じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

常翔学園 関大北陽 大阪桐蔭 大阪商大高

2016-04-24 21:25:14 | 高校ラグビー

※FW
サイズ
常翔学園:これまでより、FWが大きくなって見えたので、体格が良くなったか、これまでとは違う選手が出ているかだと思います。
関大北陽

一列目はそろってあんこ型、両ロックは大柄、第3列にエイトもがっしりしており昨年以上に大型で、全国クラスの強豪と比べても決して見劣りしないという新人戦の時と全く印象変わりません。
大阪桐蔭

両プロップはあんこ型、小柄なフッカーの体格もみるたびに良くなって見える。これまでよりロック4が体格が大きくなって見えたので、体格がこれまでより良くなったか違う選手が出ていたかだと思います。第3列は6,8は同じも7はこれまで見たことない選手に見えましたが、第3列は誰が出ても大きいのが今期の特徴だと思います。今日の7ばんなんて一列目でもいいくらい。


※BK

サイズ
関大北陽:BKにもしっかりした体型の選手が何人かいるなと新人戦の時思ってましたが、しっかりした体格の選手が今日見ると増えて見えました。

大阪桐蔭:sh9がこれまでと違って骨格がしっかりしてたので違う選手が出てたのだと思います。FB15はこれまでより体格が良くなって見えました。
展開力
常翔学園:これまで同様、速さを感じる印象に変化なし。
関大北陽:新人戦の時より速くなってると思います。
大阪桐蔭:今日のSH9のパススピードの速さが印象に。WTB13のパスなどの動きにキレの鋭さを感じましたが怪我で負傷退場が心配。
タックル

大阪桐蔭:試合前のタックル練習の際、同志社香里のダンス部の大音量を前にしても、何とかタックル音を響かせることが出来ていました。
プレースキッカー
常翔学園:so10の右足からの精度高かったです。左隅から蹴る場面ばかりでしたので、右隅から蹴るところも見たかったです。


※総評

常翔学園:これまでより特にFWの選手が、全体的に筋肉がしっかりして見えました。各選手の体格が良くなっているか違う選手が出てたかだと思います。
関大北陽:体格は全国レベル。体の活かし方を覚えれば、冬には覚醒する可能性を秘めており、楽しみな1校だと思います。
大阪桐蔭:御所実戦で負傷退場したCTB12の足の怪我は長期化している?加えてもう一人のCTBもこの日の終盤足の怪我で戦線離脱。存在感の高い両CTBの復活が待ち遠しいですね♪冬の花園予選までに間に合うとよいですね
。この日途中出場のWTB24は御所実戦ではスタメン起用されてた選手かなと思ってみてましたが、体が強そうな選手ですので、スタメンに名を連ねてきてほしい選手の一人だと思います。

大阪商大高:No8強かったです。個の強さが、チームの強さにつながると良いですね。

以上です。



 


4月17日大阪桐蔭 京都橘 履正社 和歌山北

2016-04-17 09:05:43 | 高校サッカー

※守備

大阪桐蔭:CB田村4の的確な予測からのボール奪取が光りました。左MF福島9が守備で目立てるようになったのが昨年との違いと思います。

京都橘:2年前に小屋松君を中心に全国で躍動した時同様、前線からの激しいプレスは健在。先週観た阪南大高以上に激しくあたってきます。序盤、そのプレスをかいくぐられ、以降しばらく前からいけなくなる。かわされてもなお、持ち味の前線からの激しいプレスにこだわった方が、相手により脅威を与えられたかも知れませんね。

履正社:後半点差が空いた事もあってか最終ラインを破られる場面が目立つ。1点とられて締める事ができるのかどうか見たかった気もします。GK瀧浪君12は大柄で迫力がありました。

和歌山北:相手のスピードについていけず、特にサイドをえぐられるシーンが目立ちましたが、試合経験を積んでいくにつれ、対応できるようになってくると思います。

 

※攻撃

大阪桐蔭:今日は本来の正GKと思われる稲垣1が入ったからか、大阪桐蔭本来のキーパーからのつなぎのサッカーが、特に前半目立つ。稲垣君は瞬時の判断が光ったと思います。チーム全体で観ても、ここまでみるかぎり今期は例年より球離れが速いです。それだけ、サッカーに必要な瞬時の判断に対する意識が高いのだと思います。CBふたりの前線への切れ込みも効果的。CBという守備の要のポジションですから、やりどころを瞬時に掴むことが求められるとは思います。FW仲田君10をボランチ、右MF谷口君11をFWにしてから、攻撃がより機能したと思います。

京都橘:数年前に全国を席巻した時同様、縦に速く激しく攻め上がる攻撃サッカーは健在。GK矢田貝1は大柄でがっしりしてて迫力がありました。FW岩崎7の速さ、強さを前面に出した上でのテクニックは出色!U19日本代表にも選ばれた。頑張れ!

履正社:昨年同様、キーパーからのつなぎのサッカーを展開。数年前までは強そうな選手を揃えながら、つなぎなのか縦に速くなのか、チームとしてのサッカーがあやふやだからチームとしての強さにつながらないという印象でしたが、ここ数年、そこが確立されてきていることが、安定した強さにつながっていると思います。ボランチ大塩君6の強風を的確につかんだ左足からのFKは相手にとって脅威。この日のような、常軌を逸した強風をしっかり掴むことができていたあたりに、意識の高さを感じました。後、右SB清水君2の打点の高いヘッドも、CKなどセットプレーで大きな武器になると感じました。

和歌山北:無得点で終わるも後半は、特にサイドから相手最終ラインを破って決定的な場面にまで結びつける場面が目立ちました。1点でもとれていれば、相手を脅かす追撃も可能だったと思います。紙一重です。

 

※大阪桐蔭:この日も右MF谷口君11のドリブルテクニックが目を引く。この選手、守備でも目立てるようになれば鬼に金棒だと思います。2試合みるかぎりでは、このチームの心臓はCBの2人だと感じました。試合前の練習でふたりでグランダーも含めたロングキックの練習で普段では考えられない、転がしても風の影響受けるほどの強風を掴む事に努める。指示なのか自分たちで考えてのことか知りませんが、普段の試合前ならやってないような練習に見え、良い練習してるなと感じました。チーム全体で観ても、この日の風をしっかり掴んだパスサッカーが出来ていたように思います。パスワークなど見てても、例年と比べてチームの仕上がりは早いように感じます。

※京都橘:この日は風を掴むことが相手と比べてやや出来ていなかった点で明暗を分けたような気がしました。今後、その日によっての状況を試合前に的確に掴むことが求められてくると思いますが、数年前に全国を席巻したチームに負けず劣らずの激しいサッカーを展開。フィジカルを今後どこまで上げてくることができるかが今後のチームの飛躍の鍵となると思います。

※履正社:みるかぎりボランチ大塩君がこのチームの心臓。そこから両サイドハーフにはたいて彼らの突破から決定的な場面にって感じに見えました。この両サイドハーフの出来が、今後のチームの飛躍の鍵の一つだと思います。

※和歌山北

今期プリンスリーグ昇格したチームの一つ。まだまだ上のレベルのスピードに試合の中で慣れるのに時間がかかる感じですが、試合を重ねるにつれ、なじんできて、勝ち点につながっていくと思います。この日も後半は面白い場面が何度もありました。 

以上です。


4月10日阪南大高 関大一 大阪桐蔭 金光大阪 近大付属 履正社

2016-04-10 08:02:13 | 高校サッカー男子

※守備

阪南大高

ここ数年、以前ほど前から激しくはこず、バランスをできるだけ保って守ってる感じに見えます。

関大一

ここも阪南大高と似たような印象。

大阪桐蔭

特にセンターバック2人、渡邊3と田村4のポイントを見極めた飛び出しからのボール奪取が光りました。いわば、守備の嗅覚、を兼ね備えてるって感じ。ただ、一方でそのセンターバックふたりのプレーの安定度を上げることが今後の課題にも見えました。二人とも、うまいがゆえの危なっかしさも、同居していたように見えました。後はサイドの守備♪昨年はややキーパーのセービング能力の高さに頼って見えたところもありましたが、今季は、この日みるかぎり組織で守れているように見えました。GKと最終ラインの距離感もまずまずよかったと思います。

金光大阪

ここも阪南大高や関大一同様、ポジションのバランスを重視したディフェンスに見えました。

 

※攻撃

阪南大高

つなぎより縦に速く強くの意識に見えるのは例年通り、攻めに転じた時の激しさには、今期も見るべきものがありました。ボランチ宮崎8の素速いボールさばき、FW稲森9のうまさと体の強さ、右のサイドハーフ島田11のスピードと強さなどが印象に残りました。特に稲森9は出色!Jから声がかかる?

関大一

FW才木9のテクニックにスピードや、ボランチ前田23のボールさばきのレベルの高さからくるキープ力の高さが印象に残りました。前田23は下級生?

大阪桐蔭

狭い局面でのパスワークの高さ、そこから逆サイドのフリーの選手を見つけての展開力の高さが光りました。動きの鋭さと瞬時の判断力の高さからくるものと思われます。課題は特に競った場面で、動きの鋭さ、瞬時の判断力の高さをシュートにも活かすことかと思われます。左サイドハーフの福島9は昨年はスピードが目立つも時にビューンといってしまうところがありましたが、今日久々見ると良い意味で目立たなくなって見えました。右サイドハーフの谷口11は低く鋭いグランダーのクロスの精度の高さが光りました。主将もつとめる小柄なFW神埼8のスピードと強さも印象に。2-0になってから登場した松浦13はハットトリックなど大活躍。てっきり昨年度で卒業と思ってました😊。てことは2年前の夏に初めて見たときは1年生。その時に感じた独特のゴール嗅覚を、昨年からプラスして感じさせた体の強さも存分に活かし、この日はこれでもかと発揮。野球で言えば5-0.6-0なってからの大活躍ですから、そこは割引いて考えないといけないでしょうが、左右のサイドハーフ、FWとポジションころころ変わって各1ゴールでのハットトリックは大きなアピールになったとは思います。守備など総合的に評価される選手になれるか、後スタミナ、それと瀬戸際の局面でのメンタル面がどうかが、レギュラー奪取の鍵かもですね♪個人的には、この選手の覚醒には、大いに期待しています。もう一年見れてうれしい!2年生のFW今岡14も大勢決してからの出場。昨年より顔つきも精悍になり、骨格も随分しっかりしたものとなり、昨年よりずっと強さを感じさせる選手になってると思います。怪我の影響による今日の起用法になってると推察されますが、いずれスタメンに名を連ねるのかなと思ってみてました。

金光大阪

 今日は相手の速さ鋭さの前に特に前半、ほとんど攻撃の形を作らせてもらえませんでしたが、後半はサイドから相手守備を切り崩す場面も何度かあり、ついには得点につなげました。

 

※阪南大高

今日みた大阪の高校のなかで体の分厚さ屈強さはダントツ。今期もうまさより強さが目立つチームカラーは健在。その中でのうまさも光るものがあるため鬼に金棒!2年連続の冬の選手権十分にいけますし、その前のインターハイも視界良好に見えました。ただ、昨年のチームに比べると、やや、まだたてめが目立つ感じのため、強さを前面に押し出して戦うなら、高いレベルで見て、今後よりいっそうの分厚い体を身につけることができればなお良いと思われます。

※関大一

今日は大敗でしたが、個々には光る選手もいましたので、それをチーム力に反映させることが出来れば、飛躍の可能性は秘めていると思います。

※大阪桐蔭

例年のようなキーパーからのつなぎが見られなかったのは、正ゴールキーパーが怪我に見え、本来のゴールキーパーでなかったように見えましたが真相は?ただ、このキーパー藤本12のキックの精度はまずまず高く見えました。この日は目を見張るような華麗なサッカーを展開しましたが、阪南大高のような屈強な相手などに同じようにできるかはまだまだ未知数。今後フィジカルを上げていくことが出来るかどうかが、今年こそ冬の選手権出場となるか、それとも今期もインターハイ出れるかどうかで終わるかの、分かれ道かと思われます。

※金光大阪

この日はトップレベルのスピード、鋭さに慣れるのに時間がかかって見えましたが、試合経験を積むにつれ、対応力も上がってくるかと思われます。そうなれば、昨年もこの時期は今ひとつでしたが、昨年同様、強くなると思います。

※近大付属 ※履正社

いずれも体つき見た程度でしたが、両校とも、大阪桐蔭同様、今後フィジカルを上げていくことが出来るかどうかが、飛躍の鍵に見えました。

 

高校野球で言うところのセンバツが高校サッカーで言うところのインターハイ。高校野球で言うところの夏の選手権大会が高校サッカーで言うところの冬の選手権。高校野球で、センバツ型のチーム、夏型のチーム、って例えられることがありますが、これを高校サッカーにあてはめると、今日見た大阪の高校は阪南大高が夏型、要は冬の選手権型。それ以外の学校はセンバツ型、要はインターハイ型。に見えましたので、単純に言えばインターハイはどこがでるかわからないものの、冬の選手権は現状阪南大高が2年連続となるのですが実際そうなるかは?いずれにしても、サッカーに限らず、最後はうまさより強さが勝つものと思われ、阪南大高以外の今日見た大阪の高校は、今後フィジカルを上げていくことが必須かと思われます。

 

以上です。


4月10日 柏原シニア 尼崎北シニア 

2016-04-10 07:57:25 |  中学野球

※柏原シニア

1遊酒井りょ右右6:やや細身もがっちりした体型。振りが強く大きい。大きなスイングができるから、外いっぱいも強くはじき返せる。

2中澤波左左8:小柄も割とがっちりした体型。大きなスイングで長打性の打球。振りそのものも強い。

3三酒井しゅ右左3:がっちりした体型で背は高め。この日は結果出せずも雰囲気はありました。

4一原右左5:やや細身も大柄。甘い変化球逃さずセンターオーバーあっという間の弾道。パンチ力半端ない。一方で難しい変化球をうまくさばく器用さもあり。

5投柳田右左1:華奢。打者として振りが強くバットが最短距離ででる。

6捕東部右左10:華奢でしたが太ももがしっかりしてるなと思ってたら、第一打席いきなり相手の威力あり重たそうな膝元のストレートに全く振りまけずレフトへ迫力の放物線一線でレフトへ特大のアーチを掲げる。スイングスピード速く振りが強い。そして、そういうスイングをしても上体が全くぶれないのは、先に触れた太ももがしっかりしてるからかもですね。走塁も懸命。リードも巧み。相手スラッガーに徹底した外角勝負で自分のスイングをさせず。

※尼崎北シニア

3遊高寺右左6:細身も背は高め。強く振れる。

4投右坂口右左1:大柄な本格派右腕。上半身、尻、腿と全体的にどっしり感がありました。重たそうなストレートは球速そのものも感じさせました。初回、先頭に初球いきなり膝元突くなどマウンド度胸も十分。課題はこの日みるかぎり変化球。緩急が使えないから投球が単調になり、狙われた感がありました。打っては柔らかさが光ったものの、みるかぎり投手として大きく育ちそうに見えました。

7左安芸右右7:華奢な体型でしたが守備範囲広い。打っても合わせるのがうまかったです。

8捕藤井右右12:細身で背は高め。強肩、ノーステップで低く鋭い送球に体の強さを感じました。2盗を2度にわたり刺しました。

以上です。


今更ですが2016センバツベストナイン

2016-04-09 20:27:32 | 高校野球

投手:早川君(木更津総合)

捕手:大澤君(木更津総合)

一塁手:綿屋君(鹿児島実)

二塁手:大西君(明石商業)

三塁手:吉澤君(大阪桐蔭)

遊撃手:林中君(敦賀気比)

左翼手:吉川君(開星)

中堅手:安西君(高松商業)

右翼手:吉高君(明石商業)

中にはポジション違う選手もいますが、いいな、って単純に思った選手を選んでみました。早川君は球の切れとマウンド度胸と面構え、大澤君はリード、綿屋君は振りの強さ。大西君は守備の動き、吉澤君は木更津総合戦でのホームラン、ではなく土佐戦で先制点献上のピンチを救った2回のボテボテのサードゴロの処理、林中君も守備から感じた体の強さと海星戦でのホームラン、左翼と右翼の2人は本来投手ですが、吉川君は投手としての先の可能性では今大会no1かもと感じた、時折見せた力強いストレート、吉高君は秋は右の技巧派という印象でしたがひと冬超えて力強さもつけた成長も買って、早川君1人にはしぼりきれずで外野兼任で選出。あ、そうそう、早川君も外野兼任です。安西君はなんと言っても脚力、後、根拠に基づく勇気ある判断力の高さも買いました。投手は早川君、吉高君左右の技巧派を軸に速球派の吉川君をリリーフにって感じです😊

 

打順は・・・

1大西君

2安西君

3林中君

4綿屋君

5吉澤君

6吉高君

7吉川君

8早川君

9大澤君

 

ジグザグ打線がすきなもので(笑)、後、できる限り下位まで厚みをもたせるようにしました。この打線が機能するかどうかは、1番の大西君にかかってますね😊

 

以上です。