日光山正楽寺(にっこうさん しょうらくじ)。高野山真言宗の寺院で、本尊は十一面観音(恵心僧都作と伝える。)。寛文6年(1666年)に「千手院」1坊となり、以来、単に「正楽寺」と称する。なお、現在では、少し離れた備前市穂波に「柳青院」と「正智院」がある(末寺?)。
場所:備前市蕃山1305。県道397号線(寒河本庄岡山線)、いわゆる「岡山ブルーライン」の終点「蕃山IC」を下りて、すぐ北の「蕃山」交差点を右折(東へ)、約500m。駐車場あり。
天平勝宝年間に報恩大師が開基した備前48ヶ寺の1つとされるが、寺伝では、正安2年(1304年)に信賢上人が中国・西安の青竜山から霊土を持ち帰り、現在地に「勝楽寺」という寺院を建立したという。このときの本尊は千手観音であり、寺坊は24坊あったとされる。その後、寺勢は衰微し、天和元年(1681年)にはすべて焼失してしまったが、岡山城の艮(うしとら)=鬼門の方角に当たるとして、岡山藩の祈願所として再建された。
大谷川が流れる谷沿いにあり、この大谷川を下っていくと、南西約3kmのところに国内神名帳所載の古社「石立神社」がある。
「岡山寺院名簿」HPから(正楽寺):http://www.kukai.org/shorakuji/index.htm
場所:備前市蕃山1305。県道397号線(寒河本庄岡山線)、いわゆる「岡山ブルーライン」の終点「蕃山IC」を下りて、すぐ北の「蕃山」交差点を右折(東へ)、約500m。駐車場あり。
天平勝宝年間に報恩大師が開基した備前48ヶ寺の1つとされるが、寺伝では、正安2年(1304年)に信賢上人が中国・西安の青竜山から霊土を持ち帰り、現在地に「勝楽寺」という寺院を建立したという。このときの本尊は千手観音であり、寺坊は24坊あったとされる。その後、寺勢は衰微し、天和元年(1681年)にはすべて焼失してしまったが、岡山城の艮(うしとら)=鬼門の方角に当たるとして、岡山藩の祈願所として再建された。
大谷川が流れる谷沿いにあり、この大谷川を下っていくと、南西約3kmのところに国内神名帳所載の古社「石立神社」がある。
「岡山寺院名簿」HPから(正楽寺):http://www.kukai.org/shorakuji/index.htm