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五色唐辛子(ごしきとうがらし)

2013年11月15日 | Weblog
これは、茄子(なす)科、トウガラシ属の五色唐辛子(ごしきとうがらし)である。この五色唐辛子は、
辛子の分類で良いのかどうか、良くわからないが、一応、この解説を用いることとしたいと思う。この五色唐辛子は、実が丸っこい観賞用の唐辛子で「五色唐辛子(ごしきとうがらし)」と呼ばれているようだ。これは、実が上を向いており、色は、紫 から 白 、 黄 、 橙 そして 赤 と5の色に変幻自在である。これは、専ら観賞用、したがって、辛いか辛くないかよく分からないが、いずれにしても綺麗な唐辛子であることには違いないようだ。




五色唐辛子(ごしきとうがらし)・茄子(なす)科。
・学名  Capsicum annuum
   Capsicum : トウガラシ属
   annuum : 一年草の
 Capsicum(カプシカム)は、
 ギリシャ語の
 「kapsa(袋)」が語源。
 (「kapto(かむ)」が語源、
  との説もある)
 
・南アメリカ原産。
 コロンブスが
 アメリカ大陸から持ち帰ったときに
 胡椒(こしょう)と間違えて
 ペッパーと呼んだことから、
 今でも海外では
 ペッパーと呼ばれている。
・日本には、16世紀に
 ポルトガルから渡来した。
 「唐」の名だが中国原産ではない。

・古くから
 香辛料や野菜として栽培される。
 鑑賞用のものも多いそうです。
・夏に白い花が咲く。

・この赤い実が
 ”あの”トウガラシになります。
 いかにも、からそうな色♪
 辛味種と甘味種とがある。
 赤トウガラシを乾燥させたものを、
 その形状から  
 「鷹の爪(たかのつめ)」と呼ぶ。
         から~い。


★一味唐辛子(いちみとうがらし)
  唐辛子のみを
  使用した香辛料。すごく辛い。

★七味唐辛子(しちみとうがらし)
  = 七色唐辛子
  (なないろとうがらし)
   とも呼ぶ。
  = 唐辛子の粉末に、

  ・山椒(さんしょう)の実

  ・胡麻(ゴマ)の実

  ・陳皮(ちんぴ。
     みかんの皮を干したもの)

  ・麻(あさ)の実

  ・芥子(けし)の実

  ・菜種(なたね)

  ・青海苔(あおのり)

  ・生姜(しょうが)

  ・紫蘇(しそ)

 など、唐辛子を含めて全部で
 7種類ほどの   
 薬味を混ぜた香辛料
 (実際には六味や八味かも)。
 一味唐辛子に比べて
 辛さがおさえられている。

 そば屋さんのテーブルに、
 この「七味唐辛子」の
 ふりかけ瓶が
 置いてあることがある。

 江戸時代初期の1625年に、
 浅草両国の
 「薬研堀(やげんぼり)」
 という薬問屋の集まるところで
 売り出され、
 その後、京都、大阪など
 全国に広まった。


・実が丸っこいものは観賞用で
 「五色唐辛子
  (ごしきとうがらし)」
 と呼ばれる。
 実が上を向き、
 色は、
 紫 → 白 → 黄 → 橙 → 赤 と
 5色に変化する。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ミセバヤ  花言葉:静穏

  今日の一首:まっさらの今日(こんにち)さまのひかり受けミセバヤの花つつましく咲く  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)




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