
■■■■■■■「知恵と友情と交流と継続と」■■■■■■■
■「国際交流事業の発想」
●既報のようにJTIRO主催、日ASEAN友好協力40周年記念
認定事業のお茶会が、平成26年5月16日、タイの第2の都市チェ
ンマイで開催された。
■「平成26年5月16日」
●そうして5月16日、チェンマイでの極めて珍しい公式の文化国際
交流イベントが実現した。待望の日ASEAN友好協力40周年記念
認定事業の第2ステージである。
強力なカウンターパート、
・チェンマイ商工会議所、
・チェンマイ国際財団、
・チェンマイ県の共催、
そして
・タイ政府貿易センター
の協働で、大成功を収めることができた。
●タイ北部の著名な有識者約100名の方が一堂に会した。そして
お茶をたしみながら、静寂がもたらす幽玄と侘び寂びの境地を、心
行くまで堪能いただいた。
お茶をたしみながら、静寂がもたらす幽玄と侘び寂びの境地を、心
行くまで堪能いただいた。


(黄檗売茶流柏木宗匠によるお茶席)
■[The Japan Week In Chianmai]
(外務省・日ASEAN友好協力40周年記念認定事業第2ステージ)
(外務省・日ASEAN友好協力40周年記念認定事業第2ステージ)
●主催 特定非営利活動法人日タイ国際交流推進機構(略称JTIRO)
●共催 チェンマイ商工会議所
●共催 チェンマイ国際財団
●共催 チェンマイ県
●協働 タイ国政府貿易センター(DITP)
●協働 株式会社こふれ
●企画・製作 山田清之(JTIRO)
●演出・デザイン 北中正紀 (こふれ)
●お茶席演出 柏木久雄 (黄檗売茶流煎茶道家元代行)
●お茶席出演 上田悦子 (黄檗売茶流煎茶道・総師範)
●デザイン・映像担当 (こふれ) 倉富哲志 北中賢治 北中英紀
●お茶会協力 青山香菜 大地典子 川端さくら 楠岡麻純
●映像著作管理 JTIRO&こふれ

●当日のゲストには、JTIROから、岡倉天心著「茶の本」(英語版)が
全員に贈られた。この本は1994年発刊されて以来、100版100万部
を超え、世界的なベストセラーになった話題の名著だ。
茶人であり哲学者の天心は、この本で「いつになったら西洋は、東洋を理解
するのか」という視点から、その象徴的存在である茶の文化を通じて、禅と
心、人情の機微、花と様式美など、幽玄とか、侘び寂びで表現される 日本
の伝統文化の真髄を平易に説いた。お茶席の感動の後、日本の伝統文化の歴
史背景を少しでもご理解いただこうという意図である。

●本来、国際交流活動、特に海外での異文化交流イベントは、国境と言葉
と費用の壁があるだけに、極めて難しい活動であるといわれる。
しかし、多くのタイの人たちの友情と知恵で、また新しい交流と多くの仲
間が生まれる事になった。 労苦は多いが、当事者にとっても、また両国
■「知恵と交流と継続と」
●こうして、物語にも似たJTIROの日タイ国際交流の一つの新しい試みは
●こうして、物語にも似たJTIROの日タイ国際交流の一つの新しい試みは
、大きな足跡を残して、思いも掛けぬタイの政治的なアクシデントのうちに、
幕を閉じた。
●但し、日本とタイの人と人との新しい大きな絆は、明日の日タイ国際交流の
仕組みを、より確かなものにした。 私たちは今回の国際交流活動を通じて
「知恵と交流とその継続」が、いかに貴重か、改めて、学ぶことができた。
一日も早いタイの民政復帰を期待したい。

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