MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

撫子(なでしこ)という花

2015年07月21日 | Weblog
これは、撫子(なでしこ)科、ナデシコ属の撫子(なでしこ)という花である。この撫子は、6月頃から8月頃にかけて開花して、ピンク色の可憐な花をさかせるのである。この花は、縁がこまかく切れ込んでいる。この花は、恰も我が子を撫(な)でるようにかわいい花であるところから、この名前になったという。
この撫子には、早咲きと遅咲きの種類ががある。よく見られる花は、「河原撫子(かわらなでしこ)」が多いようである。この花は、河原に生えるとも限らないがなぜか此の名前になっらようである。(野、山、高原どこででも見かける。どちらかというと日当たりのよい草原などに。
中国から平安時代に渡来した唐撫子(からなでしこ:石竹)に対して、在来種を大和撫子(やまとなでしこ)と呼ぶ。(日本女性の美称によく使われる。)秋の七草のひとつである。
4月25日の誕生花(美女撫子)「長く続く愛情」(美女撫子)
8月11日の誕生花(河原撫子)「貞節」(河原撫子)

「野辺(のへ)見れば  撫子の花 咲きにけり わが待つ秋は 近づくらしも」  万葉集 作者不詳

 


  今日の誕生日の花:ペチュニア (ナス科)花言葉 あなたとなら心が和らぐ 

  今日の1首:やわらかい風あり風にこたえている ペチュニア赤し私もあかし

  (NHKラジオ深夜便から引用)

鬼灯(ほうずき)という花&袋

2015年07月21日 | Weblog
これは、茄子(なす)科、ホオズキ属の鬼灯(ほうずき)という花&袋である。この鬼灯(ほうずき)の花びらは、5弁、5角形の袋、6~7月頃に開花するのである。このオレンジ色の実は、お盆のときに提灯がわりに飾られることもある。夏には、全国各地で「ほおずき市」が開かれるが、東京では、浅草の浅草寺(せんそうじ)の「ほおずき市」が有名である。(毎年7月9日、10日に開催。)
この鬼灯(ほうずき)の袋の実の中身を楊子などで掻き出して皮だけにしたもの「ほほつき」を子供が口にして鳴らす頬の様子から「ホオヅキ」になった、とも云われている。名前のふりがなは、「ほおずき」としたが、「ほおづき」でもよいようだ。
鬼灯(ほうずき)は、「鬼燈」、「酸漿」とも書く。また、別名は、「輝血」(かがち)。

 「籠(かご)かばふ 鬼灯市の 宵の雨」 水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)



  今日の誕生日の花:ヤマユリ (ユリ科)  花言葉 荘厳 

  今日の1首:築山を埋めるヤマユリ 大祖の魂集うごと荘厳に咲く

  (NHKラジオ深夜便から引用)