のご健闘と、落選した学校の夏に期待したいと、思います。


初志貫徹!前回投稿時と何も変えてません。2019センバツ高校野球選考予想再度投稿

2019-01-24 20:11:37 | 高校野球

✳21世紀枠

東:釧路湖陵 西:富岡西 ランダム:清水桜ヶ丘 補欠:熊本西

東はどこも例年なら選出されるだけのものがありそうな学校ばかりで激戦。ここから先は今大会の21世紀枠最有力校と思われる西の富岡西が選ばれる前提での話になるが、21世紀枠の3校というのは進学、困難克服、取り組みで見るべきものがあった学校を各1校選ぶのが一般論なのかと思われ、富岡西は少なくとも進学以外の何かしらで評価された学校と思われ、となると残る2校のうちの1校は、進学実績の高い学校が選ばれるものと思われる。今大会の地区代表校のなかで最もそこのアピール力が高そうなのが釧路湖陵かと思われる。西は前述の通り富岡西が本命かと思われ、一般枠でも当落線上に位置する学校が甲子園に出れないということは、少なくともないであろう。ただ、熊本西については、諸々私的なことから、割りと甲子園に出ている学校と、私自身が思い違いをしていたことからマーク出来ずにいたが、九州大会でも1つ勝った実績も考えると、西の有力な対抗馬であると思われる。八尾がさしずめ西のダークホース的存在か。残る1校の予想は本当に難しいが、先に予想した2校が選ばれる前提で見た場合、最もキャラが被らず、戦績、戦力的に見ても選ぶに値するのが、清水桜ヶ丘かと思われます。

 

✳北海道

札幌大谷 札幌第一(神宮枠) 補欠:駒大苫小牧 旭川大高

北海道のみならず明治神宮も制した札幌大谷はもちろん、それによって北海道にもたらされた神宮枠も、決勝で惜敗の札幌第一で決まりかと、思われます。神宮枠については準決勝で優勝した札幌大谷に惜敗した駒大苫小牧を推す声もあるが、準優勝した札幌第一だって接戦を演じていることを考えると、逆転現象が起こることは考えにくいかと思われます。

 

✳東北

八戸学院大光星 盛岡大付 補欠:花巻東 古川

決勝で接戦演じた上記2校でほぼ間違いないであろう。補欠の2番手には準々決勝敗退組から惜敗組の仙台育英、羽黒あたりがくることも有りうるかと思われます。

 

✳関東 東京

関東:桐蔭学園 春日部共栄 山梨学院大学付属 習志野 横浜 補欠:東海大甲府 常総学院

東京:国士館 補欠:東海大菅生 早稲田実業

関東は準々決勝でコールド多発で接戦なし。これに対して東京の決勝は接戦だったことから、6校目に今回は東京の準優勝校東海大菅生が選ばれるという見方が大勢を占めていますが、当ブログでは6校目には関東の準々決勝敗退組から1校推したいと思います。明治神宮での桐蔭学園と国士舘の戦いぶりを見る限りでは、桐蔭学園の方が投手力で勝って見えたことを基準に戦力比較してみると、東海大菅生にも左の好投手がいるらしいですが、投手力でMAX152キロ左腕の及川選手を擁する横浜が、打力で東海大甲府や関東大会初戦敗退ながら補欠に入る可能性を感じる常総学院が勝るものと推察されるかと思われます。では関東の5校目はどこになるかとなると東海大甲府、常総学院は初戦敗退のため不利。県を制し関東でもひとつ勝った横浜が、県決勝で関東を制した桐蔭学園に大勝したことも加味して、関東5校目の枠をゲットし、センバツへ滑り込むものと、推察いたします。

 

✳北信越

星稜 啓新 補欠:上田西 東海大諏訪

決勝で再試合の熱闘を演じた上記2校が順当に選出されるものと思われます。補欠の2番手で遊学館がくる可能性が、くらいがせいぜいの推理欲かと思われます。

 

✳東海

東邦 中京院中京 補欠:津田学園 中京大中京

 優勝した東邦は決まりかと思います。問題は2校目、準優勝だが決勝大敗の津田学園か、準決勝敗退ながら東邦を最後まで追い詰めた中京院中京の逆転選出かで意見が分かれているようですが、当ブログでは後者でいきたいと思います。戦力的には差がないことが推察されるため、結局は負けた試合の内容で勝る中京院中京が、逆転でセンバツ切符をゲットするものと、推察いたします。

 

✳近畿

龍谷大平安 明石商業 履正社 智弁和歌山 大阪桐蔭 市立和歌山 補欠:天理 福知山成美

優勝した龍谷大平安、準優勝の明石商は決まり。履正社、智弁和歌山のベスト4組はそこでコールド負けとはいえ、選出そのものには影響ないかと思われます。問題はそこから先。準々決勝敗退組の市立和歌山、福知山成美、報徳学園、大阪桐蔭に加え初戦敗退ながら奈良を圧倒して制した天理の比較検討。戦績、試合内容、実力どの側面から見ても各校一長一短あり、例年にも増してもつれることが予想されると思われます。この中で最もセンバツに近い位置につけるのが市立和歌山か。優勝した平安に逆転サヨナラ負けとはいえ徳俵まで追い詰める。さらには県予選決勝でも強豪智弁和歌山に惜敗とはいえ一時大量リードを奪っており試合内容で高い評価を受けることになりそう。戦績も及第点、試合内容から推察される戦力を考えても、5校目か6校目かはともかくとして、選出される可能性が高いと思われます。戦績でどの学校よりもアピール出来るのが福知山成美。府県1位で近畿ベスト8なら例年ならかなりの確率で選出される戦績。だが履正社に0-5で完封負けした試合の内容がスコア以上に良くなく、そこから実力も推し測られてしまうと厳しいかと思われます。逆に戦績で苦しいのが報徳。県3位校で近畿で一勝しかしてない学校が選出される時は、同一府県の上位2校が共に初戦敗退してる時以外過去に記憶になく、兵庫1位の明石商業が近畿でも準優勝してセンバツをほぼ確実にしているというのは報徳にとって不利な要素。だが、その明石商業に負けた近畿準々決勝は、スコアは0-4で完封負けだったとはいえ、試合内容そのものは良かったらしく、そこが評価されれば、昨夏ベスト8の中心メンバーのひとりである左腕林選手が健在の実力の評価にもつながり、浮上する可能性は秘めているかと思われます。実力チーム力の高さで評価されそうなのが大阪桐蔭。だが、府2位で近畿一勝の戦績は微妙。負けた智弁和歌山戦の試合内容は今一つで選出されるかは微妙な情勢。八尾が21世紀枠で選出されれば同校は厳しくなるか。昨年滋賀の膳所がそれで選ばれてなお、近江はもちろん、当時当落線上だった彦根東も、他に選べる学校がなかったことから選ばれて同一県3校選出につながった昨年とは事情が全く異なるかと思われます。府1位で近畿でもベスト8の文句なしの実績を残す学校を落としてでも大阪桐蔭ねじ込みたいか等といった批判の声を封じるべく、同校が選ばれるとすれば5校目かということが推察できるかもしれず、その場合福知山成美を補欠2位まで落として、大阪桐蔭と福知山成美の順列を可能な限り引き離して、あるかも知れぬ風評被害を最小限に食い止める作業にうってでることも考えられるかも知れません。初戦敗退の天理の逆転選出の可能性ですが、結論から言えば低いかと思われます。市立和歌山が平安相手に接戦を演じていなければ浮上もあったかもですが、実力は評価されても、結局は近畿初戦敗退の戦績が響いて、上記周辺事情からの補欠1位までがせいぜいかと思われます。予想が難しい地区ですが、当ブログでは、ベスト4の4つと準々決勝敗退組から実力、試合内容、戦績を総合的に判断して、大阪桐蔭、市和歌山を推したいと思います。

 

✳中国 四国

中国:広陵 米子東 創志学園 補欠:市呉 関西

四国:高松商業 松山聖陵 補欠:高知商業 明徳義塾

両地区優勝、準優勝校はほぼ決まり。3校目がどちらの地区にいくかが毎年注目されますが、富岡西が21世紀枠から漏れれば先にも触れた理由から同校が最後の一般枠をゲットする可能性が高いと思われますが、もし同校が当ブログの予想通り21世紀枠で選出された場合は、中国地区の創志学園を、当ブログでは最後の1枠に推したいと思います。中国地区の3校目は米子東と最後まで接戦を演じた市呉を推す声が多いですが、創志もコールド負けとはいえ、最後の一イニング以外はロースコアの接戦を演じており、何より夏も甲子園を沸かせた本格派右腕西選手が健在である等、戦力面で勝るかと思われ、富岡西が21世紀枠で選出されれば四国の3校目に浮上しそうな高知商と比較しても、負けた試合の試合内容で勝るかと思われ、不利が伝えられる同校のセンバツゲットの可能性は十分にあるかと、思われます。

 

✳九州

筑陽学園 明豊 大分 日章学園 補欠:興南 神村学園

ベスト4に残った4つが順当に選ばれるものと推察いたします。ベスト4の内、日章学園が準決勝で敗退、一方準々決勝敗退組で興南が優勝した筑陽学園相手に好投手を擁し投手戦を演じていることから、同校の逆転選出を予想する声もありますが、日章学園がコールドは免れていること、同校が県1位なのに対し興南は県2位、戦力的にはチームカラーの違いは感じるが力の差までは、戦績見る限りでは感じられない、といったことから、逆転現象がおこるには至らないものと、当ブログでは予想いたします。


大阪桐蔭 桜宮

2019-01-20 19:09:21 | 高校サッカー

✳守備

大阪桐蔭:無失点で切り抜けましたが、自陣でのセットプレ━で相手をフリーにしてしまったり、相手に裏をとられたりスピードを上げられたりしたときに対応が遅れたりで決定的なピンチを招いたりしていたのが何度かあったり、自陣でややセ━フティーファーストに過ぎるクリアで自陣での戦いが続いてしまったりと気になった点もありました。GK20、下級生に見えましたが、前半は飛び出しが中途半端だったりで心もとない動きに見えましたが、後半はほぐれたのか決定的な場面で絶妙なタイミングで飛び出してファインセーブ等でピンチを防ぐ等、この選手のそれらがなければ2失点くらい喰らって負けててもおかしくなかったかもしれません。

桜宮:特に自陣でのルーズボール等へのボールへの寄せの速さが全体的に光りました。引いてブロックを形成し、強豪相手に1失点はよく守ったと思うだけに、後半立ち上がり、相手にサイドから激しくえぐられ左右に誘き寄せられたところを中央付近からズドンといかれた失点が、悔やまれるかもしれません。

 

✳攻撃

大阪桐蔭:一点しか取れなかった要因は、相手が引いてブロックを形成してたにも関わらず、自陣でのボールさばきはほとんどが、敵陣めがけて蹴っ飛ばすだけになってしまっていたからかと思われます。キ━パーや最終ラインからもっとつなげたと思うのですが、芝より転がりにくい土のグランド、さらに雨でグランドが重たく凸凹になっていたことで、自陣でのボールさばきはセーフティーファーストに終始したのかもしれませんが、引いて守る相手は自陣でのパスワーク等で誘き寄せないと、崩すのは難しいかと思われます。前半は4-1-4-1とやや守備に重きをおいた布陣に見えましたが得点には至らず。後半はアンカーの14を1列上げダブルボランチにし、ボランチの8も1列上げトップ下に、旧チームからドリブルでの切れ込みが持ち味の5を後半頭から投入し4-2-1-3とより攻撃的な布陣にし、5や19が左右から鋭く切れ込むことでゴール前を固める相手を左右に誘きだし、開いた中央付近から終始強さを発揮してた8がズドンとゴールで先制。後半6分のこのゴールは、監督の采配がどはまりした、まさに思い描いた通りの先制ゴールであっただろうと思いながら観てました。

桜宮:カウンターがほとんど、10番の裏をとる動きの巧みさとそこからのスピードが印象的で、時に決定的な場面も作りましたが少ないチャンスを確実にものにするというのは簡単なことではありません。よく守りましたが、そこからのカウンターはほとんどが単発で終わり、守備から攻撃にはなかなかつなげられなかった事が、無得点に終わった要因かと、思われます。

 

✳大阪桐蔭

チ━ムとしてのサッカーはまだまだな感がありました。この日はなかなかしぶとい相手でしたが、上を目指すのであればスコアメイクすべき相手だったと思います。単純にまだまだ力不足ということかと思われますが、今後に向けて可能性も感じさせた、この日の戦いぶりだったと思います。ボランチより前は個々も、チームも、動きが良かったです。攻撃で触れた選手の他にも、同じく旧チームから見かけたワントップ23の動きも良かったです。ゴール前ではニアで勝負する場面が目立って見えたのが、相手GKがあまり出てこないのを見越してのものなら、前線の選手たちのチームとしての判断が光ったということになるかと思われます。やや不安定に見えたほぼ総入れ替えの最終ラインとチーム全体として感じられたルーズボールへの反応の鈍さが改善されれば、過去に例を見ないくらい覚醒する可能性も秘めて見えました。この日はGKは20番がスタメンでしたが、1が歩いてる姿がやや足を引きずり加減に見えたため、怪我のためとかなら、まだこのポジションを誰で考えてるのかは、この日の限りでは?なのかも知れないなと思いながら観てました。

 

✳桜宮

最後まで強敵をよく苦しめたと思います。カウンターの際にもっとチーム全体で押し上げることが出来るようになれば、大商学園、大阪学芸、大阪桐蔭に割って入ることが出来るのでは?という今後の可能性を感じさせる、この日の戦いぶりだったかと思います。GK1は靴紐を自分で結べてませんでしたから、腰あたりを痛めながらの出場だったのかもですね。


清風 大阪桐蔭 関大北陽 東海大仰星 大塚 大阪成蹊女子 八尾 薫英

2019-01-14 20:12:20 | 陸上

✳清風

1区田中選手:太もも、腕など筋肉がしっかりした体つきで腕の後ろ振りがしっかりした力強いフォームは9キロ走っても衰えず。

✳大阪桐蔭

男子1区井上選手:線の細い体つき、腕の振りなどフォーム、走りそのものに特別なものはなかったにも関わらず清風の田中選手に最後まで食らいつく。こういう選手が案外と、箱根駅伝等で活躍するのかもしれない。さらにその先も、、、

女子5区清水さん:6キロ走っても腕をしっかり後ろに振ることができているなど最後まで整ったフォームで走ることができていた。今はタイムは特別ではないが将来、ちょっとしたきっかけで大きく飛躍する可能性を感じた。

✳関大北陽

1区春名選手:筋肉、骨太感、分厚さを感じさせる体型で腕の後ろ振りがしっかりした力強いフォーム。この日は失速したが最後まで粘って区間3位。先の可能性を感じさせる雰囲気があった。

3区中西選手:筋肉がしっかりした体つきで腕を後ろに大きく振れる力強い走りで区間一位。チームを首位に押し上げ優勝の立役者に。6キロ走った終盤はバテて見えたがまだ一年生。上級生になればきっと、10キロ走っても乱れない選手になることだろう。

✳東海大仰星

1区堀選手:レース前のアップでの足を上げる動作などに体のバネ、しなやかさを感じる。この日はタイムには反映されなかったが、将来きっと、身体能力の高さがタイムにも反映されることだろう。

✳大塚

2区吉田さん:細身だがシャープさを感じる走りは三キロ走っても腕の後ろ振り、大きなストライド等最後まで衰えずチームの順位を押し上げ区間3位の好走。先の可能性を感じる走りだった。

✳大阪成蹊女子

4区東さん:細身の一年生ながら腕の後ろ振り、大きなストライド等三キロ走っても力強さは衰えず。上級生になればきっと、薫英に一泡吹かせるランナーになっていることだろう。さらにはその先も、、、

✳八尾

4区村田さん:三キロをしっかりしたフォームで走りきる。最後まで腕をしっかり後ろに振ることができており、細身ながら力強い走りだった。無名校からかつてのQちゃんのごときサクセスストーリー何てことも。

✳薫英

5区飯島さん:6キロ走っても腕の後ろ振りなど最後まで全くフォーム等乱れず。筋肉がしっかりついており力強さを感じさせる体型。同校の先輩で東京五輪を視野に入れる松田さんの筋肉に当時驚いたものだが、その松田さんとは違い均整のとれた筋肉体型に、松田さんとはまた違った先の可能性を感じさせるものがあった。