じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭 関大一 東海大仰星 阪南大学高校

2019-05-26 15:24:01 | 高校サッカー

✳守備

大阪桐蔭:相手の攻撃が前線の強い選手めがけてのカウンターが主でワンパターンだったにも関わらず前半終わりと後半立ち上がりに失点してしまったのはいずれもGKと最終ラインの連係のまずさに見えましたが、2失点目直後に前線の選手を代えてましたので、そこでの抑えにも問題があったのかもです。上記ワンパターンに見えた攻撃に最後まで対応出来てなかった原因が、分かっていて出来なかったのか、最後まで気付かず感じる力がなかったのかは判りません。

関大一:前半は危なっかしい場面も目立ちましたが、先制点を奪って以降後半は、試合の流れにものって無失点で切り抜けられたように見えました。

東海大仰星:この日も終始安定してました。終盤の失点はシュートを打った相手を褒めるべきと思いますが、敢えて言えば、DF等の真後ろに立ってしまって見えたGKのポジションに問題があったかも知れません。あれだけきっちり味方が寄せていた中でしたので、そこからいきなり精度の高いミドルを放たれるという想定が出来てなかったように見えました。

阪南大学高校:この日もシュートスペースしっかり塞いで見えましたが、それでも強引に放ってくる相手に手を焼きながらも、何とか凌ぎきりました。

 

 

✳攻撃

大阪桐蔭:無得点に終わりましたが、とても良い攻撃が出来ていたと思います。シュートの意識も高く、特に前半は相手に怖さを与えていました。

関大一:とにかく、前線の選手の強さが光りました。

東海大仰星:激しく攻めながら無得点に終わった要因は、先日観たときも感じましたが、やや攻撃が一本調子になってしまって見えたこともあるかと思われます。上記は同校の特徴でもありますが、崩すには時に、緩急も必要かと思われます。

阪南大学高校:シュートに対する意識の高さ、相手に詰められた難しい体勢からでもシュートが打て、クロスが上げられる体の強さ分厚さが、先日観たときも光りましたが、そうした姿勢が、終盤の劇的な決勝ゴールにつながったと思います。

 

✳大阪桐蔭:2-0で勝てた試合を0-2で落としてしまったと感じました。何故そうなったか、自分で勝手にジャッジしてしまってボールを追いかけるなど走るのを止めてしまう場面が目立ったことにあるかと思われます。勝手にゴールキックとジャッジしてしまいCKにしてしまう。勝手に届かないとジャッジしてしまってボールを追いかけるのを止めてしまう。勝手に相手がこないとジャッジして相手に高い位置でボールを奪われてしまう等、攻守に余裕を持ちすぎたプレーが、時に致命傷になって見えました。他の3校が最後までボールに、人に食らいついていた姿とは対照的だったことが、こうなってしまった要因かと思われます。ここから2試合は強敵との戦いになります。初戦手痛い敗けでのスタートとなったからといってやおら勝ちにいこうとガンガンいこうとするのではなく、あくまで1試合1試合で考え、まずは守備の意識をしっかりもって、負けないこと、を意識した戦いが必要かと思われます。これから当たる二校とはロースコアの接戦に持ち込むこと、1-0か0-0、のイメージが大切かと思われます。

 

✳関大一:現在大阪一部で上位につけてますが力的にはプリンス下位くらいの感じを受けました。これからの2試合は大阪桐蔭と同様の意識が大事かと思われます。そうした意識を持つことにより、初戦を得失点差まで稼げて勝てたことが、より活きてくるかと思われます。

 

✳東海大仰星:初戦強敵相手に落としてしまいましたが、プリンスリーグで上位をひた走り、プレミアをも視野に入れるだけの強さを見せつけたと思います。ゴール前など何度ボール奪われてもしつこく相手にまとわりつき、最後まで懸命に走り抜く、やや不恰好ではあるが不恰好であるがゆえに余計に強さを引き立たせるサッカーは、負けてなお強し、の印象も、周囲に十分与えることが出来たのではないかと、思われます。中盤の構成が11番のワンボランチで後の3人は前がかりに見えましたが、間違ってなければ、よくそんな感じでプリンスも含めて公式戦全試合1失点以内に抑えているものだなと感心しながら観てました。それだけ各選手ボールに、人に対して最後まで食らいつく意識が強いのだと思います。初戦手痛い敗戦になってしまったものの順当ならインターハイ切符をゲットするかと思われ、それを真のものにするか否かは、星勘定を意識せずに戦えるかどうかかと思います。星勘定を意識して過度に勝ちにいくサッカーをしてしまうと、特に次の関大一がカウンターに強さを見せているだけに、ド坪にはまる危険性が増してしまうかと思われます。プリンスリーグでやっているように戦えるかどうかかと思われます。

 

✳阪南大学高校:初戦の強豪対決を制す。終盤相手に寄せられた難しい体勢からだったにも関わらず、ちょっとした隙間を逃さず瞬時に見事なミドルシュートを右足で決めて見せた篠畑選手?FW9はそりゃあこの試合で際立つ存在となりましたが、試合全体で見れば、この選手がよかった、というのが良い意味で無い、チーム全体として良かったと思います。次の相手はプリンスで大勝してる大阪桐蔭。勢いに乗って一気にいきたいとこでしょうが、それを真にするには、これまた、星勘定を意識せずに戦えるかどうかかと思います。ここまで今大会いまだに無失点ですが、カウンターへの対応にやや不安が残るだけに、勢い任せに前々行きすぎないようにする意識が必要かと思われます。

 

第一節を終えて、やはり仰星と阪南大学高校が順当ならと改めて感じました。残りの2校との違いを端的に言えば、誰々が良い、というのが良い意味で即答出来ない点にあるかと思われます。それだけこの二校は、チームとして良いと言うことかと思われます。大阪桐蔭、関大一が覆すには、やはりこの二校に対するときは、特に守りの意識が重要かと思われます。

 

 

 

 


男子高校サッカーインターハイ大阪府予選最終順位決定リーグ展望

2019-05-20 21:35:10 | 高校サッカー

✳第一節

大阪桐蔭ー関大一

 共に今大会全試合1失点以内に抑えていることから、一点勝負の展開が、ここまでの両校の今大会の戦績見る限りでは予想される。大阪桐蔭としては攻めてはシュートチャンスを逃さずどんどん放って相手に怖さを与えたいところ。守っては自陣でいかにファウルせずに厳しく相手にいけるかかと思われる。関大一は現在大阪一部5位だが力的にはプリンスで中位から上位を窺うだけのものがあるかと思われ、大阪桐蔭をやや上回る力を誇っていても不思議でない。守ってはいかに相手のシュートスペースを防ぐか、攻めてはカウンターだけでなくいかに相手陣内で攻撃を継続し、圧力をかけ続けるかにかかっているのかもしれない。ロースコアの展開でドローも十分あり得るカードだが、ともに残り2試合が強敵との戦いとなることを考えると、互いに是が非でも勝ち点3がほしい試合かと思われます。

東海大仰星ー阪南大学高校

共にプリンスリーグで首位争いを演じ、力的にはプレミア中位から上位をも視野に入れるだけのものがあるかと思われる。現状大阪のトップをいくかと思われるこの2校が、順当にいけばインターハイ出場2枠をゲットするものと思われる。東海大仰星の攻めは激しく、阪南大学高校が自陣深くまでスペースを与えてしまうと、一気に押し切られる危険性も秘める。相手に寄せられた難しい体勢からでも精度の高いシュートやクロスが放てる阪南大学高校と、ここまでインターハイ予選はおろかプリンスリーグも含めて全試合1失点以内に抑えている仰星ディフェンスとの攻防は、見どころ満載かもしれませんが、残り2試合のことを考えると、展開次第では無理せずドローでOKというゲームメイクになる可能性も考えられるかと思われます。

 

※第二節

大阪桐蔭ー阪南大学高校

プリンスリーグでは阪南大学高校が大勝。だが大阪桐蔭がその時とは戦い方を大なり小なり変えてきているかと思われること、阪南大学高校が相手に守りを固められてるせいもあるのかプリンスリーグの時ほどの得点力を見せることができていない事等から、予断を許さないかと思われる。阪南大学高校はプリンスリーグでも引いて守る相手への対応に苦慮して見える跡があることから、大阪桐蔭としてはまずはしっかり守りを固めてカウンターへとつなげていきたい。特に今季の同校は縦への鋭さには見るべきものがあるだけに、一発で仕留める力はあるかと思われる。

東海大仰星ー関大一

東海大仰星の激しい攻撃を関大一が受け止め続けることができるかが焦点かと思われる。関大一としては、堅守を誇る仰星相手にそう多くの得点は望めないかと思われるため、1点以内のロースコアの展開に持ち込みたいところかと思われます。

 

※第三節

大阪桐蔭ー東海大仰星

東海大仰星の強く激しく、そして速さ鋭さ、さらにはしつこさも十分な分厚い攻撃を大阪桐蔭がいかに凌ぐかがポイントかと思われます。大阪桐蔭は今大会ここまで全試合一失点に抑えてはいるが東海大仰星の攻撃はここまで対戦した学校のように単発では済ましてくれないことが予想され、いかにゴール前で集中してスペース、各選手のポジションバランスを取り続けることができるかがポイント。大阪桐蔭が攻めに転じた際に相手に逆に食らうカウンターへの迅速な切り替えからの対応力も求められるかと思われ、厳しい戦いになるかとは思われますが、ロースコアの展開に持ち込むことができれば勝機も出てくるかと思われます。同校としてはまともにぶつかりあうと不利かと思われるため、できれば先の2試合で2位以内に入り込んでおいてこの試合である程度守りを固める戦いができるようにしておきたいところかとも、思われます。

関大一ー阪南大学高校

相手に寄せられるなど難しい体勢の中からでも精度の高いシュートやクロスが放てる阪南大学高校相手に、関大一としてはいかにそのスペースを塞ぐかがポイントかと思われます。一方で阪南大学高校がカウンターへの対応にやや不安があって見えた為、関大一としてはまずはしっかり守って鋭いカウンターへとつなげていきたいところ。一発で仕留める可能性も十分あるかと思われます。

 

まとめ

順当なら東海大仰星と阪南大学高校がインターハイ切符を手にするものと思われますが、その通りになるかどうかはこの両校がプリンスリーグで見せているような得点力の高さを見せつけることができるかどうかにかかっているかと思われます。ここまでは相手に守りを固められてしまう試合が多かったのかその得点力を思うように発揮できていない跡が戦績から見てとられ、大阪桐蔭や関大一も同様に封じることができれば、おおいにもつれる展開も予想される。その場合参考PKの結果が例年以上に大事なものになってくるかも知れないかとも思われます。東海大仰星と阪南大学高校が初戦でぶつかることから、もし勝敗がつけば勝った方は勢いに乗ることが予想されるが、一方で負ける方は流れ、リズムを失い、致命傷になる恐れも考えられる。この事からも、波乱含みな4校のマッチメイクになったかと、思われます。


大阪桐蔭 東海大仰星 常翔学園

2019-05-17 21:43:21 | 高校ラグビー

✳FW

体格

大阪桐蔭:一列目はあんこ型揃い。ロックはやや線が細くみえた先月と比べメンバーが変わって見えたからかこちらも骨格しっかり。第三列は奥井は言うまでもなし。他の二人はBKのように小柄に見えた先月とメンバーが変わって見えたからかこちらもそのときより大きく見えた。

東海大仰星:皆体の分厚さを感じ体格に穴なしという先月から印象変わらず。

常翔学園:第3列がやや小粒に見えたが一列目はあんこ型揃い。ロックの二人もごつく全体的には及第点に十分な体格に見えた。

 

 

スクラム

大阪桐蔭:全国クラスが相手でも相手ボールでしっかりプレッシャーをかけ、マイボールではしっかり踏ん張り確実に活きた球をBKに供給

東海大仰星:相手が強くなってもスクラムは五分を十分にキープ

常翔学園:これまで観た試合では相手より勝っていたがこの日は相手ボールでもやや押され加減なくらいに劣勢。相手の強さを誉めるべきか。

 

 

モール、ラック

大阪桐蔭:この日はスクラムで優位にたてていたせいか、特に前半はFW戦にこだわって見えるもどちらかと言えば不発。自陣で踏ん張るそれは、巧さもあいまって相手が押しきることを許さず

東海大仰星:モールで押し込んだ場面もあったようななかったようなで特にこれといった印象は残らず

常翔学園:3月に観たときはラックを粘り強く繰り返し相手の反則を誘うなどして、最後にはトライに結び付ける場面もあったがこの日は前半にFWで押し込めなかった以降は、攻撃はBK展開中心だったように見えた。モールで相手に押し込まれる場面はなし

 

集散 球だしの速さ

大阪桐蔭:出色のものはあるが昨年の同時期と違って遅れることも時折との先月の印象が、この日も前半はかいまみえた。球だしが遅い場面が目立ったのは、FW勝負に持ち込むための意図的なものに見えた。

東海大仰星:本日も出色。球だしも終始速かった。

常翔学園:これまで同様速さ鋭さが目立つ。この日は敗れはしたが特に序盤、全国制覇クラスの相手にさえも、勝って見えた。

 

 

✳BK

体格

大阪桐蔭:CTB,FB以外はやや線が細く見える選手が目立った先月よりSO嘉納選手がそれまでの華奢な感じより分厚さが増して見えるなど、全体的に大きさが増して見える布陣に見えた。CTB山城選手も体格の迫力が増して見えた。

東海大仰星:BKも分厚さを感じる選手ばかりと感じた先月と違ってWTBの二人が細めに見えたので、その時から一部メンバーが変わっていたのかもと思いながら観てました。

常翔学園:全体的に線の細い選手が多いように感じたそれまでと印象変わらず

 

 

展開力

大阪桐蔭:後半は昨年のそれを彷彿とさせるような速さ鋭さで迫力がありました

東海大仰星:出色の速さで精度も高いと先月は感じたが、相手のレベルが上がるとノックオンが目立った

常翔学園:今期も速さ鋭さ屈指というそれまでの印象と変わらず。トライは確か全てBK展開によるものだったように思う

 

タックル

大阪桐蔭:序盤は相手の速さについていけてなかったが、時間が経つにつれ、重たそうなそれが刺さって見えた。ただ、この日はやや前がかりな感があり、相手に裏をスコンと抜かれる場面もあり、今後の課題として残ったかと思われます。

東海大仰星:後半は攻め込まれる場面があまりなく、特別な印象はありません。

常翔学園:特別な印象はありません。

 

 

大阪桐蔭:旧チームからのメンバーで主力であってほしい選手が何人か相変わらず出れてないのは気がかり。ハーフ団がゲームメイクという点で、これまでより良い意味で目立たなかった事が、快勝の要因のひとつかも知れません。芦塚選手をFBで起用することにより、両サイドから広く攻撃出来ていたのは先月同様。冬の連覇ヘ向けては奥井、恵良が戻るだけてはダメ。それ以外の旧チームからのメンバーで今期試合に出れてない選手がどれだけ戻ってくるかが鍵という印象は変わりませんが、今期から出場機会が増えてる選手たちの状態が上がってきているのは明るい材料。その甲斐もあるのか、ここにきてようやく、2連覇の匂いも出てきつつあるように思います。最も今年は7,8校にはチャンスがある状況かと思われます。

 

東海大仰星:この日は今一つにも見える内容に感じましたが、3年ぶりに全国制覇レベルにあるように感じたという先月の印象は変わりません。

常翔学園:今期もBシードクラスの力はあるかと思われ、課題は体格面かと思われた3月の印象から大きくは変わりませんが、よりAシードに近いBシードクラスへと進化して見えました。


大阪桐蔭 大阪学院

2019-05-17 21:36:36 | 高校サッカー

✳守備

大阪桐蔭:相手の攻撃がカウンターが主で常に単発だったことに助けられた側面もあるかと思いますがさほど怖さを感じることなく無失点で切り抜ける事が出来たと思います。ただ、ゴール前での寄せが甘く見えたのが時々あったのと相手のカウンターに全員が遅れてしまって見えたのも時々あったのが課題として残ったかと思われます。ゴール前での寄せについては最終ラインの選手は特にファウルせずして止める事が求められるかと思われますが、かといって寄せが甘くなって良いと言うわけではないので、さじ加減は難しいですが厳しくいくことも当然必要かと思われます。カウンターへの対応については阪南大学高校戦で感じた攻から守への切り替えという課題がここでも出たように思います。全体的にややボールに集中し過ぎて見えた時に、カウンター食らってたように思います。これらの側面からピンチを招く場面が目立ったように思います。

大阪学院:終了間際の1失点ですからよく抑えたと思いますがとにかく無用にも見えるファウルが多かったのが気になりました。

 

✳攻撃

大阪桐蔭:この日もゴールキックは単純なパントキックが目立ったように思います。それだけ例年に比べチームの成熟が遅れてるのかと思われます。自分たちの流れでやれてる時間が多かったにも関わらず1点しかとれなかった要因は、やはりこの日もシュート打てそうな場面で打てなかった場面が目立ったからかと思われます。それでもこれまでに比べるとFW6や途中出場の左MF10あたりが瞬時の判断が出来ており、そういうのが増えてくるともっと得点シーンも増えてくるかと思われます。特に10が放ったシュートは相手からすればタイミングが判りづらく、わずかに枠をはずしましたが、枠さえ捉えていればといった感じに見えました。終盤のCKからのゴールは相手が競りにくいとおいサイドの絶妙なところに上げてからのヘッドでこぼれたところに瞬時に反応してシュートスペース空いてるのを見逃さず瞬時にダイレクトでズドンでしたので、CK蹴った11,決めた20など、一連の流れ全てが良かったです。

大阪学院:攻撃でもファウルでチャンス潰す場面が目立ったように思います。無得点に終わった要因は他に、攻撃のほとんどがカウンターによる単発的なものだったこと、前線に強い選手はいたがゴール嗅覚に優れた選手がいなかった事が挙げられるかと思います。シュートスペースが出来ているのにボールしか見ていないためかシュートを打たない場面が目立って見えてことからそう感じました。

 

✳大阪桐蔭:4年ぶりのインターハイを目指すのであればこの試合もまた、出来ればスコアメイクして勝ってほしかったです。内容的には今大会一番良かったと思いますが終盤の1点で競り勝ちに終わった要因は最初の選手交代にあるように感じました。FW25の選手がゴール前シュートスペース出来た絶好のチャンスでシュート打てなかったからかと推察しながら見てましたがこの選手、そこ以外は全てと言っても良いくらい良かったです。接点の攻防などとても強かったです。実際この選手を下げて以降、一寸間相手の時間帯が続いておかしくなりかけて見えたことからも、その事が伺えるかと思われます。トップチームの試合にスタメン出場するのは初めてかと思われ、だとすればあそこで打てなかったのも無理もない話です。私はこの選手を下げるとすれば、先制点を奪われてからかなと思いながら見てました。その後交代カードを2枚1度にきったことで局面を打開して見えましたが、選手交代の難しさを見た試合でもあったように思います。とはいえ見るたびにチーム状態は上がってきつつあるようにも見え、ちょっとしたきっかけで確信に満ちて走り出すのではという思いは、やはり先日から変わりません。

 

✳大阪学院

とにかく攻守にファウルが目立ったように思います。ラフプレーというよりは、足元などの技術的な問題かと思いながら観てました。今後の浮沈の鍵は、トップクラスのチーム相手に流れのなかでボールを奪えるようになるかどうかかもと思いながら観てました。


京都西京極ボーイズ 松原ボーイズ 播磨ボーイズ 神戸ボーイズ

2019-05-17 21:32:02 |  中学野球

✳京都西京極ボーイズ

3遊村尾選手右右17:華奢だがフライなど打球の追い方、距離感が良い。肩もよく上体が強そう

4三田中悠選手右右55:まだ2年。細身で背は高め。強く振っても軸がぶれない。外もためて鋭く弾き返す。

6右廣瀬選手右左1:華奢だが大きく振っても軸がぶれない。力強いストレートにも振りまけない。

7一捕松原選手右右44:打球への反応鋭い守備。肩も良い

 

✳松原ボーイズ

1二大橋選手右右4:華奢だが背は高め。守っては身のこなし軽快。ベースランニング鋭い。

2三黒田選手右左5:小柄もガッチリしており太もも、上半身分厚い。お尻がしっかりしてくれば。強く振っても軸がぶれない。

3遊戸井選手右右6:やや細身も長身で大型感あり雰囲気あり。遅い球もしっかり引き付けて打てる。外の変化球もためて強くしばく。外を引っ張って左中間あっという間の放物線。長打力あり。

4捕羽田主将右右2:ドカベン体型大柄で雰囲気あり。低めの難しいのを崩れずしっかりためて力まずそして強くさばける。バットの出し方タイミング良い。左中間放物線はあっという間の弾道。走塁も悪くない。肩もよく相手に虚を突かれても落ち着いて刺せる。全国制覇クラスの強豪でもきっと、中核をなす選手になるであろう。

5左阿部選手右右9:ドカベン体型大柄で雰囲気あり。大きく振れる。長打力あり。守備走塁の動き良くなれば

6投高橋選手右右1:ドカベン体型大柄で雰囲気あり。本格派。ストレート力強く重たそう。変化球もベース付近から沈む感じのが良い。打っても外角でも強くしばける。走塁など動きそのものが良くなれば、全国制覇クラスの強豪でも中核をなす選手になれる。そこでは投手として勝負が良いと感じた。

8右深田選手右右8:華奢だがベースランニング鋭い

9中勝田選手右左7:華奢だが俊足

投前選手右右12:ドカベン体型の本格派。力強いストレート。

 

✳播磨ボーイズ

1捕山口選手右左2:細身。外も強くしばけ逆方向にも長打性の打球打てる。振りが非常に強く相手に怖さ与える。大きく振っても軸がぶれない。肩も良い。

2遊二中村選手右右4:華奢だが地肩強い。守備範囲広ければ外野もいけるか。打っても振りが強くガツンとしばける。

3投遊投森選手右右5:細身。大きく振ることができる。フライたか~く上げる事ができる。守っても強肩。守備範囲広ければ外野もいけるか。

7三一秋田選手右右12:小柄も割りとガッチリしたがって体型。甘い球逃さずガツンとしばける。

 

✳神戸ボーイズ

三福田圭選手右左16:まだ2年。細身もストライド大きいベースランニング迫力あり。バットコントロール良く振りそのものも強く内角厳しいとこでも体全体をバランス良く使って打てる。

3遊光弘選手右左36:長身大型感あり。振りが非常に強く力強い。外も強くたたける。非常に大きく振れるため、フライもたか~く上がる。守っても動き軽快で迫力あるが、足の運びなど見てると外野向きか。

4右森本選手右右54:まだ2年。小柄もガッチリしておりお尻、ももしっかりしており太さあり。肩良く送球しっかりしていた。走塁意識が高まれば。

5投上島選手右右19:長身細身の本格派。球速そのものも感じさせる強いストレート。フィールディングも良い。打ってもリーチの長さ活かして外の低いのを強く引っ張って見せたかと思えば、内も脇をしっかりしめて強く鋭い打球。高校ではあくまで投手として勝負すべき選手に見えた。

8左福田敦選手右右11:まだ2年。割りとガッチリした体型。外角低め変化球でも崩れず強く振れる。

9捕山脇選手右右31:肩良い。甘い球を逃さない。バッティングそのものもしっかりしている。