備前の古社を訪ねる(備前国内神名帳の研究)

備前の由緒ある神社を巡礼する

38.神前神社

2008-06-04 22:54:59 | Weblog
神前神社(かむさきじんじゃ)。
場所:岡山市東区神崎2466。鳥居前の道路は狭く、駐車できないので、当社の裏側(南)、駐車場のある「神崎緑地」(神前梅園)を目指す。西大寺市街地から県道28号線(岡山牛窓線)で牛窓方面に向かい、「西大寺浜」の交差点を右折して、南進。JAのガソリンスタンド付近、「神崎梅園」の案内看板が出ているところで、狭い道に入る。その先に駐車場があり、そこに駐車して徒歩で上って行くが、社殿脇まで自動車でも行ける道もある(ただし、上には駐車スペースがあまりない。)。
当社は小高い丘の上にあり、南の海を見下ろしている。かつては当社の真下まで海が迫っていたかもしれない。神武天皇の先導をした珍彦命を祀るというが、広く交通の神であっただろう。

岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=12031
Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/07-040.html

37.日佐神社

2008-06-04 22:23:45 | Weblog
日佐神社(おさじんじゃ)。
場所:瀬戸内市邑久町豊原2633。JR「邑久」駅・岡山ブルーライン瀬戸内ICからは県道231号線(神崎邑久線)で、西大寺方面からは県道226号線(牛窓邑久西大寺線)で、「畠山製菓豊原工場」の案内看板のところを南に曲がる(実は、この2つの県道はここでクロスする。)。工場の先の曲がり角を左折、そのまま概ね山沿いの道路(狭いが、県道226号線)を進むと、山の傾斜を利用した墓地が見え、その先を水路(「福原谷川」というらしい。)沿いに進むと、石橋の先に当社の石灯籠・石柱がある。駐車場はなく、何とか1台くらいは駐車できよう。
当社は、備前48ヶ寺の一つ大雄山大賀島寺の東側にあり、西側に「笠松神社」がある。大雄山も古社が多いところで、北側にこの2社と「豊原南島神社」、南側に「松江伊津岐神社」、「麻御山神社」がある。「大賀島」という名を「タカシマ」と読んで、神武東征時の「高島」の候補地にあげる説もある。

岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=12012
Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/07-035.html

36.美和神社

2008-06-04 00:20:26 | Weblog
美和神社(みわじんじゃ)。
場所:瀬戸内市長船町東須恵1064。県道39号線(備前牛窓線)沿いにある「須恵古代館」(無料で須恵器等が展示してある。)の東約100mのところに、参道入り口がある(案内看板もある。)。入り口付近はやや狭い道だが、民家が絶えると、むしろ道路は広くなり、自動車でも特に不安はない。広高山の頂上、行き止まりに当社がある。駐車場もある。
式内社であるが、中古「広高八幡宮」と称しており、式内社再興の折、いくつかの論社が生まれた。しかし、論考上、当社が式内社美和神社であることはほぼ間違いないと考えられている。

岡山県神社庁のHP:http://www.okayama-jinjacho.or.jp/cgi-bin/jsearch.cgi?mode=detail&jcode=12058

Web魁さんのHP:http://websakigake.sakura.ne.jp/06-102.html

「須恵郷と美和神社」(浦上宏さんのHPから):http://www.hpmix.com/home/uraura/CI3.htm


写真上:参道途中にある鳥居


写真中:社殿


写真下:磐座