備前の古社を訪ねる(備前国内神名帳の研究)

備前の由緒ある神社を巡礼する

35.雨引神社(赤磐市)

2008-06-03 23:26:26 | Weblog
雨引神社(あまぶきじんじゃ)。
場所:赤磐市沢原1712。JR「熊山」駅から北西へ、自動車で約3.5km。県道79号線(佐伯長船線)は磐梨小学校の手前(南東)で右に曲がるが、その通りに進むと「岡山コンクリート工業熊山工場」があり、その西の山麓にある。鳥居の前に行くには、工場の手前を左折し(「沢原池」から流れ出ている「付合川」に沿って進む)、未舗装の狭い道に入っていくが、自動車でも行けないことはない(あまりお勧めはしない。)。駐車場はないが、鳥居前に1台くらいは駐車できよう。
地図では、「御所宮」とされていることが多い。その由来については岡山県神社庁のHPに詳しい。
岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=10081

34.堰爪神社(岡山市)

2008-06-03 22:38:37 | Weblog
堰爪神社(ひづめじんじゃ)。
場所:岡山市東区瀬戸町万富1129。県道96号線をJR「万富」駅方面から熊山方面に向かい、岡山市(旧瀬戸町)と赤磐市(旧熊山町)との境にある。県道沿いにあり、緩やかなカーヴを過ぎると石鳥居が見える。駐車場もあるが、入り口がやや狭く、県道は自動車が猛スピードで走り抜けるようなところなので、追突されないように注意。
中古には「熊野権現」と称したというが、現在、隣り合って熊野神社の社殿もある。地図には、この熊野神社しか載っていないことが多い。しかも、この熊野神社は赤磐市に所在するらしい(住所:赤磐市徳富10)。
「堰」の字は、正しくは土偏に要とするようだが、パソコンでは外字にならざるを得ないようなので、あえてひらがなで「ひ」と書いていることが多いようだ。字のことはともかく、この神様はやはり堰、田の水の神様なのだろうと思う。

Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/07-026.html
ただし、このページの地図(ちず丸)は別の場所が誤って掲載されているので注意。
参考までに、岡山県神社庁のHP(赤磐市徳富の熊野神社のもの):http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=10079

33.松村神社

2008-06-03 22:10:41 | Weblog
松村神社(まつむらじんじゃ)。
場所:和気郡和気町田原下1363。県道417号線(和気吉井線)沿いにある「田原下コミュニティハウス」のところを西に入る(県道96号線方面から北上してくると左折。)。県道から約500m進んだあたりで右折(北へ)、あとは道なりに進む。駐車スペースあり。
「岡山県神社誌」(昭和56年4月)によれば、祭神は松村神。旧村社。
中古、「飛松大明神」、あるいは「飛松八幡」と呼ばれていたという。