
■■■■■■■■■■■ASEANの国防力■■■■■■■■■■■
●日本の尖閣をはじめ、南シナ海の国際紛争の懸念が恒常化してきた。
それに伴いアジアの安全保障問題とアジアの国々の国防や軍事問題
が、活発に論議されるようになってきた。
そこで改めて タイをはじめアジアの国防や軍事の現実を探ってみた。
が、活発に論議されるようになってきた。
そこで改めて タイをはじめアジアの国防や軍事の現実を探ってみた。

(タイ国軍最高司令官であるタイ国王陛下)
■「タイの軍隊」
●メコン諸国のハブとして位置するタイ王国は、ASEANの中では異色の存在
といえる。
といえる。
現在は、自動車産業を中心とした高度な産業立地工業国として着実な進展
を見せる。軍事力は決して大きくはないが、質から見た内容はASEAN屈指の
力量を持つ、現在の陣容は、陸軍19万人、海軍6万8千人、海兵隊1万8
千人、空軍4万8千人、
隣国と比べると、兵力数では べトナムの41万、ミヤンマーの33万、インドネ
シアの23万に劣るが、海軍力では、隻数で他を圧する。
その他、戦略的なF16戦闘機やアセアン唯一の空母を持ち、総合力では、
ASEANで最有力の評価が高い。
力量を持つ、現在の陣容は、陸軍19万人、海軍6万8千人、海兵隊1万8
千人、空軍4万8千人、
隣国と比べると、兵力数では べトナムの41万、ミヤンマーの33万、インドネ
シアの23万に劣るが、海軍力では、隻数で他を圧する。
その他、戦略的なF16戦闘機やアセアン唯一の空母を持ち、総合力では、
ASEANで最有力の評価が高い。
■「ASEANの国防力の現状」
●タイをはじめASEANの国々の国防状況を見るとーーー
各国の政治は安定しており、経済はきわめて順調に発展の過程にある。ほとん
どの国が、軍事的にも経済的にも米国との協力関係にあり、米国のプレゼンス
が大きい。
どの国が、軍事的にも経済的にも米国との協力関係にあり、米国のプレゼンス
が大きい。
「ASEANの軍隊の現況」
(項目) (タイ王国) (ベトナム) (カンボジア) (マレーシア)
●人口 6813万人 8902万人 1505万人 2700万人
●GDP名目 3457億ドル 1227億ドル 132億ドル 2786億ドル
(27、3兆円) (9兆7千億円)(1兆428億円) (22兆円)
●軍事予算 1685億バーツ 1億千万ドル 45億4千万ドル 国予算の26%
●兵役 2年 2年 18ヶ月 志願制
●総兵力 30,5万人 48,2万人 12,4万人 10,9万人
●陸上戦力 19万人 41,2万人 7,5万人 8万人
● 戦車 283両 1115両 150両 48両
●海上戦力 4,6万人 4万人 2800人 1,4万人
● 総隻数 119隻 74隻 11隻 52隻
●空軍戦力 4,6万人 3万人 1000人 1,5万人
● 作戦機 165機 223機 24機 82機
● 海軍機 39機
(出所:日本防衛白書)
■日本の防衛■
●いま日本では、離島防衛を含めた日本の新しい防衛態勢の確立が急がれる。
それは、当然25年度の防衛予算にも大きく反映された。
それは、当然25年度の防衛予算にも大きく反映された。
例えば無人偵察機の導入とか、南西諸島初動部隊の配置とか、水陸両用部隊
の創設とか、海上保安庁の巡視船の増強と合わせて、尖閣シフトが明確になった。
の創設とか、海上保安庁の巡視船の増強と合わせて、尖閣シフトが明確になった。

(航空母艦の様相を見せる話題の出雲型最新鋭護衛艦の雄姿)
●日本の防衛予算は、GDP対比で見ると約1%で、他国に比べ低いが、圧倒的に
経済基盤が大きいため、金額ベースでは巨額になり、世界でも有数の近代的な国
防装備を持つ。
経済基盤が大きいため、金額ベースでは巨額になり、世界でも有数の近代的な国
防装備を持つ。
■「日本の自主防衛のコスト」 国の国防費(防衛費)のGDP比率
(国名)(防衛費(GDP比)(主要国並みにした場合かかる日本の想定国防費)
(国名)(防衛費(GDP比)(主要国並みにした場合かかる日本の想定国防費)
中国 4,00% 20,9兆円
米国 3,99% 20,8
英国 2,28% 11,9
マレーシア 2,15% 11,0
カナダ 1,29% 6,7
日本 0,96% 4,8
(出所:2009日本防衛白書)
■日米両国の軍事力
(項目) (日本自衛隊) (米国)
●人口 1億2699万人
●兵役 志願制 志願制
●総兵力 24,7万人 156,3万人
●陸上戦力 15,1万人 63,9万人
●戦車 850両 6242両
●海上戦力 33,6万人(海兵隊20,4万人)
● 総隻数 115隻 255隻
●空軍戦力 4,7万人 34万人
●作戦機 374機 2485機
●海軍機 95機 1202機
(主な参考文献、24年防衛白書他)
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