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スポーツジャーナリストもどき

ちょっとした緩みが生んだ名勝負 史上初の2度目の春夏連覇の行方は?

2018-07-27 21:48:14 | 高校野球

6回までは根尾投手の鋭さ強さ抜群の膝元のストレート、履正社高校初登板の右腕濱内主将のベース付近から曲がるストレートと見極めしづらいスライダーの前に両軍0行進が続く。

 

7回表大阪桐蔭は無死三塁から5番根尾が外角を巧く合わせてレフト前先制タイムリー。甘いとこだけは避けたいとのバッテリー心理を見透かしたようなバッティングが光りました。この回3点をあげ、あぁ結局はこうなるのか。今季は力の差があるからコールドもあるかもな?ってな展開にも見えたが、実はこの3点こそが、ドラマの始まりとなった。

 

7回裏、心なしか根尾投手の投球がそれまでより大雑把に見える。裏を返せばそれまでそれだけ、高い緊張感をもって投げていたということが推察され、根尾をもってしても、3点先制の魔力、にはまったことが推察され、この回1点返され次の1点をとった方がという展開に。

 

8回表、大阪桐蔭は無死満塁のチャンスを逃す。まだ、緩みを閉め直す、ことはできていなく見える。7回表終了時点で私が感じたことと同じことを思ってなきゃいいがと危惧すらしてしまう。 

 

8回裏履正社先頭筒井選手が根尾投手の内角ストレートをレフト前にしぶとく運ぶ。それまで差し込まれてアウトかファウルだったものがテキサスヒットに。このヒットあたりから、このまま終わってたまるかと言わんばかりに履正社の夏ならではの泥臭く内からにじみ出る迫力が際立つように。それまで鍛えぬいた守備を見せ続けていた2番遊撃手西山選手がライト線を破る三塁打で一点差に。次打者の一塁ゴロは強めの打球だったとはいえ石川選手と普段なら止めてただろうなを止めれず同点に。その後二死走者なしになりたか~く上がったショートフライだったとはいえこれも普段の大阪桐蔭の選手なら難なくとりそうなのを途中から入った奥田選手落球。これ、記録は奥田選手のエラーですがレフト宮崎選手の責任が大きいエラーだったと思います。ポテンヒットコースにたか~く上がった嫌なフライ、こういうのは外野が追ってあげて内野がとるにしても外野が内野に道しるべしてやらないといけないと思います。普段の宮崎選手なら当たり前でやっていたことと思いますが、この時の宮崎選手は突っ立ってしまい遅れて慌てて前進してくることに。こうした石川、宮崎の守備からみても、大阪桐蔭はまだ緩んだ紐を閉め直すことは、この時点でまだ出来てなく見え、緩んだくつひもはすぐに閉め直せても、緩んだ心の紐をを閉め直すのはそうはいかないということを、この日の大阪桐蔭が身をもって示していたかと思われます。その後途中出場の松原選手にこれまた気迫を感じるスイングで左中間を割られついに履正社逆転。一転、大阪桐蔭が追い詰められることに。 

9回表大阪桐蔭の攻撃、先頭の代打俵藤選手がセンター前にしぶとく運ぶ。次打者石川選手のバントは小フライ、それでもバウンドするかと思われた場面でこれまた途中出場のサード三木選手猛然とダッシュしダイビングキャッチで併殺。チャンスが一転二死走者なしに、ここでも気迫を見せつけた履正社に対し大阪桐蔭は、緩んだ紐をついに閉め直せないまま、いよいよ崖っぷちに追い詰められることに。このまま履正社が勝てばそれこそこの試合、銀河系最強高校球児軍団に泥臭く立ち向かいついに勝利した試合として、後々まで語り継がれる歴史に残る名勝負となるとこだったがそこは人間のやること、そうはうまくいかないことに。

 

9回表二死走者なし、ここで迎えるは2番宮崎、結果論になってしまいますが、ここで終わらせることが出来なかったことが、最後の最後履正社が勝てなかった要因かと思われます。二死一塁とまだ守備側優位の状況とはいえここから迎えるは中川藤原そして根尾。それまで極限の緊張感のなかで投げ、心身ともに疲弊し、投げたあと倒れこむほどに消耗した中、9回の瀬戸際の攻防でこの3人はきつかったと思います。4者連続四球で同点は棚ぼたではありません。打席での3人の圧がスタンドからも凄く感じられました。この3人の中で仕留めることができたとすれば4番藤原選手のとこかと思われます。この時藤原選手は柄にもなく必死に食らいつく。言い方変えれば食らいつくので精一杯。1球でも膝元つければ終わったかもですが残念ながら全部外。この下りは2年生捕手野口選手の1年の経験の少なさが要因としてあるかと思われ、同じく2年生ながら主戦投手として期待されながら肝心要の試合で一死もとれず打者二人で降板させられた清水投手とともに、きっと来期肥やしにしてくるかと思われます。その後山田選手の勝ち越し2点タイムリー。三遊間へのコースヒットでしたが、ついにストライクを入れにいかざるをえなくなったバッテリー心理をよく読んで、よく振り切ることができたと思います。この時の2塁ランナー藤原選手の走塁も大きかった。通常無理目も彼の脚力があったから、2点差にし、履正社の反撃意欲をなくすことが出来たかと思われます。最後はエース柿木投手が完璧なリリーフ。すごい球なげており、まさに、だめ押しの投球、でした。

 

まさに薄氷の勝利で決勝進出の大阪桐蔭。ですが史上初の2度目の春夏連覇への道は、根尾投手が攻略されたことにより、これまでよりさらにパターンが限定されたことを示した試合となったかと思われます。柿木投手が肝心要は全て先発し根尾投手は投手根尾としてはあくまで柿木投手の温存要因として使い、柿木投手を軸に全試合3点以内に抑える。打線に決め手はないだけに、このパターンしかないかと思われます。それでもあくまで根尾投手軸でいくとなると次の決勝の大阪学院戦も怪しくなり、全国すら逃すことになりかねないかと思われます。根尾投手だと大阪学院とは守備走塁で大阪桐蔭やや優位とはいえ、投打はがっぷり四つになってしまうと思われるからです。根尾選手は野手としてのみならず、投手としてももちろん素晴らしい投手です。が、センバツと同じように彼が投手として決め手になりうるだろうかと言われれば?だなというのが残念ながらこの日の試合で出てしまったと思われます。何故なら根尾選手は怪物ではなく天才。体格からしても他を圧倒するものではありません。そういう選手だといくら素晴らしくても夏は決め手になりえず、この日のように泥臭くくらいつかれてついには飲み込まれてしまう。などが、これからもあるかと思われます。夏に決め手になる投手というのは天才ではなく怪物。体格からして見るからにそういうものを感じさせる投手でないといけないかと思われ、実際、大阪桐蔭藤浪など、過去に決め手になった投手もみんなそんな感じだったと思われます。柿木投手にはそういうものが見るからに感じられ、東海大相模との練習試合や四條畷との試合を観ても、いよいよ怪物候補生が覚醒されつつあると感じました。大阪学院は特に目だってどうというのはありませんがここまで箕面東戦以外は全てスコアメイクして勝利。唯一それが出来なかった箕面東戦もエース山崎君は先発しておらず、投打は高いレベルでバランスがとれているという印象を観ていて持ちました。それでも柿木でいけば、相手の勝ちパターンは限定できるかと思われます。

 

この日の薄氷の勝利は、史上初の2度目の春夏連覇へ向けての大きなターニングポイントとなったかも知れません。今後の大阪桐蔭の投手起用に注目、かもですね😃

 


夏の高校野球全国大会100回記念に出場する高校球児の中学時代

2018-07-26 15:25:45 | 高校野球

※八戸学院光星

吉田右右:小柄だがオーバーハンドから直球まずまずで回を追うにつれてその傾向が。制球も良く特に外のコントロールが良かったと当時印象に。河南シニア出身。2015年4月に観戦。高校で投手してるのか?

 

※山梨学院大附

遊藤本右左:スイングスピード速く力強いだけでなくあわせる器用さも。強さと柔らかさを併せ持つため、力だけでなく技術で遠くへ飛ばすことができる。と当時印象に。2015年4月観戦。河南シニア出身

 

※佐久長聖

一上神左左;ガッチリ体型で背は高め。打席で雰囲気あり。ネット裏へたか~く上がったファウルフライにスラッガーの匂いを感じたと当時印象に。中学時代はセンターだったが今はファーストのよう。2015年2月観戦。豊中シニア出身

左樋口右左:小柄。守っては難しい打球にも落ち着いて対応。打ってもスイングしっかりしており捉えた打球球足速い。俊足でもあり派手さはないが3拍子揃った好選手。2015年2月観戦。東大阪シニア出身。私が見たときはサード。違う選手の可能性も。

投北畑右右:細身。オーバーハンドからキレのある直球投げる技巧派右腕。ベース付近から曲がり落ちるスライダーやしっかり腕を振って投げる緩い球はいずれもストレートとの見極めがしづらく緩急が活きている。牽制もうまいと当時印象に。2015年12月観戦。生駒ボーイズ出身。違う選手の可能性も

 

✳常葉大菊川

中衣笠右右・細身、相手守備のちょっとしたほころび逃さぬ走塁判断力と積極性ひかる。守っても打球への反応速いと当時印象に。2015年2月観戦。箕面スカイラ━ク出身。当時は外野だったが今は?違う選手の可能性も

 

※愛知工大名電

投室田左左:細身。オーバーハンドから伸び、威力あるストレート投げ、変化球もしっかり腕振って投げれるため切れよく緩急がしっかり使えており、変化球の出し入れも巧み。肘の使い方がうまく、柔らかく使うことができていた。フィールディング動作もよいと当時印象に。白山能美ボーイズ出身。2015年8月観戦

投尾野右左:細身。力のあるストレートにも振りまけない。ベーランも鋭い。投げても力投型で粋の良いストレート投げる。変化球もしっかり腕振って鋭い軌道を描く。今日みるかぎりでは、どちらかといえば野手向きに見えたと当時印象に。2015年8月観戦。東海ボーイズ出身。大阪桐蔭3年山田とはチームメイト、この試合で当時から剛球を投げていた柿木のストレートにも振りまけていなかった。当時は投手だったがやはり野手のよう。違う選手の可能性も

 

※大垣日大

三中山右右:土曜は目立たなかったが日曜は軽快な守備動作で鋭い送球を披露と当時印象に。明石ボーイズ出身。2015年11月観戦

 

※大阪桐蔭

三中川右左:福島シニア出身。2014年11,12月に観戦。大柄。スイング力強い。相手の力あるストレートが膝元にきても力で跳ね返すことができ、捉えた打球速く長打力あり。逆方向へたかーく上がる打球をはじき返しフェンスまでもっていけるほどの力強さを誇る。投げても本格派として力強いストレートを投げ込み、変化球も縦にどろんと割れるのをしっかり腕を振って投げることができるため、緩急が有効に使える。加えて牽制もうまい。ベースランニングも鋭く3拍子も4拍子も揃った大型選手として、今後が楽しみである。力強い選手なため、バットの根っこで詰まった打球でも力づくでヒットにすることができていた。どちらかと言えば野手だと思うが、まだまだ投打両面さらには内外野と追及していいとも思うと当時印象に残るも高校では野手に専念。中学時代はセカンドと投手をこなす姿を見たが高校ではサード、たまにショートもといった感じで強豪校の主軸を担うだけでなく、キャプテンとしてもチームを引っ張る。

中藤原左左;オール枚方出身。2014年11月から翌年の6月にかけて観戦。大柄長身細身。俊足。ベーラン迫力あり。捉えた打球球足速い。投手としても当時オーバーハンドから球威あるストレートを投げ込み、変化球もベース付近から縦に鋭く落ちるのが有効的だった。好投手の力のあるストレートにも鋭い振りで力強い打球で相手野手をはじき返していた。年を越すと前年よりもよりガッチリした体型になって見え、それまでの印象に加えて、投手やるだけの強肩はもちろんのこと、打撃面では変化球をぎりぎりまで引きつけて鋭くはじき返す、まるで大阪桐蔭の打者のようなバッティングができる点が新たに光ったと思っていたら本当に大阪桐蔭に入学。足もただ速いだけでなく相手投手のモーションを盗む洞察力の高さも印象的で、巧さと力強さ、ありとあらゆるものを備えたこの選手。高校ではどんな強豪校に行っても、遅くとも1年秋から活躍できる選手になるであろうと思っていたら大阪桐蔭で一年夏から活躍し、想像を超えた姿を見せてくれた。当時からスイングスピード速くとらえた打球あっという間で、中三の6月になると、その年の冬よりさらに大柄になり、オーラさえ感じられるように。緩い球にタイミング外され一見平凡な右直に見えた打球でさえもライトの頭越す長打にしてしまう。それだけ体が強いのであろうとこの選手みたさに当時やたらめったらオール枚方の試合ばかり見ていた記憶が。そして現在、期待に違わず、大きな期待をさらに超えた活躍を大阪桐蔭で見せてくれており、最終学年での躍動、さらにはプロでの活躍など未来の姿が楽しみでならない選手である。怪我に屈することなど、ないであろう。

投森本左左:大阪南海ボーイズ出身。2014年11月に観戦。長身細身。本格派。ふりかぶらない。肘の使い方がうまい。直球まずまず伸びあり力強い。制球も良い。打っても長打力ありと当時印象に。高校入学当初は外野からの強肩と低く鋭く正確な送球が印象に残っており、同期の他の投手との兼ね合いを考えると野手で勝負してはどうだろうとも思ったが投手に専念。出番を待つ。中学時代と比べると体つきにずいぶんと太さが出てきた。もはや細身ではない。

右青地左左:河南シニア出身。2015年4月に観戦。大柄細身。スイングスピード速い。強さと柔らかさを併せ持ち、高い長打力を誇ると当時印象に残るも甲子園クラスの高校球児に交じると小柄な存在。だが上級生になり中学時代に印象に残ったようなバッティングが披露できるように。甲子園での躍動が期待できる。個人的にはセンター青地、両翼に藤原と根尾とか面白そうとか思っているのだが。

一井阪右左:奈良西シニア出身。2014年10月から12月にかけて観戦。ドカベン体型。スイング鋭く捉えた打球の球足速い。力のある投手相手でも全く負けることなく逆方向にも強くはじき返すことができる。たか~く上がった外野フライにスラッガーとしての資質を感じるなど打撃能力の高さを随所に見せただけでなく、体型に似合わず足もまずまず。中学では下級生時はファーストで、上級生時は捕手として出場。肩に特別なものは感じなかったので高校ではファーストで勝負が妥当かと中学時代に感じた印象のままに、高校ではファーストで勝負。力強さだけでなく柔らかさも併せ持つスイングで、内も外も強く柔らかく、中学時代から対応できていた。その頃から好投手の威力あるストレートも力ではじき返すことができており、中学時代からとにかくバッティングが目立つ選手だった印象そのままに、高校でも超強豪校大阪桐蔭では主に下位を務めるも、チームの中で最もとも言いたくなるくらい、4番に適したバッティングを披露。スター軍団大阪桐蔭の中でチームの顔になれればそれも現実味を帯びてくる。バッティングのことばかり書いたが、ファーストとしての守備も、なかなかやわらかいグラブさばきを見せる。現在はレギュラー番号を奪われているが、夏は必ずやその座を取り返すことであろう。

投柿木右右:佐賀東松ボーイズ出身。2015年8月に観戦。大柄。本格派右腕の当時主将。直球は重たそうで球速そのものもかなり出ていた。時折変化球を置きにいくのは課題だが縦に鋭く落ちるスライダー系のボールも決め球として有効だった。ゆったりしたフォームで投げるだけでなく、肘の使い方がうまいなど、風体に似合わぬ柔らかいピッチングができるから、終盤になっても全くスタミナ落ちずと当時印象に。高校入ると課題に思えた変化球も向上。しっかり腕を振って緩い球を投げられるように。この時は実はショートもこなしており、打っても変化球うまくあわせてヒット性の打球飛ばしていたが、この選手はあくまで投手で勝負すべきであろうとの当時の印象のままに、怪物投手への進化を目指す。

宮本右左:オール枚方出身。2015年2月から6月にかけて観戦。細身もガッチリしていて下半身はどっしりしてたと当時印象に。鍛えられた下半身に野球に取り組む姿勢の意識の高さを感じる。ベーラン鋭く大きなスイングが魅力。当時主将。6月になると2月の印象より上半身も分厚くなって見える。2月に見たときはバッティングの印象はこれといって残っていませんでしたが、6月に見たときは振りが強く速い。フライはタイミング外されてもたか~く上がりよく伸びる。詰まっても力でヒットにできますし、逆方向にも強い打球と印象に。前回見たときは特にベースランニングが印象的でしたが、この日も相手投手のモーション巧みに盗む。タイプ的には健大高崎からロッテに進んだ脇本タイプ。どこの甲子園常連の強豪にいっても、どんなタイプの野球をするタイプの学校に進んでも、1年秋から主力として活躍できると当時思う。高校では1年秋こそメンバー入り逃すもその後台頭。台湾遠征では外野でリードオフマンとしてスタメン出場。中学時代はショートでしたが夏は起用はチーム事情で主に外野かもも何とも。スーパーサブとの見方もあるが、ぜひともスタメン起用してほしいと、見るものに思わせる選手である。

外野手中野右右:明石ボーイズ出身。2015年12月に観戦。やや細身も大柄。本格派右腕だが打者として印象に残った当時そのままに高校では外野手でメンバー入り。。スイングに怖さを感じさせスラッガーの雰囲気十分。力強いスイングで左中間真っ二つ。スイングはこわさだけでなく柔らかさも兼ね備える。体に似合わずベーランもまずまずで走塁判断の良さも光るといった印象が当時残っていました。当時はやや細身も高校で鍛えられ、今はその印象は、ない。銀河系スター軍団の先輩に負けじと、出番を待つ。


✳近大付属

右木村左左:大柄長身。2014年に夏の甲子園を沸かせた富山商業の本格派左腕森田を、ユニフォームが似ていることからも彷彿させる。グラブさばき柔らかい。振りも強いだけでなく手首柔らかく使える。シュアなバッティングで力に頼らず遠くへ飛ばせる。難しい送球も2014年夏の決勝のラストシーン、大阪桐蔭正随であるかのごとく足を目いっぱい伸ばして処理でき体柔らかい。三重高校、関大北陽、商大堺あたりで映えるタイプと当時印象に。今は外野も私が見たときは一塁手




※報徳学園

森本左左:長身大柄。スイングスピード速く迫力あり。とらえた時の打球速い。ネット裏へのファウルフライの弾道の怖さが他の選手とは違う。フライアウトでも他の選手と違って一直線にたか~くあがり怖さを感じさせる。ベーランも鋭いと当時印象に。2015年8月観戦。宝塚ボーイズ出身。違う選手の可能性も。当時は外野。今は?

遊小薗右左:先週俊足巧打の選手として印象に残ったが、先日は好投手の変化球にも崩れず対応できるところを見せてくれたと当時印象に。2014年11月から翌年6月にかけて観戦。オール枚方出身

一神頭右右8:先週3拍子揃った大型捕手として印象に残ったが、力のあるストレートに振り負けることなど当然なくそうした投手相手に捉えてはじき返した打球は野手二人をはじいてしまうほどのすさまじさだった。加えて好投手の投げる鋭い変化球に単にバットコントロールのうまさだけでなく、それを速いスイングでやってのけ、左中間へあっという間の放物線を描いて真っ二つに切り裂いて見せた。大会最優秀選手は当然であろうと当時印象に。今はファーストのようだが当時は捕手だった。2014年11月から翌年6月にかけて観戦。オール枚方出身 

 

※智弁和歌山

右文元右右;神戸中央シニア出身。2015年4月観戦。ガッチリした体型でやや細身。伸びていくライナー性の打球に対してなど、距離感が良かったと当時印象に。センバツで南海の名門完全復活の立役者となるか。夏はライトとして、主軸として、活躍を誓う

三林右左:紀州ボーイズ出身。2014年11月観戦。大柄。強肩。スイング力強いだけでなく、体に似合わぬ柔らかいバッティングで逆方向にも長打打てると当時印象に。その印象に違わぬスケール感を高校でも発揮。彼の打棒で強打の智弁和歌山完全復活の日も近い。中学時代は捕手だが高校ではその打棒を活かすべく、三塁手として戦いに挑む。これまで怪我で満足に活躍できていないぶん、選抜での100倍返しを誓う

投小堀右右:紀州ボーイズ出身。2014年11月観戦。大柄。スイング力強い。投げても力強いストレートを投げるが体型の割に下半身が安定しておらずボールがどーんとくるときとこない時の差が激しかった。下半身が強くなればフォームももっとどっしりと安定したものになり、ストレートも安定して力強いのを投げられるようになるかと思われると当時印象に。野手としてのインパクトが強かったようだが、高校では銀河系スター軍団大阪桐蔭相手に好投。夏は本当の意味での主戦投手を目指す。

遊西川右右:由良シニア出身。2014年11月観戦。華奢だがスイングしっかりしている。守備範囲広く三遊間深いところを踏ん張ってファーストへ正確な送球。ベーランもまずまず鋭い。と当時印象に。大阪桐蔭藤原とは中学時代にも対戦。中高でのリベンジを、聖地で誓う。

二高瀬右右:由良シニア出身。2014年11月に観戦。華奢。バットコントロール巧み。内をうまくさばく。スイングそのものもしっかりしていると当時印象に。同校には珍しい?守備の人、として、選抜でのいぶし銀な活躍を誓う。

 

※鳥取城北

山下右右:細身。この選手は初めて見るか昨年見たかもも印象に残っていなかったかな選手。前田同様、変化球を追いかけて打ちにいっていたのは気になったが、振りそのものがしっかりしているため、きっちりとはじき返すことができていた。と当時印象に。2015年2月観戦。オール枚方出身


 

※創志学園

一金山右左9:大柄長身やや細身。変化球しっかり下半身残してシュアなバッティング。スイングスピードも速く、力強くたたくことができると当時印象に。今はファーストのようだが当時はライト。2015年5月観戦。住吉大和川シニア出身

 

✳益田東

山下左左3:細身。ベース付近から鋭く曲がり落ちる変化球にも素直にバット出してバットコントロールでクリーンヒットにできる。巧打者タイプと当時印象に。2013年5月観戦。高石ボーイズ出身。違う選手の可能性も。今はポジションは?

 

※創成館

一松浪右右;八尾シニア出身。2013年12月に観戦。細身もガッチリした体型。細いが下半身がしっかりしており飛ばす力ありと当時印象に。この選手で間違いなければ、この時まだ中学一年生だったことになる。このときは外野手だったが高校ではファーストとして、中心選手として、活躍を誓う

 

間違い多いかもですし、他にもいっぱい見て印象残ってて拾いきれてない選手もいるでしょうし、一部センバツの時のをコピーして済ましてるのもありますし、甚だ雑ではありますが以上です。お手柔らかにご覧いただければと思います。

 

 

 


第100回夏の高校野球南北大阪府予選準決勝以降展望

2018-07-25 11:44:36 | 高校野球

※南大阪

大体大浪商-近大付  上宮太子-大商大堺

 浪商の本格派右腕立石、近大付で1年夏からエースの左腕大石、さらには小柄ながら粋の良い球を投げる商大堺の右腕田中と決め手になるエースを擁する3チームが残った。この中では江畑というこれまた力のあるストレートを投げる左腕も控える浪商が、投手層の厚みで若干優位かという見方ができるかもですが、今季はちょっといい投手が出てくると抑え込まれている印象が強いこれらの学校の打力がどこまで上がっているかもカギを握りそう。上宮太子はここまで公立校などに途中手こずりながらも終わってみればしっかりスコアメイクして勝ち上がってきた。4校の中で最も投打にバランスのとれた陣容である事もあり得るかと思われ、本命に躍り出る可能性も秘めているかと思われます。商大堺相手にどんな試合をするかで、同校の戦力値がある程度は見えてくるかと思われます。

※北大阪

履正社-大阪桐蔭  大阪学院大高-東海大仰星

大阪桐蔭は準々決勝で金光大阪の奇抜な継投を最後まで攻略できなかった。やはり打線に決め手はなく、履正社が2年生左腕清水から3年生右腕位田への継投がはまり、守備が乱れずロースコアの展開に持ち込めれば、十分勝負できるであろう。逆に4点以上奪われるようだと、大阪桐蔭の先発が予想される柿木や根尾からそう多くの得点は望めないだけに厳しい。東海大仰星はやはり背番号16の本格派右腕河内の起用法、及び彼の投球次第。この投手がはまれば大阪桐蔭、履正社にも十分対抗できる。そのためにも大阪学院戦で彼の負担をいかに最小限にとどめるかかと思われる。大阪学院は春の準V校関大北陽を破り準々決勝では香里丘の追撃を振り切ってのベスト4進出。どこまでしぶとさを発揮できるかかと思われます。


第100回夏の高校野球南北大阪府予選4回戦、準々決勝展望

2018-07-22 20:57:02 | 高校野球

✳南大阪

上宮太子-信太 八尾-富田林

太子がこのゾーン2試合ともスコアメイクしてベスト4に進めるようなら、17年ぶりの夏の全国への期待も膨らむかと思われます。

 

天王寺-近大泉州 大阪偕星学園-大体大浪商

混戦の南大阪で本命に目される一つである浪商の4回戦の相手は大阪偕星学園、ここまで全てスコアメイクして勝ち進んでおり、本来今大会の単独本命になってもおかしくないメンバーが揃っているかと思われ、不気味な存在である。今大会最大のジョーカーかも知れませんね🎵3年前の決勝と同じカードとなったこの試合が、今大会全体の力関係を計る上でも、その結果に注目が集まる一戦かと思われます。さらには今季公式戦全て4点以上奪っており攻撃力に決め手を誇ってそうな近大泉州も争いに割って入る力があるかと思われ、公立の天王寺も春や夏のここまでの実績を見てると侮れなさそうで、南北通して最も激戦ブロックかと思われます。

 

初芝立命館-かわち野 大阪学芸-大商大堺

ここまで公式戦全ての試合で4点以上奪っている初芝立命館に追い風が吹いているように感じます。大商大堺は小柄ながら粋の良いストレート投げる右腕田中選手次第か

 

近大付-岸和田 堺西-三国丘

注目の左腕大石選手の安定感が光る近大付属が本命かと思われるも、三国丘がここまでの戦いぶりから感じられるディフェンスの安定が本物なら、波乱もあるかも知れません。

 

✳北大阪

寝屋川-春日丘 履正社-電通大高

履正社のここまでの戦いをみてるとやはり攻撃力は高く、不安定なディフェンスの乱れがでなければ、大阪桐蔭を苦しめることも決して不可能とは言い切れなさそう。汎愛との我慢比べを制し注目の本格派右腕羽田野をついに攻略しての4回戦進出で勢いもついていることも考えられます。春に大阪桐蔭を苦しめた寝屋川など他の3校は、いかに履正社の守備の乱れを誘発するかかと思われます。

 

金光大阪-同志社香里 大阪桐蔭-常翔学園

史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭の優位は揺るぎない。今後の投手起用に注目か

 

大冠-大産大付 東海大仰星-池田

前年惜しくも準優勝に終わるも、あの大阪桐蔭を苦しめた大冠は今大会打線が好調。春に点の取り合いの末敗れた大産大付属へのリベンジを、まずは目指す。東海大仰星は投手起用、本格派右腕河内選手次第か。さらには今季センバツ21世紀枠に選ばれた池田も絡む。

 

早稲田摂陵-香里丘 関大北陽-大阪学院大高 

関大北陽がこのゾーンの本命というのが一般的な見方と思われるも早稲田摂陵はここまで打線が好調な跡が見られ、好右腕赤星選手を擁し公立らしく非力さを補う工夫が攻撃に見られる香里丘、さらには大阪学院も絡み予断を許さないゾーンかと思われます。


 

 


大阪東ボーイズ 泉州阪堺ボーイズ

2018-07-22 14:13:13 |  中学野球

✳大阪東ボーイズ

投財原右右1:この日はブルペンでしか観れず。残念

3中森下右右8:やや細身もガッチリしていて背は高め。細身。強く振れる。スイング軌道綺麗。ベースランニングも鋭いと春先の印象だったが単に鋭いだけでなく瞬時の判断で瞬時に動けており、帰塁動作などにも切れがあった。細身も尻から下はしっかりしており日頃の練習を感じさせる体型は全国制覇レベルの高校でもやっていけるとの春先に感じた印象に変わりなし。もちろん、強くガツンと振れる印象も変わりなし。

4投徳丸右右9:長身細身の本格派右腕との春先の印象よりガッチリ骨太感が増して見えた。ストレート球速そのものも感じ威力あったのは春先同様、いや、さらに迫力が増して見えた。低めのボールくさいのもとってもらっており、それだけ切れも鋭いのかと思われる。ただ、変化球が春先ほど切れがなく腕も振れてなかったのはやや気になった。この日がたまたまそうだった、であるとよいのですが、中学レベルなら外にストレートで力ずくで抑えることができても、高校で一千級の相手にはそうはいかないかと思われ、変化球にも、ストレートに負けず劣らずの凄みを持たせることが、今後高いレベルでの課題かと思われます。元々外野手かと思われる背番号なだけにフィールディング動作もよく、打っても強くガツンと振れていた。こうして書くと野手向き⁉とも思われそうだが、私的にはこの選手は投手であるかと思われます。なんとなくそういう雰囲気を感じさせるかと、私的には思います。

1二和泉右右4:華奢。春先同様強く振れており、逆方向にも強く振って強い打球を飛ばすことが出来ていた。

5右津崎主将左左10:尻から下がしっかりした体型は日頃の練習を感じさせ、全国制覇レベルの高校でもやっていけると感じさせるものがありと感じた春先から上半身にも分厚さが出ており、上記レベルの学校でやっていける印象がさらに増した。下半身がしっかりしてるから、そして上半身の分厚さが増して見えたからこその、強さの中に柔らかさも感じさせるバッティングを披露していました。

2遊阪本右右6:華奢。なかなか強く振れる。との春先の印象でしたが、この日は守備範囲の広さと球際にガッツを見せてました。

9捕西座右右13:強くガツンと振れる

 

大阪東ボーイズの選手はここに触れた以外のすべての選手と言ってよいほど、走塁面など集中力の高さを見せており、甲子園を目指す学校にとってはチームとして、ぜひ抑えておきたいチームのひとつかと思われます。どの選手からも、レベルの大小はあるとはいえ、学校を甲子園にいざなうだけのものを感じました。

 

✳泉州阪堺ボーイズ

1中尾鼻右右56:強く振れる。威力あるストレートにも振りまけない

3捕中井右右27:やや細身もガッチリした体型。強く振れて軸がまったくと言っていいほどぶれないから、打席でも構えに雰囲気を感じさせるものがあった。