じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪産業大付 興国 大阪桐蔭 東大阪大柏原 金光大阪 東海大大阪仰星 桜宮 大商大堺 

2021-09-25 07:48:33 | 高校野球
※投手力
大阪産業大付:体格の良い本格派右腕川口選手11のストレートは力強かったです。変化球はスライダー系が殆ど。緩いのがあればさらに安定感も増すと思います。エースの左、背番号10の右はいずれも小柄で華奢ですがオーバーハンドから切れの鋭いストレートをブルペンで投げ込んでました。
大阪桐蔭:川原投手10夏の金光大阪戦同様、完投換算での投球に課題が残る。ストレート等ひとつひとつのボールはもちろん力十分。一年生の小柄なオーバーハンド左腕前田投手14のピンチでの投げっぷりは見事。切れあり力ありなストレートにスライダーだけでなくスクリュウ系の抜き球もストレートと同じ腕の振りで投げることが出来有効でした。大商大堺戦では1失点完投。9イニング換算を意識したからに見えた失点もありましたが以降ギアを上げ危なげなく投げきりました。
金光大阪:右腕古川投手のフィールディングが印象に。打っても3番ですからこの選手を野手に専念させることが出来るような投手の出現が待たれるかも知れません。
東海大仰星:オーバーハンド、ややスリークォーター気味の右腕河内投手10、華奢な体型ながら切れの鋭いストレート投げ込む。遠投でも低いライナー性の軌道で相手の胸元にノーバンで届かせており、なかなか見応えがありました。リリーフした本格派右腕エース岩切投手も力量は高く大柄。
大商大堺:打っても4番の本格派左腕武田投手のストレートは伸び、切れ、強さいずれも見るべきものがありました。スライダーの切れ、後緩いのもあれば全国クラスの打線も抑えられるかと思います。

※打力
興国:1番センター前田選手右打ちの速い球に完全に山をはったかのような思い切りの良さが印象に残りました。
大阪桐蔭:緩急つけられるなど工夫されるとまだまだ自分のスイングが出来なくなる。競った展開でチャンスで打席回るとまるでピンチのような打撃になってしまう選手がまだまだ多く力はあるが課題も多く感じました。
東大阪大柏原:力強さはありませんがなかなかしぶとい打線でした。
金光大阪:体格のしっかりした選手が多くなかなか力強さを感じる打線でした。


※大阪産業大付
投手力は全国を目指すレベルにありそう。打力とランナーを置いたときの内野守備力を上げることが、全国を狙う鍵かと思われます。

※興国
全国を目指すには投打にもう1ランクレベルアップが必要と感じました。

※大阪桐蔭
今季も力は例年通りあるかと思いますが旧チームに比べると決め手という点でまだまだ。競った展開で守備走塁のミスが増えるのは経験不足と基本的な所がまだまだしっかり出来ていないのが原因かと思われ、コロナ禍で例年ほど練習が積めていない事が想像されて見えました。


※東大阪大柏原
しぶとい打線ではありますが、全国を目指すには投打にもう1ランクレベルアップが必要と感じました。

※金光大阪
打線は全国的に見ても及第点。投手陣次第では、全国も狙えるかと思われます。

※東海大仰星
投手力は全国を目指すレベルにありそう。得点力が課題。個々の打力以上に揺さぶりのなさが気になりました。ベンチを絡めた攻撃の引き出しの数と精度を今後どこまで上げることが出来るかかと思われます。

※桜宮
全国を狙うには投打にもう1ランクレベルアップは必要と思いますが一死2三塁でファースト送球の間にホームを陥れた走塁は光りました。大阪の21世紀枠選出あるかもですね。

※大商大堺
武田投手以外の選手の成長が、今後の鍵かと思われます。