じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

6月4日大阪桐蔭、野球とサッカーで意義深い無形の勝利を手に入れる

2017-06-05 21:10:29 | 高校スポーツ

※野球

春季近畿大会決勝で東海大仰星を18-0で破り優勝。だからと言って夏の甲子園予選でシードつけてもらえるわけでもなく、この大会で優勝しても夏の甲子園予選に目に見える形で直結するものは何一つありません。ならばと目先の勝ちにこだわらずエース温存など隠しにいく考え方もありますがこの日の大阪桐蔭はベストメンバーでがっつり叩きにいき上記スコアで大勝。例年以上に大阪桐蔭や履正社に対抗しうる学校が多いという見方もあるなか、そうした対抗勢力の学校を一掃しうる勝利になったかもなと思いながら見てました。内容的にもスコアどおりに徹底的に叩きのめしたといった試合だったと思います。

 

※男子サッカー

インターハイ予選最終順位決定リーグ最終戦を待たずしてインターハイ出場できずが決定。最終戦は消化試合となってしまいましたが逆転勝利を収めリーグ戦初勝利で最下位は脱出。だからと言ってインターハイに出場出来ないことに変わりはありませんが、それでも勝利を目指して戦うことが大事。観てませんので内容が分からないのはもちろん、想像もできませんが、こういう試合を勝つのと負けるのとでは大違いだと私は思います。こういう、観る側からすれば、勝ってだからなんだ。って思うような試合こそ勝ちにこだわり、そして勝利を手に入れることこそが、冬の選手権予選など先につながっていくのだと思います。

 

シーズンが終わったとき、あの日の勝利が大きかった。野球も男子サッカーも、心からそう思える勝利、を、手に入れたように思います。


4月29日近大付属 金光大阪 大阪桐蔭 東海大仰星

2017-04-29 09:42:33 | 高校スポーツ

※守備

近大付属:1点に抑えましたが特に前半、ボールを持った相手選手を見過ぎて自陣深くまで攻め込まれる場面が目立ったのは気になりました。

金光大阪:こないだ見たときよりも激しくボールにいけてたことが、1点に封じることが出来た要因と思います。

大阪桐蔭:後半の2失点はいずれも強風の影響によるもの。1失点目はやや不運にも見えましたが2失点目は相手がCKで風上を利するべく、普段ならあり得ないようなハイボールを蹴ってきたのに対応出来てなかったように見えました。その時その時への対応力という点で、課題が残ったと思います。

東海大仰星:前半に先制点献上後は後半逆転し再び同点に追い付かれるまで攻める時間帯が続く。それによって前掛かりになりすぎたことにより、後ろのケアがおろそかになったところをカウンター2発で再逆転を食らったように見えました。攻め込んでる際のリスクマネジメントに課題が残ったと思います。

 

※攻撃

近大付属:ゴールキックのほとんどが最終ラインへのゴロパス。この日見る限り例年よりはるかにつなぐ意識が高いチームに見えました。サイドで勝負しマイボールのスローインを取り続けるという現実的なポゼッションサッカーも出来ますし、敵陣でのギアチェンジもメリハリがあり緩急もしっかりついたパスサッカーが出来てましたし相手に寄せられる前に難易度は高いも効果的で次にパスを受けた選手が余裕をもってプレーができるパスやシュートもほとんどの選手がしっかり意識出来ているから相手に怖さを与える攻撃、シュートも多々あり、同校として過去にないと言っても過言ではないくらい精度の高い攻撃が出来るチームに感じました。それこそが1失点に封じることが出来た要因にも見えました。1点しか捕れなかったことについては、相手の守備を褒めるべきと思います。セットプレーからのクロスの精度もいちいち高く、相手に怖さを与えてました。

金光大阪:相手が割とボールを見てくれていただけにもっと思い切ったパス、シュートの決断を瞬時に出来ていれば、今季プリンス初勝利もあったと思います。

大阪桐蔭:相手の激しいプレスにさらされボールを支配できない中、後半カウンター2発で逆転。ゴールに絡んだ選手が皆、寄せられる前にクロスやシュートなど素速い球離れが出来たからこそのゴールであり、瞬時の決断が光りました。ここまでともすれば、旧チームからのメンバーが、旧チームから試合に出ているからこその責任感からか、ボールを握る時間が長すぎてしまうきらいが時にあり、責任感が裏目に出て見える場面もありましたが、その点もこの日の試合では良い方向に向かって見えました。

東海大仰星:後半の2得点はいずれも強風を味方につけてのもの。特にCKからの2点目は強風の中での風上を利しての普段ならあり得ないハイボールを駆使してのもので、状況把握能力という点で光るものがありました。

 

近大付属:上背はないも骨格のしっかりした選手が例年以上に多く、派手さはないも感じるものがあるチームでした。インターハイ予選では興国、履正社と同じゾーンに入り彼らの山の勝者を迎え撃つ図式に。いよいよもってここは死のゾーンだと、この日の近大付属を見て感じました。

金光大阪:プリンス初勝利はならずもこないだ見たときより着実に上げてきて見えました。インターハイ予選では先日完敗を喫した大阪桐蔭と同じゾーンですが、目に見える明確な差は感じず、最終リーグへ駒を進める可能性は十分にあると思います。3日の試合でプリンス初勝利を上げ、インターハイ予選への弾みになると良いですね。こないだ見たとき同様、ボランチの渡邊君10はこのチームの核になる選手だと思いました。

大阪桐蔭:ここまで大敗か完勝で接戦がなかった中、この日は初戦以来の後手を踏む展開を今度はこらえて逆転勝利に結びつけたことは、チームとして自信になったかと思います。次の試合も勝って、良いイメージでインターハイ予選に入りたいですね。

東海大仰星:こないだ観たときと印象は大きく変わりません。激しさ、最後までしつこく足を伸ばしてくるサッカースタイルは今季も健在です。


あくまで妄想(笑)2017センバツシミュレーション2回戦

2017-03-13 16:14:56 | 高校スポーツ

ここに挙げます学校にとってはこの通り初戦突破しますように(^^)

ここに挙げることができなかった学校にとってはこの通りにならず初戦突破しますように(^^)

 

第六日

第二試合 呉(広島)-履正社(大阪)

履正社の打線は強力だが秋の近畿大会で高田商の左腕古川に手こずっていることを考えると、呉の左腕池田の頑張り次第では、面白くなる可能性も秘めるかと思われます。

第三試合 智弁学園(奈良)-盛岡大附(岩手)

智弁の打線は強力だが、盛岡大附としては、その智弁相手に点の取り合いを挑みたいところかと思われます。

 

第七日

第一試合 報徳学園(兵庫)-前橋育英(群馬)

前橋育英打線を報徳が西垣中心に封じることができるかが焦点。吉澤、丸山の左右の両輪を擁する前橋育英の投手起用、継投の時期も鍵となりそう。

第二試合 福岡大大濠(福岡)-滋賀学園(滋賀)

福岡大大濠打線を滋賀学園が抑える事ができるかがポイント。滋賀学園としては福岡大大濠のエース三浦からそう多くの点は望めないと思われるだけに、神村、棚原両右腕の踏ん張りが鍵となりそう。

第三試合 札幌第一(北海道)ー福井工大福井(福井)

福井工大福井の投手陣が札幌第一の強力打線を封じることができれば、勝利への道が広がるかと思われます。

 

第八日

第一試合 高田商(奈良)ー作新学院(栃木)

高田商左腕古川が作新学院の強力打線を3点以内に抑える事ができれば、勝利への道が広がるかと思われます。

第二試合 神戸国際大附(神戸)-早稲田実(東京)

早稲田実の打線が神戸国際大附の好左腕黒田を攻略できるかどうかが焦点。黒田は安定感抜群の左腕だが、早稲田実も秋の戦績見る限りでは、左を苦にしていない跡がうかがえる。

第三試合 静岡(静岡)-大阪桐蔭(大阪)

大阪桐蔭打線が静岡の好左腕池谷を攻略できるかが焦点。3,4点勝負か。

 

以上、あくまで妄想です(笑)。

 


男子高校サッカー冬の選手権大阪府予選展望

2016-10-21 16:26:30 | 高校スポーツ

※阪南大高のゾーン

インターハイ予選覇者の大阪学院の棄権により阪南大高を中心とした展開に。今年も縦に早く激しいサッカーを展開。プリンスリーグ関西を早くも制し、この大会でも優勝候補の筆頭株に値する強さを誇り、2年連続の選手権出場を狙う。関大一、賢明学院といったあたりがどこまで食らいつくことができるか。

 

※興国、大阪桐蔭のゾーン

浪速のバルセロナの異名をとる興国は今季もポゼッションサッカーを展開。加えて今季は分厚い体を誇る選手が多い。悲願の冬の選手権初出場を狙う。大阪桐蔭は勝ち進めば準々決勝でその興国と対戦することに。こちらも質の高いパスサッカーを展開し優勝候補の一角。創部以来、出てることの方が多いインターハイ出場を逃した悔しさを晴らして、8年ぶりの冬の選手権出場を目指す。大阪産業大附もフィジカルの強そうな選手を多く揃える。

 

※東海大仰星のゾーン

東海大仰星は阪南大高に負けず劣らずの縦に速く激しいサッカーを展開し、インターハイ予選では同校との激しい縦の攻防戦を延長の末制し、インターハイ予選では最終順位決定リーグまで進出した。今大会でも堂々の優勝候補の一角として君臨する。だが初戦の相手となるのは大阪朝鮮を撃破した桜宮、いきなり抜き差しならない相手との戦いとなった。他、関大北陽、金光大阪、他桃山学院、清明学院、清風、東大阪大柏原と、対抗馬は多岐にわたる。

 

※履正社のゾーン

昨年は史上最強ともいえる強さを誇りながら選手権出場を逃した履正社。今季はそこまでの絶対的な強さはないまでも、優勝候補の一角を占める強さを誇る。大柄な選手を多く揃え、激しいサッカーを展開する。対抗馬は近大付か。インターハイ予選ではパッとしなかったがその時よりチーム力は上がっている。ともに勝ち進めば準々決勝で両校は対戦する。

 

今季はここまでの感じだと阪南大高、東海大仰星、履正社、大阪桐蔭、興国あたりが質の高いサッカーみせてるように感じますが、昨年の履正社のような単独の本命は見あたらず、戦国時代のままで戦いが行われることになるかと、思われます。

 


2016高校サッカーインターハイ男子大阪府予選最終順位決定リーグ展望

2016-05-22 08:16:54 | 高校スポーツ

東海大仰星ー大阪学院

大阪学院は近大付属を3-1で撃破できるのだから力はあると思われますが、ここまで未だ無失点の仰星の堅守をこじ開けるのは容易ではなさそう。攻めても縦に速く激しい仰星の攻撃を大阪学院が止めることができるかどうかがポイント。

興国ー履正社

興国は今季も華麗なパスサッカーを展開するが、強敵大阪桐蔭を完封した履正社のディフェンスはそう簡単には崩れないだろう。つなぐだけでなく縦に速く激しくいくこともできる履正社攻撃陣を、興国が組織でしっかり止めることができるかどうかがポイント。

 

東海大仰星ー履正社

仰星の攻撃は激しいがやや1本調子なところがあり、履正社のディフェンスをこじ開けるのは容易ではなさそう。仰星も堅守を誇るため、0-0,1-0の展開が予想される。

興国ー大阪学院

興国が華麗なパスサッカーで大阪学院を振り回すことができるかがポイント。こちらは逆に激しい点の取り合いも予想される。

 

東海大仰星ー興国

興国は華麗なパスサッカーを展開するが、現在プリンスリーグ首位を走る阪南大学高校を完封するなど今大会未だ無失点の仰星からそう多くの点は臨めない。縦に速く激しい仰星の攻撃を、興国が封じることができるかがポイント。

履正社ー大阪学院

ここまで安定した戦いで最終順位決定リーグに進出した大阪学院ですが履正社ディフェンスをこじ開けるのは容易ではなさそう。履正社の攻撃を大阪学院が封じることができるかが焦点。

 

上位2校がインターハイ出場。あくまで私的感覚ですが、みるかぎり履正社、仰星がやや優位な感じに思います。ですが昨年も履正社と大阪桐蔭が優位と思われた中、第一節で大阪桐蔭が桃山学院に敗れたことにより最終節最後の試合までどの2校がゲットするか全く予断を許さぬスリリングな展開に。今季で言えば大阪学院、興国にもその力は十分あり。昨年の桃山学院、関大北陽よりありと言っても、過言ではないと思われます。

 

以上です。