東大寺に参拝して大仏殿内で瓦の寄進をして来ました。
「先祖代々菩提」の祈願文と両親の名前を墨書しました。受付のお寺の方に伺うと今回寄進した瓦は「東大寺戒壇堂」の修復に使用されるとの事で「戒壇堂」まで足を延ばしました。
石段の左に「大界外相」と彫られた結界石があります。
山門脇に「大界内相」と彫られた結界石があります。
戒壇堂は何度か火災に遭い現在の建物は享保時代の再建です。
「戒壇堂」は訪れる参拝者も少なく静謐感が心地よいです。お堂の中の国宝「四天王像」を間近に見る事が出来て感動しました。
戒壇堂のお堂の右に「戒壇外相」と彫られた結界石があります。
屋根の瓦の上に可愛い獅子が居ます。二頭で阿吽を表しているそうです。
瓦に「戒壇堂享保壬子造」との文字が見えますので享保17年に再建された時のものの様です。
獅子の後ろ足が針金で固定されていて少し心配ですね。