じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

大阪桐蔭ラグビー

2023-04-09 20:11:38 | 高校ラグビー
✳️FW
主力が一部外れても体格遜色なし にも関わらずスクラムでほとんど勝てていなかったのは気になりました 密集からのBKの球出しにもいつもとメンバーが違うことの影響が出て見えました 後半交代で出てエイトの位置に入ったこの日20をつけた選手は全国クラスの相手にも機能しそうに見えました


✳️BK
こちらもハーフ団など主力が一部外れても体格遜色なし ただこちらも展開スピードやパスのモーションの大きさ等、FW程違いは顕著ではありませんでしたが気になりました


✳️特にFWにおいて選手層の厚みという点で以前から感じられる課題がまだまだ継続中に見えました 選抜の桐蔭学園戦で、あたりの低さ鋭さが全国制覇するには足りなく見えましたがその内低さをチームとして意識して見えたのは良かったと思います 鋭さも増してくれば桐蔭学園に近づき全国制覇も目指せるようになるかと思われます

第24回選抜高校ラグビー準々決勝展望

2023-03-27 22:12:15 | 高校ラグビー
※佐賀工業(佐賀)ー國學院栃木(栃木)
実力は五分かと推察される 動きの良さで勝る佐賀工業を國學院栃木が受け止められるかが焦点


※桐蔭学園(神奈川)ー大阪桐蔭(大阪)
事実上の決勝戦と推察され力は五分 現時点での完成度では桐蔭学園 力強さでは大阪桐蔭か 


※國學院久我山(東京)ー東福岡(福岡)
BKの動きやテクニック 全体的な動きで勝る東福岡が優位 國學院久我山は重量FWでロースコア勝負に持ち込みたい


※報徳学園(兵庫)ー常翔学園(大阪)
体格では常翔学園に分があるも報徳が気象やグランド条件が良くなり展開ラグビーが機能すれば五分に戦える 点の取り合いか

大阪桐蔭 東福岡 桐蔭学園 流通経済大柏 京都成章

2023-03-27 21:07:50 | 高校ラグビー
※FW
大阪桐蔭:これまでの戦い同様スクラムで終始優位に立ちマイボールでも押し込む ただ1列目のメンバーが入れ替わると優劣も入れ替わったのは今後の課題 これまで同様相手のモールをしっかり受け止める強さが光る 相手ボールラインアウトへのプレッシャーもしっかりできて見えました マイボールラインアウトでノットとられるケースもなく今のところ安定
東福岡:体格に穴なし スクラム安定して押し込めてました
桐蔭学園:体格に穴なし Bシードクラスの相手にスクラムで圧倒 低く組んで一糸乱れぬ動きで押し込むさまは美しささえ感じられる ただメンバー入れ替わると優劣も入れ替わったのは今後の課題かも



※BK
大阪桐蔭:雨でグランドコンディション悪くボール滑りまくる状態ではなかなか展開とはいかず近畿大会のときにも増してキックを多用せざるを得ず
東福岡:BKも体格に穴なし 大阪桐蔭同様の条件の初戦は展開はせいぜい3人目くらいまで 敵陣奥深くまで迫ってもキックを駆使した攻撃に終始 雨は降るもピッチ条件がマシだった2回戦はオープン展開での突破も目立ちさすがの展開ラグビーを披露
桐蔭学園:BKも体格に穴なし チームとしてのオープン展開に個々の動きの鋭さどれをとっても目を見張るものがあった



※大阪桐蔭
特に初戦の流通経済大柏戦ではこれまで同様やや勇み足的な側面が目立つ その試合でもこれまで同様PGチャンスきたら手堅く3点とりにいったことが功も奏して見える ぶつかり合いで勝ってる中での上記選択ですので相手に自信を与える可能性は低いと思われ、有効な選択だったと思います 近畿までで感じた選抜初制覇の期待はやはり大きいと思われます 一方で高いレベルで見ればやはりまだまだ課題も感じられるかと思われます それが出たのが桐蔭学園戦 完敗の要因はあたり負け 強さでは負けてないだけに今より低く鋭く刺さる事が出来るようになれば、全国制覇のき期待も現実味を帯びてくるかと思われます



※東福岡
今季もAシードクラスの力がありそうに見え冬の花園2連覇も十分に期待できるように見える 



※桐蔭学園
間違いなくAシードクラスの力を誇る 現時点での完成度は随一か




※流通経済大柏
今季も全国Bシードクラスの力を誇る アドバンテージの使い方がうまくなればAシードクラスにもっと喰らいつけかも知れません




※京都成章
Bシードクラスの力がありそうに見えた近畿大会の印象そのままに Aシードクラス相手には歯が立たず スクラムでもっと低く組めるようになれば そうした相手に押し負けることなく戦えるようになる可能性も感じました








第24回選抜高校ラグビー展望

2023-03-07 21:41:35 | 高校ラグビー
※佐賀工業(佐賀)黒沢尻北(岩手)名古屋(愛知)東海大相模(神奈川)
佐賀工業は全体的に線はやや細いが小気味良い展開ラグビーを見せる 対抗は東海大相模か


※中部大春日丘(愛知)東海大福岡(福岡)関大北陽(大阪)国学院久我山(東京)
中部大春日丘次第では混戦の可能性も十分 関大北陽 国学院久我山は共に重量FWを前面に押し出したロースコアの展開か


※常翔学園(大阪)函館ラサール(北海道)長崎南山(長崎)東京(東京)
常翔学園が優位 今季も迫力の展開ラグビーは健在


※大阪桐蔭(大阪)流通経済大柏(千葉)松山聖陵(愛媛)秋田中央(秋田)
近畿を制した大阪桐蔭が優位 初戦の相手流通経済大柏が大阪桐蔭の重量級の鋭いアタックを受け止めることが出来ればロースコアの接戦になる可能性は秘める


※東福岡(福岡)川越東(埼玉)高川学園(山口)秋田工(秋田)
今季も迫力の展開ラグビーを見せる東福岡が優位も中国大会で尾道と競り合った高川学園はダークホース的存在 個々の体つきがしっかりしている


※尾道(広島)国学院栃木(栃木)関西学院(兵庫)札幌山の手(北海道)
札幌山の手に2年前くらいの力があれば四つ巴の混戦ゾーン


※報徳学園(兵庫)日本航空石川(石川)長崎北陽台(長崎)茗渓学園(茨城)
報徳学園がやや優位 今季も展開力等しっかりしている


※桐蔭学園(神奈川)京都成章(京都)大分東明(大分)開始国際(新潟)
桐蔭学園がやや優位も緒戦の相手京都成章や大分東明も絡む激戦ブロック


※準々決勝以降の展望は気が向けば 優勝争いは大阪桐蔭が中心 そこに桐蔭学園や東福岡がどう絡むかといったところかと思われる 桐蔭学園が関東大会のときのような置きにいった感じのラグビーでなければ、大阪桐蔭に肉薄する可能性も十分考えられる




大阪桐蔭 関大北陽 常翔学園

2023-02-23 20:42:39 | 高校ラグビー
※FW
大阪桐蔭:準決勝の関大北陽戦 決勝の常翔学園戦共にスクラム優位に進めるも常翔学園戦では8,9を試みたり相手が1列目を先に入れ替えてくると優劣が入れ替わることも それをすぐに感じとり敢えてサイズの落ちる8,9を回避し立て直したのは良かったと思います 天理戦同様相手のモールをしっかり受け止める強さは光りましたが天理戦同様、攻撃ではやはりうまくモールが組めてないように見えました 天理戦では相手ボールラインアウトへのプレッシャー足りてませんでしたが常翔学園戦ではそれを奪いまくる マイボールは関大北陽戦ではノットが数度 常翔学園戦では天理戦同様一度もなし 日によって レフェリーとの相性もあるかもですね
関大北陽:サイズは今季も大型も準決勝では相手も大型だとスクラム終始劣勢 低く鋭くあたるという点では課題が残って見えました
常翔学園:体格に穴なしの大型FW ですが決勝では相手も同様だとスクラムで劣勢を強いられ反則も幾度となく犯してしまう マイボールラインアウトほとんど奪われ相手に読まれて見えるもワンパターンに見え、バリエーションという点で課題が残ったかも知れません モールもうまくいかず全国制覇レベルとの戦いには課題を残したかと思われます



※BK
大阪桐蔭:天理戦同様、特に常翔学園戦では鋭くタックル刺してくる相手にノックオン多発がやはり目立つ 展開でとりきる力という点ではまだまだこれからに見えました
関大北陽:BKの体格も皆しっかりしてますが例年同様展開の鋭さという点では課題が残り、準決勝の大阪桐蔭戦でもほとんど突破出来てませんでした
常翔学園:BKの体格も皆しっかりしており鋭い展開ラグビーを例年同様見せますが全国制覇レベルの学校相手だとほとんど前で止められてしまう FW戦で苦しい戦いを強いられて見えたこともあり、BKも苦戦は否めませんでした



※大阪桐蔭
受けにまわってしまった天理戦と違い準決勝決勝ともに自分からガンガンいけてましたが相手に受け止められるとノックオンなどミスを繰り返す やや勇み足的な側面も 結局両日とも天理戦同様無理せずPGチャンスきたら手堅く3点とりにいったことが功を奏す ぶつかり合いで勝ってる中での上記選択ですので相手に自信を与える可能性は低いと思われ、有効な選択だったと思います 選抜を決め近畿も制し公式戦の経験値がさらに増やせそうなところまできており、本当にそうなって選抜以降への大きな財産とするべく、ぜひとも選抜初制覇といきたいところかと思われます 高いレベルで見ればやはりまだまだ課題も多く残って見えますが、期待値もやはり大きくとても楽しみかと思われます



※関大北陽
全国Bシードクラスの力を誇る 準決勝の大阪桐蔭戦では 重たさ で相手を受け止め全国レベルの相手に守って踏ん張りは見せる 大型チームだが動きの鋭さは今一歩という毎年の特徴は今季も同様 全国制覇クラスの相手に対抗するにはFW主体のもっちゃりしたラグビーに持ち込んでロースコアの接戦に活路というのが現状かと思われますがそれをやるにしてもスクラム等今以上に低く鋭くあたる事が必要になってくるかと思われます ひとつひとつの動きの躍動感が増してBK展開でもトライがとれるようになってくれば、全国大会でも優勝争いに絡むとこまでくる可能性は秘めているかと思われます 選抜は全国クラスの動きや強さを体感して、その必要性を身をもって感じ取るべく、勝ち進んでいくことを目指す大会になるかと思われます


※常翔学園
全国Bシードクラスの力を誇りAシード相手にも喰らいつくまではいける力はあるかと想われ、さらに言えば今後全国Aシードクラスの力へと進化を遂げる可能性も十分あるように感じました FW BK共に個々はAシードクラスの相手にも勝負出来る選手が多く一発のタックルではビクともせずに前へと突破する力がある選手が多いと感じました その個々の強さをチームとしてのラグビーの強さにつなげていくことが出来れば、決勝の相手にもがっぷり四つに組んで渡り合えるようになるかと思われます