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■Hed Line News Oct

2015-10-04 | ●Head Line News1)

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話題のタイ最新情
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●タイ軍事政権の新工程表発表、民生復帰は17年7月を予定
●タイ前副首相が、軍事政権副首相に復帰、経済低迷の救世主に。
タイ暫定政府、前政権が参加表明のTPPを急遽、再検討を表明


 

●タイ国の車生産輸出、年間120万台、世界第9位の規模に

JR貨物,豊田通商連合、バンコクとカンボジア国境を結ぶ貨物輸送の
  運営事業化に着手、鉄道インフラの輸出を目指す

■■話題の日本最新情報■■
ノーベル生理学・医学賞に北里大学特別栄誉教授大村智氏受賞
 
抗生物質イベルメクチンを発見、マラリア感染症患者3億人を救った。
ノーベル物理賞に東京大学教授梶田隆章氏が受賞
環太平洋経済連携協定(TTP)交渉、参加12ヶ国が合意
   GDP合計85%以上を占める6ヶ国以上が2年内に合意すれば発効。
   参加12ヶ国のGDPは世界の36%8億人を占める巨大市場を形成

2014年日本の医療費は40兆円、65歳以上1人当たり71万7200円に
●「マイナンバー制度」準備完了、今週から個人に通知

郵政3社上場承認、時価総額6,2兆円、1,4兆円が復興財源に
●日本郵便,ファミマと提携、郵便局で通販受け取り実現、拠点全国5万ヶ所
●介護ロボットに先導する大和ハウスの「ヒューマンケアの時代」に注目


世界経済【フォーラム発表「世界経済力2015」日本は第6位
順位) (国名) 【地域の経済力】
1位  スイス
2位  シンガポール
3位  米国
4位  ドイツ
5位  オランダ
6位  日本  
7位  香港
8位  フィンランド
9位  スエーデン
10位  英国  

18位 マレーシア
26位  韓国
28位  中国
32位  タイ    
37位  インドネシア
45位  ロシア
47位  フイリピン
55位  インド
訪日外国人、8月末現在1340万人を突破、今年2000万人達成現実
●「訪日外国人2014年訪問先」大阪ダントツ1位175万、京都73万人

 
                                                                                 
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■■「日本人のプレゼンスが危ない■■
■「盛り上がらない
●昨年の軍事クーデター以後、ロングスティはもとより、マッサージ研修や、
観光など、日本の一般人のタイへの関心が、一向に盛り上がらない。何故か。
  
(JTIRO・クッチャン村ホームステイ)                    JTIRO・マッサージ研修留学


雰囲気としては、2008年の反政府軍によるスワンナプーム国際空港占拠
の時や、2011年のバンコクの大規模水害の時と同じように、一時的な低迷
現象と見て
いたが、1年半近くたっても材料に欠けるし、日本の人達の鼓動
が、全く伝わって
こない。
 
現地、チェンマイに尋ねてみた。

チェンマイは、いま乾季の観光シーズンを迎えて、昨年あたりから日本人に
代わって中国
の観光客が倍増、観光地は活況を呈しているが、マナーの悪
さがたたって、評判は
よくない。 
チェンマイのある団体の代表は、今後の大きな課題だと嘆いていた。
 
●タイ全体から見ると 

訪タイ日本人は、2013年154万人、2014年には17%減の127万人
2015年の今年は、100万人程度に激減するのではないかと危惧される。

●反対に中国人観光客は、2014年462万人、今年2015年は560万人を超
すと
いう、なんと日本人の5倍のマンパワーである。

■「いま日本退潮の理由
●日本人退潮の理由は、為替問題である、

円高の3年前には、10000円をタイバーツに換金すると、約4000バーツあった、
それが円安の現在、10000円を換金すると、3000バーツにしかならない。、
加えてタイ経済が停滞する中、物価が上昇して、日常生活を苦しくしている。

●そのために、古くからタイで年金暮らしする日本人ロングステイヤーが、相次
いで帰国
するという悲しい情報がある。私どもにとっても、初めての経験である。

だからいま、日本からチェンマイにロングステするという、明るい環境ではない。

●「低迷する大きな理由」―――――――
・「為替リスク」 急激な円安、バーツ高(1バーツ3,3円) 旅とロングステイの後退
・クーデター後の軍事暫定政権による政情不安 
・それに伴う、ロングステイ先の他国へのシフト(タイから、マレーシアへ)

・介護ロングステイや終活への政府施策に対する問題提起(マレーシアの台頭)

・日本の世代交代(団塊世代)に伴う ロングステイ・トレンドの変化

・日本の景気低迷、円安による国内旅行へのシフト傾向

・中国の経済不安定要素がもたらすアジア諸国の景気後退要因
・中国人のタイへの爆買ツアーの顕在化の悪影響(年間600万人)
 
                              (チェンマイ國際ロングステイ フォーラム)

一方、日本での不思議な現象がある
毎年日本各地で開催される「タイフエスティバル」や 
日本の「タイレストラン」は、
アウトバウンド(タイ渡航)不況とは無関係に、盛況である。
このような現象を市場専門用語でなんと言うのか知らないが、これは、タイ本国
の不振要因とは関係
なく、日本人特有のベント好きから、本国に行かなくとも
手軽にタイを楽しむという事なのか、
  
(タイフエスティバル2015)

■「今求められる國際交流活動

●われわれの日タイ国際交流活動は、ロングステイはじめ、両国の人の交流や活動
によって 活性化し、
轍が広がっていく。
しかし為替などの理由で、人の交流が停滞すると、いくら公的な国際交流活動とは
え、活気を失う事によって、「ごく少数のタイ好き人間」だけの交流の場になリ下がって
しまう恐れ
がある。
日タイ国際交流の活動を絶やさないためには、日タイ両国の今までにない国を挙げ
ての発想と根気と努力が、いま、
真摯に求められる所以である。           (山田)

 

 


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