■■■■■■■■「タイを知るための70章」■■■■■■■■
■「改めてタイの全貌を知る楽しみ」
●今日は、タイの事を知る、最も優れた本をご紹介したい。
この本の名は, [タイを知るための72章]
●国史、
●政治、
●経済、
●産業、
●教育、
●宗教
●言語、
●エスニック、
●社会、
●イメージ、
●都市、
●現代の点描
●日タイ関係
などについて、72の項目〔章〕に分けて、56人に及ぶタイの各分野に精通
した学者や研究者が、薀蓄を傾け執筆。
それを編者の綾部真雄さんが、12分類まとめて構成したタイを知るための
玉珠の一冊である。
■「一華開五葉」
●「一葉開五葉」とは、禅の言葉だが、一輪の花が、いくつかの花弁を開き、
やがて実を結ぶというもの。
本の72章を、それぞれの分野を研究し尽くした識者が、健筆をふるい読者
を「一葉開五葉」の世界に誘ってくれる。
72章からなるこの本の全容を語るにふさわしい言葉である。
●56人の執筆者は、編者が冒頭で述べているように、全てタイを愛してやま
ない学者や研究者ばかり.。
それぞれの分野で、長年研究された成果が、まさに凝縮され花開いた感じで、
読みやすく、実に理解しやすい。 タイを知るために、よくできた本だと思う。
●タイ・ロングスティを考える人も、
タイを訪れる人も、
タイでビジネスを始める人も、
タイ人とつきあいを始めたい人も、
まず、この本をひも解いて、タイの事を知っていただきたいと思う。
●初版は去る2003年、この種の本では、珍しく4版を重ね、昨年内容を刷新
して、第2版が新しく出版され、静かな売れ行きを、見せているという。
この本の名前は、「タイを知るための72章(第2版)綾部真雄編 明石書店刊」
2000円(税別)
●ブロガーの知己である
・赤木功さん(前大阪外語大学学長)、
・馬場雄司さん(京都文教大学教授)・
・末廣昭さん(東京大学教授) も、
この本の中で健筆を振われている。
中でも、赤木先生の「山田長政は日本人ではない?」という一章では 「山田
長政は実在せず」とした異説が面白い。
また、大阪大学大学院の河原雅子さんの「ロングステイ」の一章は、
成熟期を迎えて低迷するタイログステイの現状をよく解明しており、今後、海外
ロングステイを目指す方々にぜひお読みいただきたい一章だと思う。
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