
■■■■■■提言■■■■■■■
[戦後63年の夏に際して思う事]
●まず戦後63年を振り返ります。
終戦時の人口7200万人・昭和21年1946年のGDP 4740億円
63年後の人口1億2千万人・平成19年2007年のGDP 520兆円
資源なき敗戦国が、よくもここまで、頑張ってきたものです。
有為なマンパワーと、国民のツキが、高成長のエナジーでした。
●しかしいま、
定年過ぎの日本国は、極度の制度疲労に苦しんでいます。
格差社会、社保庁年金問題、ねじれ国会、膨大な国家債務、少子高齢化
景気後退、肥大疲弊した行政機構、いいかげんな政治、進展しない拉致問題
置き去りの北方四島、
まさしく内外に問題山積です。
●そしていま
戦争を知らない戦後世代が75%を占める日本、
そして、高齢者が20%を超える日本、
自由で個人重視の風潮は、内なる格差と、自己チューを助長し、
人々は、国や家を思う心をなくしています。
●輻輳する国際社会のなかで、果たして、台頭する国益重視の新興国との
国際競合を勝ち抜く事ができるのか、非常に心配です。
そんななか、疲弊したニッポンを「何とかシェナアカン」という声が出始めて
います。頼もしい限りです。
●63年前の日本、
廃墟の中で、生き残った人々は、生きるために「何とかシャナアカン」と思い、
ないないずくしの中で、それぞれが動き、国の再興に取り組んだのです。
そして世界有数の国ずくりに成功したのです。
●政治も、経済も、企業も、社会も、外交も、ビジネスも、これからの舵取りは、
事の他大変です。
「大変だから、面白い」 こんな考えをモチベーションにして、国を挙げて取り組
む事が肝要です。
すべて人為でしか動かない代物だけに、 日本人がやる気で取り組まないと
変らない事は確かです。
しかし一人の力は,微小です。
だから何もしなくて良いということではないのです。
協働する事で、相乗成果が生まれます。
何はさておき「何とかシャナアカン」という思いで、まずは行動したいものです。
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