じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

生駒ボーイズ 大東畷 東海中央ボーイズ 松原ボーイズ

2018-05-26 20:02:35 |  中学野球

✳生駒ボーイズ

4三瀬選手右右19:やや細身もガッチリしており、とにかくお尻が大きく太ももが太い❗体格以上に大きく見える。先日観たときに強烈な印象が残った選手、この日は新たに選球眼の良さが新たに印象に。他の選手が引っ掛かってたベース付近から鋭く曲がる質の高いスライダーを見極める。それだけぎりぎりまでボールを見て引き付けることが出来ている証拠かと思われます。引っ張りに課題が残ってそうなのは相変わらずに見えましたが、配球読むことに関しては、先日観たときより良く見えました。迫力のベースランニングも印象的でしたが、改めて見ると腕の後ろ振りの大きさが他の選手より目立つ。これはそれだけ体が強い事の証明かと思われます。守りでも未来のスター性を感じさせ、三塁手としての適性の高さを感じさせるのも変わらず。加えてこの日は終盤投手としてマウンドへ。威力あるストレートは球の伸びも感じさせる。腕を強く振っても投げ終えた後、体が一塁側へ流れることなく捕手に体を整体させることが出来ていたのも体の強さの証明。高校球児で似たような選手います。大阪桐蔭の根尾選手。そう、瀬選手には、根尾の大型版の二刀流選手になる資質を感じました。未来のメガネスターの匂いプンプンです。

5捕沢田選手右右21:華奢というのが先日観たときの体格の印象でしたがより近くで見るとお尻から下がしっかりしていると新たに印象に。強肩なだけでなく安定した送球。モーションも速いと先日は捕手としての印象が強かったですが、この日は打つ方でも、相手の威力あるストレートに振り負けない振りの強さも印象に残りました。

7右国政選手右左5:ガッチリしていてお尻がでかく全体的に分厚さを感じる体型に日頃の練習を感じさせるものがあり、こういう選手が全国クラスの強豪でレギュラーなるものであると感じさせる。大きく振れるのが魅力と先日印象に残ったがこの日は強さだけでなく柔らかさでも遠くへ運べるところを見せる。

8投近藤選手右左17:長身やや細身も分厚さ、大柄感あり。本格派。瀬選手同様強烈な印象が先日残った、しかもこちらは下級生だが、速くて強いストレートはグランドレベルでみても同様、伸び、切れ、速さを感じさせるものでした。ストレートに重たさが感じられるようになれば、と思います。スライダーも先日同様、ベース付近から鋭く曲がってましたし出し入れもできてました。先日観たときよりも、打者がいるときでもそうした球を投げることができてました。

 

 

✳大東畷

3右澤田選手右右19:細身で背は高め。先日観たときにアップの際のダッシュで他の選手とは違って走っても上半身がぶれない体の強さが印象に残ってましたがそれがこの日は攻守に表れる。打っては振りが強くベーランもなかなかのものがあり、守っては右中間からライトゴロ決める。単に肩が強いだけでなく送球動作に切れがありました。イメージしていた通り三拍子揃った選手。イメージとは違い外野手でしたが、動きを観てると、内野もいけると感じました。

 

4左三佐藤選手右左14:全体的に芋のにっころがしのごとき体型に日々の練習を感じると先日観たときと同様の体型。試合前のダッシュなど見てると守備走塁には課題が残ってそうだが打つ方では四番を努めてるのかそれか6番あたりかとの推察は、良い意味で裏切られました。守備は課題どころかうまいです。正確な送球に落ち着きを感じましたし、一歩目の速さからくる守備範囲の広さも感じましたし、顔でフライをとることが出来ていたあたりにしっかりとした基礎を感じましたし、サードでは走者の離塁の速さを逃さず犠牲フライを阻止した姿に高い集中力も感じさせる。4番か6番かと予測していた打順も良い方の予想の4番が当たる❗強さやわらかさ、そして大きさも感じさせるスイングを披露してました。この選手はきっと、大阪桐蔭クラスでも活躍できる選手になることでしょう。

 

1中藤原選手右右15:長身細身もガッチリ感はある選手と先日観たときに印象に残る。試合前のアップで体の柔らかさと腕のしなりの良さを先日感じた印象そのままに、背走する難しいライナーも楽々とファインプレー。捕球イメージがしっかり出来てみえ、基礎がしっかりして見えた。トスバッティングでは、スイングの際、体のブレが少なくしっかり振り抜けていたのが先日印象的でしたが、その時そのままに、強く振ることが出来てました。ベースランニングもストライド大きくなるか鋭そうだなと、ホームラン打ったときの走塁に感じました。

2遊捕濱根主将右左11:細身。シュアなバッティング。捕手として特に、肩の強さも見せる。

 

✳東海中央ボーイズ

2左鈴木梧正選手右右44:小柄だがお尻から下がしっかりした体格のきっちり体型。振りが強い。ぎりぎりまで引き付ける事ができるから、ベース付近から鋭く曲がるずらずらにも対応できる。ガッツを前面に出す選手

3右井戸田選手右左10:細身。シュアなバッティング。力いっぱい振らずとも、鋭いスイングができる。

6捕前川選手右右27:華奢。強肩。そうなるとモーション速く動き始めそのものも良いので、捕手以外に内外野どこでも守れそう。

7二大石選手右右12:やや細身も太ももしっかり。ベースランニング鋭い。上半身がぶれない全力疾走は、体の強さの証明

 

✳松原ボーイズ

1二藤本選手右左4:小柄。やらしいバウンドも落ち着いて処理。打ってもシュアなバッティング。負傷退場。大事なければよいが

2左金岩選手右左7:細身で背は高め。シュアなバッティング。肩も強い。

4投松林主将右右5:長身大柄。大きなスイングは完璧野手かと投打を見る限りでは思われるだけに、本職サードかと思われる背番号からして、守備能力次第ではとんでもない選手へと成長を遂げる可能性を秘める。打者としては完璧スラッガー。もし守備がそれほどでもないとすれば、投手としてもなかなかのストレートなど投げていただけに、今後の起用法を悩ましく考えることになるかも知れません。

8捕小山選手右右2:ガッチリしていて筋肉太り。強肩、モーション速い。横投げはやや気になるかも知れません。


男子高校サッカーインターハイ大阪府予選最終順位決定リーグ展望

2018-05-22 15:05:37 | 高校サッカー

※第1節

関大北陽ー金光大阪

前線に強い選手を数多く揃える金光大阪の攻撃を関大北陽がいかに封じるかが焦点かと思われます。

履正社ー阪南大高

阪南大高は見る限りここ数年ほどの力強さは感じないものの、プリンス上位の近大付属戦などここまで2試合きっちりスコアメイクして勝ち上がってきた。2年続けてプレミアリーグで揉まれてる成果かもしれませんね。対する履正社は今季プリンスで下位に沈むも安定している印象があるディフェンスが機能すれば、勝機はあるかと思われます。

 

※第2節

関大北陽ー阪南大高

関大北陽は大阪桐蔭、興国の争いかと思われたゾーンを両校ともにスコアレスドローで延長もしくはPKの末に破っての最終順位決定リーグ進出。プレミアで揉まれる阪南大高相手に1点以内のロースコアの展開に持ち込めれば、勝機はあるかと思われます。

 

※第3節

関大北陽ー履正社

ここまでの両校の戦績を見る限り1点以内のロースコアの展開が予想されるかと思われます。プリンスリーグでみた履正社の攻撃で気になったのがややワンパターンに見えた点、同じような印象を受ける攻撃になってしまうと大阪桐蔭、興国がはまった関大北陽の守備網をなかなか切り崩せない可能性も。

金光大阪ー阪南大高

金光大阪のバックラインが整備されてるかが焦点。プリンスリーグで私的雑感として感じた不安要素ですが、桃山学院を完封しているあたりを見ると、それが改善されてる期待は大いにあるかと思われます。

 

※プレミアリーグで揉まれる阪南大高、プリンスリーグで上位につける金光大阪に履正社、阪南大高がいかに守備で踏ん張るか、が、リーグ戦全体を通しての焦点かと、私的雑感ではありますが思います

 

 

 


大阪桐蔭 東海大大阪仰星 常翔学園 大阪朝鮮

2018-05-20 21:27:02 | 高校ラグビー

✳FW

体格

大阪桐蔭:一列目はあんこ型揃いなどしっかりした体格の選手が多く感じたこれまでの印象から変わらず。ロックがやや細いのはラインアウトなど他の側面から観てるとむしろ効果的に見える。

東海大仰星:あんこ型揃いの一列目など皆分厚さ満載で体格に穴なしという近畿大会の時より線の細く見える選手がやや目立つ。これまでと違う選手が出ていたのか単に気のせいかはなんとも?という4月から印象変わらず。

 常翔学園:3月に観たときより第三列がやや細く見える。それまでと違う選手を試していた可能性も。

大阪朝鮮:大型でサイズに穴なしという3月と印象変わらず

 

 

スクラム

大阪桐蔭:マイボールで押し込まれたり相手ボールで押せなかったりと不安定な印象は4月から変わらず。後半メンバー代わってからはしっかりと組めており、メンバー代わっても変わらぬ強さを身に付けることが今後の課題かも知れません。

東海大仰星:4月に見たときは対策で勝る分圧倒してましたが、体格互角になるとかなり負けて見えたのが気になりました。

常翔学園:いつみても今期はスクラムが強いです。

大阪朝鮮:しっかりした体格の相手にがっぷり四つで渡り合ってたという3月の印象よりさらに強くなって見え、大阪桐蔭相手に、特に前半はマイボールでも押し込むなど圧倒。終始がっぷりと堂々と渡り合ってました。

 

モール、ラック

大阪桐蔭:敵陣で圧倒は4月と印象変わらず、ロックの選手だったと思うのですが、しっかりと柱になってました。自陣で踏ん張るモールラックに先月は脆さを見せましたがこの日はその機会がなかったような。

東海大仰星:この日もこれまで同様、モールラックの印象そのものがありません。

常翔学園:こちらも印象ありません。

大阪朝鮮:これまで押し込むモールには良いものを見せてましたが、この日は踏ん張るモールでひとたまりもなし。今後の課題かも知れません。

 

集散の速さ

大阪桐蔭:相手の鋭い出足に一歩も引かぬ寄りの速さが球出しの速さにつながっており歴代最速かも?というこれまでの印象でしたがこの日は序盤はそれまてほどの速さが見られずという4月の印象と変わらず。FW戦でなかなか優位にたてなかったのが原因かも。後半メンバー代わってからは徐々にそれまでの迫力鋭さが戻ってくる。スクラム同様、メンバー代わっても変わらぬ速さを身に付けることが、今後の課題かも知れません。

東海大仰星:新人戦、近畿大会と経るにつれ、仰星らしい姿に近づいて見えたというこれまでの印象がさらに強まったのが先月の印象でしたが、この日はこれといった印象はありません。

常翔学園:及第点のものはありますが例年ほどではないのが現状かもとのこれまでの印象と変わらず。

大阪朝鮮:至って普通で高いレベルを目指すのなら課題かもという3月から印象変わらずも、それまでよりは速さも感じられるように

 

✳BK

体格

大阪桐蔭:しっかりした体格の選手が多い印象はこれまでと変わらず。

東海大仰星:個々の体が大きくなっているのかもという近畿大会の時より線の細い選手がやや目立ったように見えました。今までと違った選手が出てたのか単に気のせいかはなんともという4月から印象変わらず。

 常翔学園:3月観たときより線の細い選手が多く、それまでと違う選手が何人か出てたかもで、何かしら試す目的があった可能性も?

大阪朝鮮:全体的に線の細い選手が多く見えた3月より、個々の体格が随分しっかりして見えました。

 

展開力

大阪桐蔭:4月同様、前半は同校歴代屈指かと思われるのがこれまでの印象ほどの動きが見られず後半徐々にそれが戻ってきた感じでした。

東海大仰星:新人戦、近畿大会と経るにつれ、仰星らしい姿に近づいて見えたというこれまでの印象がさらに強まった先月の印象でしたがこの日はこれといった印象は残ってません。

 常翔学園:例年ほどではなさそうという3月から印象は変わらず。

大阪朝鮮:山なりのパスが目立つなど全国クラスのことを考えると物足りないものがあり、今後の課題かも知れませんという印象からさほど変わりませんが、パスの鋭さは増して見えました。

 

タックル

大阪桐蔭:低く刺さるタックルを幾度となく披露。一方で相手に詰めすぎのラインが元で簡単に裏をとられたり、はたまたスピードありトリッキーな動きも見せる相手を見すぎて突破を許したりと、相手ラインとの距離感に課題を残したかも知れないというのが4月の印象だったせいもあるのか、この日は距離感を意識してか前半刺さるようなタックルが見られなかったように思います。後半など時間がたつにつれ、それまでのような鋭いタックルが刺さる場面が多くなって見えました。

東海大仰星:この日も低く鋭く刺さっていました。

常翔学園:3月はやや物足りなく見えましたがこの日はあたり勝つ場面が目立っており、3月よりよくなった点かも知れません。

大阪朝鮮:特別印象はありませんという3月と同様も、時にいいのが入っていたように思います。

 

 

大阪桐蔭:歴代で最も、冬の全国で優勝が期待できるチームかと思われるという印象変わらず春の大阪を制しましたが、大会通してディフェンスに課題が残って見え、大阪では頭一つ抜け出た存在になりきれずだったかも知れません。冬の花園初優勝へ向けての、大切な課題事項かと思われます。選抜でもディフェンスがやられて負けてますし。

 

東海大仰星:Aシードクラスの力を身につけるまでには至っていない感じという印象はこの日も変わらず大会通して低調で第一シードを逃す。それまでとは違うメンバー、布陣に見え、いろいろ試している最中にも見えました。今はまだ連覇するまでの力は身につけていないように思いますが、まだまだこれからであり、今後その力を身につける可能性、時間、そして引き出しはまだまだ残されていると感じました。という4月から印象変わりません。

 

常翔学園:現時点でBシードの力はあると思います。昨年は冬の全国でようやく身につけた力を、今季はすでに身に付けており、今後の期待ももてるかと思われます。例年の速さ鋭さ迫力が身に付いてくるかが飛躍の鍵という先週の印象と変わらず。体格はすでに全国制覇レベルのものはあるかと思われるというのが3月の印象でしたがこの日はその体格がやや見劣りし、こちらも大阪桐蔭や仰星と同じく、違う選手をいろいろ試していたのかも知れません。全体的な印象は3月までと変わりません。

 

大阪朝鮮:これまたBシードクラスの力はあるかと思われます。このチームはFWを前面に押し出して戦った方がいいように感じたというのが3月の印象。力的にはその頃と変わってないと思いますが、3月よりもBKでも戦えるようにはなってました。

 

✳今期の大阪は大阪桐蔭が頭一つ抜けてて大阪朝鮮、常翔学園、東海大仰星、大阪産業大学付属が横一線で並ぶといった図式に、この大会の結果だけをみれば感じますが、私はそれでも現状、二番目には仰星がつけていると睨んでいます。大阪桐蔭と東海大仰星と後一つどこが出るかという昨年の図式と変わらないと思いますし、春にシード逃すと仰星は花園予選から全国にかけて覚醒する印象がありますから、それが今期もなされれば、大阪桐蔭と二分する存在になることを意味しますので、そうなると仰星が大阪桐蔭、大阪朝鮮、常翔学園のどこと同じゾーンに入ってもその相手を奈落の底に落とす可能性が出てくるか大きくなるかしますから、久しぶりに今期の大阪の高校ラグビーは予断を許さぬ情勢になってきたかと思われます。大阪産業大学付属にも初出場のチャンスがまだ十分にあり、花園予選の組み合わせ抽選が例年以上に注目かと思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


関大北陽 大阪桐蔭

2018-05-20 17:42:12 | 高校サッカー

✳守備

関大北陽:サイドをやられることはある程度仕方なし、ゴール前などセンターラインをしっかり固めようというふうに見えました。終始その効果はあったと思います。

大阪桐蔭:延長での1失点のみですから、総じて見れば出来は良かったと思います。守備で目立つことが出来ていた選手が、時間帯問わず個々に多人数出てきていたと思います。ただ、前半に絶好のFKの場所で、みる限り別にやらずに済んで見えた軽微なファウルを犯してしまい大きなピンチを招いてしまったり、安易にセーフティファーストなプレーを選択してしまったりと、厳しく見れば自陣深くでのプレーにしてはやや軽く見えたプレーが時間帯に関係なく数度ではありますがあったことが、ついには命取りになったかと思われます。

 

✳攻撃

関大北陽:基本攻撃はサイドアタックが中心、センターラインは守り重視に見えましたので、いくら攻めてもなかなか得点には至りませんでしたが、愚直にアタックし続けたことが、延長でついに実を結んで見えました。右MF10の強さと相手に怖さを与えるシュートへの決断力、,右SB2の最後まであきらめない走りが印象的でした。

大阪桐蔭:敗因はズバリこちらにありと感じました。とにかく一人一人の球持ちが長すぎました。ゴール前に人数をかける相手にドリブルでまともに突っ込んでゴールをこじ開けられるわけがありません。サイドはある程度やらしてくれてみえ、45'度あたりからのシュートがもっとあって良かったと思いましたし、実際そのチャンスは幾度かありましたが、そこで瞬時の決断ができず一手待ってしまう間に詰められて見えました。チャンスで待っていては得点できません。序盤に深澤選手だったと思うのですが、そうした場面で瞬時に放って相手に怖さを与えてましたが、以降、延長に入るまでそれが出来なかったように思います。瞬時の決断力を身につけるには、いい意味での粗さ、が必要。瞬時に決断するわけですから緻密に計画したうえでというわけにはいきません。粗いものになります。必要なのは粗さ、荒々しくという意味ではなく粗さが必要。とにかくこの日の攻撃は特に、あまりにも綺麗過ぎました。

 

✳関大北陽

戦術が見事にはまった勝利だったと思います。最終順位決定リーグで2位以内に入りインターハイ出場を決める鍵もディフェンスの成否にありそう。我慢強く戦い抜き、久々古豪復活なると良いですね😃

 

✳大阪桐蔭

この日のスタメンはかなり攻撃的に見えました。前半でリード奪い後半でスコアメイク、終盤前線での守備に秀でた清藤選手を投入し逃げ切りという感じに見えましたが思うようにいかず清藤選手を早めに起用して、負けない戦い、をせざるを得なくなり、以降ゲームを落ちつかせる事はできるも得点には至らず逆に失点、そうなると途中出場で体力が余ってる清藤選手を下げてでも点をとりにいかざるを得なくなり、そうなると疲弊しやすい前線の選手を一人余計に使い続けざるを得なくなりと、やや相手を上から見て見えたスタメン選考が終始、以降の起用で後手にいってしまった要因に見えました。後、ボールに追いつけたかもな場面でやや諦めが早く見えた場面が多かったのも気になりました。それと、この日は強さよりうまさが目立つ。勝ちたければ最後は強さを見せないと勝てません。攻撃の所でも触れましたがこのチームに足らないのは、粗さ、だと感じました。特にこの日の相手はゴール前に人数を固めて見えただけに、それをこじ開けるにはFWに強さが目立つ選手が有効に見えましたし、結果論かもですが、木村選手は二列目サイドよりFWの方が良かったかもしれませんし、Bチームでそうした場面でスーパーサブ的にも使われてたボンバー系の選手がベンチに控えていただけに、この選手今こそここでとおもいながら見てました。そう言えば2月から3月にかけて見たBチームの中でこの選手はレギュラー捕るかなと思った選手が二人ほど全くと言っていいほど姿を見ないのが気になります。特に一人は前線で強さが目立つ選手でしたしBチームには例年より強さが目立つ選手が多く、今のメンバーがダメだと言うわけではもちろんないですが、メンバーの再考の余地が、特にこの日はBチームの戦いに観られた強さを前面に出した戦いに欠けて見えただけに感じました。例年より選手層は分厚いと思いますし、目でみて感覚的に感じる強さは歴代の同校でも屈指かも知れません。インターハイ逃すと大概以降覚醒して見える同校、特に今期はその可能性を感じさせるチームかと思われます。今の3年生は部史上はじめて、1度もインターハイにいけない世代になってしまいましたが、是非とも肥やしにしてほしいと思います。


大阪学芸 大阪桐蔭

2018-05-13 15:59:11 | 高校サッカー

✳守備

大阪学芸:前がかりなサッカーな分、攻め込まれたときの後ろの守備には、特に前半、観てて薄くて不安感がありました。序盤に相手がPKを外してくれたのと、前半終了間際に先制点をとれたことで、後半は前半ほど突っかかっていく必要がなくなったこともあり、後半はほぼ危なげなく守れていたと思います。

大阪桐蔭:ゴールめがけてどんどん放り込む、ゴールめがけてどんどん狙ってくる相手の速さと強引さについていけてないように見えました。2失点はいずれも押し寄せる相手にゴール前を固めるのに手一杯でミドルレンジを閉めるとこまで間に合わずの失点に見えました。攻めから守りへの瞬時の切り替えに課題が残ったかと思われます。

 

✳攻撃

大阪学芸:チャンスと見るや怒涛のごとく敵陣に押し寄せる迫力、例えドリブルで仕掛けるだけのスペースがあってもゴール前にどんどん放り込む、シュートスペース出来れば迷わず瞬時に強くゴールに蹴りこみ相手に怖さを与える、先制点の場面は相手にきっちり寄せられたなか、右サイドから強引にゴール前にクロスを上げたことによるもの、等々、上手さより強さを前面に押し出し、トップスピードの中でテクニックも見せることができ、常にゴールのみを意識して見え相手に考える余地を与えない攻撃の数々は見事だったと思います。前線の9.10は単に大型だからというだけでなく、プレーそのものが迫力の連続で、他の選手からもそうしたものを感じました。

大阪桐蔭:前の圧が凄くその分後ろが薄い相手には二列目のサイドの選手などによるドリブルでのサイドアタックからのカウンターからゴール嗅覚に長けた?前線の選手のゴールといった感じかなと思ってみてましたが、まず攻めを凌いでもタッチを切るので精一杯の場面が目立ちなかなかカウンターまでに至らず。攻め込んでもスペースあるのに後ろに下げてしまったり、スペースめがけてドリブルで突っ込んでしまったりとチャンスで待ってしまう場面が目立ち、チャンスで瞬時に決めにいく動きができた相手とできなかった大阪桐蔭、それこそが、相手が2で大阪桐蔭は0となった最大の要因かもしれません。特に新人戦の時にゴール嗅覚が印象に残った小柄な下級生?が出てなかったのも響いたかもしれません。何故出てなかったかは?

 

✳大阪学芸

巧さより強さを前面に押し出し、それでいて観るものを魅了するサッカーは全国を制する可能性すら感じさせる見事なものでした。昨年までとは明らかに1UPしていて見えました。特に攻撃にそれを感じ、男子になってしまいますが流通経済大柏のごとき、男子であり違う種目になってしまいますが全国制覇するときの東海大仰星の高速展開ラグビーのごとき、違う種目になってしまいますが昨年の女子バスケの桜花学園のごとき、強さと速さを前面に押し出したボールまわしを見ているようでした。

 

✳大阪桐蔭

一対一など個々は十分5分にやれていたと思いますが、束と束の戦いで終始圧倒に近いくらいにやられて見えました。攻守の切り替え時の運動量が課題なのかも知れません。そうした際、相手は全員がそれに足る運動が出来ていたのに対し大阪桐蔭は出来ていた選手もいれば、そうでなかった選手もいたという感じ。序盤のPK決めて先制できていれば全く違う展開もあった。とか思っていては、2年続けて全国を逃す事になるかと思われます。PK関係なく力負けだったと感じました。今後に向けて、束としての強さを、いかに攻守に高めていくか、なのかも知れませんね🎵