田土浦坐神社(たつちのうらにましますじんじゃ)。
場所:倉敷市下津井田之浦1-15-30。瀬戸中央自動車道「児島」ICの南、約2km。料金所を出て南下、県道393号線を左折(東へ)、瀬戸大橋の下を潜る手前で右手の坂を下へ降りていくと当神社社殿前に出る。駐車スペースあり。
式内社だが、国内神名帳西大寺本には当神社の名がない。当神社を総社宮合祀128社に含める場合には「都羅比呼明神」を当神社に当てる。
当神社が式内社「田土浦坐神社」に比定されたのは、地名の「田之浦」と神社名の「田土浦」の類似が大きい。瀬戸内海に突き出た鷲羽山の西にあり、海交通の神として祀られるのには十分な理由はある。しかし、確実な証拠はなく、近世以降「新庄八幡宮」の摂社となり、祭神も実際には不明となっていた。旧無格社。
そういうなかで、当社を「都羅比呼明神」(「都羅比神社」)とする根拠を示した資料にはまだ出会っていない。中古、旧児島郡には「都羅郷」が存在したが、当社が所在する「下津井」地区も「都羅郷」に含まれるとすれば、その氏神、地主神等であった可能性はある。「都羅郷」の範囲が不明だが、かつて文字通り島であった「連島」地区だけとする説もある。また、現在の祭神は「大綿津見神」とされており、「比」(ひめ)ということとも合わない。
上記のことから、「下津井」地区も「都羅郷」にふくまれ、祭神も今とは異なる(例えば、海の神としても「宗像三女神」や「豊玉毘売命」であったとすれば、どうだろう。)とすれば、あり得るかもしれない。
岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=06001
Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/06-033.html
神ナビさんのHP:http://www.geocities.jp/kibi_setouchi/tatsuchiura/tatsuchiura.htm
場所:倉敷市下津井田之浦1-15-30。瀬戸中央自動車道「児島」ICの南、約2km。料金所を出て南下、県道393号線を左折(東へ)、瀬戸大橋の下を潜る手前で右手の坂を下へ降りていくと当神社社殿前に出る。駐車スペースあり。
式内社だが、国内神名帳西大寺本には当神社の名がない。当神社を総社宮合祀128社に含める場合には「都羅比呼明神」を当神社に当てる。
当神社が式内社「田土浦坐神社」に比定されたのは、地名の「田之浦」と神社名の「田土浦」の類似が大きい。瀬戸内海に突き出た鷲羽山の西にあり、海交通の神として祀られるのには十分な理由はある。しかし、確実な証拠はなく、近世以降「新庄八幡宮」の摂社となり、祭神も実際には不明となっていた。旧無格社。
そういうなかで、当社を「都羅比呼明神」(「都羅比神社」)とする根拠を示した資料にはまだ出会っていない。中古、旧児島郡には「都羅郷」が存在したが、当社が所在する「下津井」地区も「都羅郷」に含まれるとすれば、その氏神、地主神等であった可能性はある。「都羅郷」の範囲が不明だが、かつて文字通り島であった「連島」地区だけとする説もある。また、現在の祭神は「大綿津見神」とされており、「比」(ひめ)ということとも合わない。
上記のことから、「下津井」地区も「都羅郷」にふくまれ、祭神も今とは異なる(例えば、海の神としても「宗像三女神」や「豊玉毘売命」であったとすれば、どうだろう。)とすれば、あり得るかもしれない。
岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=06001
Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/06-033.html
神ナビさんのHP:http://www.geocities.jp/kibi_setouchi/tatsuchiura/tatsuchiura.htm