備前の古社を訪ねる(備前国内神名帳の研究)

備前の由緒ある神社を巡礼する

40.牛窓神社

2008-06-05 23:50:34 | Weblog
牛窓神社(うしまどじんじゃ)。
場所:瀬戸内市牛窓町牛窓2147。社殿は小高い丘の上にあって南面しているので、正面の長い参道から参るには、牛窓海水浴場から北上する。自動車であれば裏参道に駐車場もあり、社殿まで近いので便利。瀬戸内市役所牛窓支所からスタートすると、県道28号線(岡山牛窓線)を牛窓港まで行き、県道226号線(牛窓邑久西大寺線)を左折(北へ)、約400mで右折(東へ)、あとは道なりで約1km、最後に短いトンネルを潜り、出たらすぐに左折して裏参道入り口に到着。
国内神名帳に載る神社としては、旧牛窓町では唯一だが、旧県社。山城国石清水八幡宮の牛窓別宮であったとされるが、八幡神を勧請する前から、牛窓の海上交通の神であったものと思われる。

岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=12003
Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/06-103.html

39.笠松神社

2008-06-05 22:49:10 | Weblog
笠松神社(かさまつじんじゃ)。
場所:瀬戸内市邑久町豊原2941。県道226号線あるいは県道231号線から「畠山製菓豊原工場」の案内看板のところを曲がる(日佐神社の項を参照のこと。)。突き当たりのところに砥石城址の登山口がある。山歩き愛好者はここから南に歩いていく。ただし、ここには駐車スペースがないので、自動車の場合は、突き当りを左折し、「自然教育の森キャンプ場」へ至る未舗装の道の入り口の手前に路上駐車(道路が狭いので邪魔にならないように)するか、そこから舗装道路を更に先に進むとキャンプ場の駐車場がある。いずれも急な登山道で約20分歩き、到着。地図には「笠松明現(見)宮」と記されていることが多い。
岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=12022
Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/07-036.html

コラム4.亀石神社

2008-06-05 22:29:39 | Weblog
亀石神社(かめいわじんじゃ)。
場所:岡山市東区水門町(水門湾海上)。「神前神社」から南、千町川の左岸(東岸)で、ちょうど河口にある。駐車場はないが、鳥居の前の道路が多少広くなっているので、邪魔にならないようにすれば、短時間なら止めておける。
「神前神社」の祭神である珍彦命の乗った亀が石と化したものという。写真ではよくわからないが、なるほど亀に似ていて、まさに海に入らんとするところ。潮の干満によって海水に浸かったり出たりする。岡山藩主が後楽園に運ぼうとして船に載せたが、途中で船が動かなくなり、夜中に光を発するなど怪異があったため、元に戻したという伝説がある。