FW
サイズ
大阪桐蔭:1列目はあんこ型。両ロックにエイトも大型。第3列もしっかりした体格。
筑紫:あんこ型の1列目中心にまずまずしっかりしてました。
國學院栃木:あんこ型の1列目強そうでした。
光泉:あんこ型の1列目中心に大型感があり、強そうでした。
東海大仰星:あんこ型の1列目中心に相変わらず皆でかくてがっしりしてる。
和歌山工業:大敗も両プロップはあんこ型でしっかりしてました。
東福岡:あんこ型の1列目に両ロックにエイトも大型でした。
大分舞鶴:1列目あんこ型でしっかりしてました。
関商工:あんこ型の1列目中心にしっかりした体格の選手が多かったです。
流通経済大柏:あんこ型の1列目中心に皆がっしりしてて強そうでした。
桐蔭学園:1列目あんこ型でしっかりしていました。
秋田中央:大敗もあんこ型の1列目中心にしっかりした体格の選手が多かったです。
國學院久我山:1列目はあんこ型揃いだったかな?
石見智翠館:あんこ型の1列目中心にやや小ぶりもしっかりしてました。
遠軽:大敗もあんこ型の1列目中心に2列目以降にもしっかりした体格の選手が何人かいました。
スクラム
大阪桐蔭:安定して押し込んでいたと思います。
國學院栃木:大型FW相手にスクラムで勝ったことが勝因に。
東海大仰星:圧倒してました。
関商工、大分舞鶴:共にしっかり組めていたと思います。
流通経済大柏:安定して組めていたと思います。
常翔学園:1列目があんこ型でないにも関わらず、予選決勝同様、終始押し込み優位に進めていたのが光りました。
モール
筑紫:終了間際モールで意地の1トライ。
ラインアウト
筑紫:相手ボールを奪う読みの巧みさを時折見せてました。
集散の速さ
天理:これがシードダウンを達成する要因の一つになりました。
BK
展開力
東海大仰星:迫力スピード共に申し分なし。
桐蔭学園、石見智翠館:なかなかのスピード感がありました。
タックル
天理:強く鋭いタックルがシードダウンの要因の一つに。
プレースキック:無風など条件が良かったとはいえ、大阪桐蔭スタンドオフ藤君の精度の高さが光りました。
総評
天理:常翔学園からシードダウンを奪うにはスクラムで最低限五分に渡り合うことかと思ってましたがそこの勝負では劣勢に。それでも勝てたのはスタンドオフ林田君のゲームの中での巧みなキックによるゲームメイクであろう。深い位置にやらしいキックを蹴ってました。彼のキックを活かしたチームの懸命な走りからきた集散の速さと低く鋭いタックルが相手にボディブローを着実にあたえていたと思います。やはり、そもそもシードされてないこと自体がおかしいチームだと感じました。
大阪桐蔭:前後半いずれも早い時間帯に得点できたことにより、余裕をもったゲームプランに選手交代が出来ていたと思います。キックでシンプルに敵陣に入る攻撃を単調と言われる方もいましたが、それも早い時間帯に先行できたからこそできたスタミナの消耗を抑えた試合運びだったのではと推察しています。今後勝ち進む上で、今日の試合展開が後に活きるかも知れませんね。選手個々の体格も11月の予選決勝よりさらに骨格がしっかりして見え、バックスの選手もまるで第3列の選手のように下半身がボコボコした選手が目立ち、試合中も各選手の体の強さがひかる場面が目立ちました。東海大仰星が本命視される中、対抗できるとしたらここだというものを見せたと思います。
筑紫:試合終了間際にモールでトライを奪うなど、FW戦では善戦してました。前半敵陣深くでモールとみせかけバックス勝負を挑んでましたが、FWにこだわれば、もう少し手こずらせることができたかも知れませんね。
光泉:スクラムで劣勢にたったことが要因かどうか分かりませんが惜敗。ですが敗れたとはいえあんこ型の1列目中心にバックスも含めて全体的に体格がしっかりしており、今後近畿の新たな強豪として台頭してくる可能性を感じました。
東海大仰星:FWはもちろん、バックスまでまるでロックやエイト。2年前の全国制覇したとき同様の高校生離れした強さは、文句なしに優勝候補筆頭ですね。
和歌山工業:大敗も両プロップはあんこがたで例年よりしっかりして見えました。例年だと100点超え喰らってもおかしくない中、90点台で抑えたのは、それだけでも進歩の証だと思います。今後もまずはサイズにこだわっていければ、さらに強いチームを作る可能性も秘めていると思います。
関商工:派手さはないですがFW中心に各選手の体格はしっかりしてました。力勝負で大阪桐蔭を手こずらせる可能性は秘めていると思います。
流通経済大柏:あんこ型の1列目はもちろん、2列目以降バックスも含めてしっかりした体格の選手が多く、例年FWでもっさりのイメージが強い同校ですが、今期はスピード感もあり、上位に勝ち進む可能性を十二分に感じさせる内容だったと思います。次の相手は同じシード校の石見智翠館。3トライ以内に抑えることができれば、勝機拡がると思います。
國學院久我山:バックスの選手にFWのようなしっかりした体格の選手が多かったのが印象的でした。昨年もFWの劣勢をはねのけベスト8まで進出しましたが、今年もハーフ団のゲームメイクとバックスの活躍で、上位に顔を出してくるかもですね。
桐蔭学園:あんこ型の1列目と展開力で、今季も上位進出の期待感は十分にあると思います。ただ、次の相手佐賀工業はすんなりとはいかせてくれない可能性も十分にありますね。
遠軽:強豪に大敗でしたが、一列目中心にFWはしっかりした体格してましたし、今後さらに強いチームを作って花園に戻ってくる可能性は感じました。
常翔学園:シードダウン喰らいましたが相手は本来シードされるべき学校でしたので、クジ運としか言いようがないのかもですね。来期以降のチーム作りの一つとして、1列目の選手の体型、あんこ型、にこだわる必要があるのかも知れませんね。
以上です。