MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

名残の紅葉

2010年12月09日 | Weblog
我が家の川を隔てた向側に植木屋さんのモミジが沢山植えてある苗圃がある。その苗圃で、丁度、夕日が当たって真っ赤に燃えるように映えていたモミジがあった。このモミジも、種類によるのか、それとも植えて有る環境によるのか解らないが、葉が落ちて枝ばかりになった木もあれば、このように紅葉を楽しませてくれる木もある。でも、このモミジの紅葉も、これが最後、見納めになるのではないかと思う。

カエデとモミジ・楓(かえで)科。
・学名 Acer palmatum(いろはもみじ)
Acer : カエデ属
palmatum : 掌(手のひら)状の
Acer は「裂ける」という意味のラテン語に由来。
 切れ込んだ葉っぱの形から。

・秋の紅葉(こうよう)がすばらしい。
・300種もの園芸品種が江戸時代から作り出されている。
・楓(かえで)と紅葉(もみじ)は植物分類上は同じだが、
楓のなかで特に紅葉の美しい種類を「もみじ」と呼ぶ説が
ある。また、盆栽や造園業の世界では、葉の切れ込みの数、
切れ込み具合によって両者を呼び分けているらしい。

(例)【造園】かえで → 葉の切れ込み(谷)が浅い
もみじ → 葉の切れ込み(谷)が深い

英語では「かえで」「もみじ」とも「メープル」と呼び、
カナダ産の「かえで」の樹液からとったものに
「メープルシロップ」がある。


・楓科の代表種はイロハ紅葉(もみじ)。写真もイロハ紅葉。
・楓(かえで)の語源は「蛙手(かえるで)」から転じた。
水かきのように切れ込みの浅い葉のものを楓という。
紅葉(もみじ)の語源は、
秋に赤や黄に変わる様子を昔、「紅葉づ(もみづ)」
といったことにもとづく。
(色が揉み出ず(もみいず)、からきたとの説も)。
切れ込みの深い楓を紅葉(もみじ)という。
なお、「イロハ紅葉」の名は、掌状に5~7裂する葉の先を
「いろはにほへと」と数えたことから。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:フユザクラ    花言葉:冷静

  今日の一句:冬桜空の碧さとかかはらず      馬場移公子

   (NHKラジオ深夜便から引用)
  

パンジー、ビオラ

2010年12月09日 | Weblog
知人のお宅に行ったとき、何故だかパンジーが一斉に此方を向いているように見えた。小生を歓迎しているのか思ってデジカメで撮らせて貰ったのがこの写真だ。普段、持てない男が、パンジーに歓迎されて、一寸ばかり嬉しくなっちゃった次第。

パンジー、ビオラ・菫(すみれ)科。
・学名 Viola × wittrockiana (パンジー)
Viola : スミレ属
wittrockiana : 採集者
「ウィトロック」さんの Viola(ビオラ)は「紫色の」という意味。

・開花時期は、10/10頃~翌7/10頃。
・ヨーロッパまたはアジア西部原産。
・19世紀以降欧米各国で改良が進んでいる。
日本へは江戸時代に渡来した。

・菫(すみれ)の園芸品種。
・いろいろな種類がある。
・秋から翌春にかけて長く咲き続け、
花壇の主役として利用される。
寒さに強い。


・別名 「三色菫」(さんしきすみれ)。
・「パンジー」はフランス語の「パンセ(考える)」
という意味で、つぼみが下を向く形が
人が頭を垂れ物思う姿に似ているところから命名。
(「パンセ」には”思考、物思い、三色菫”の
意味がある。)
・パンジーに似た品種に「ビオラ」がある。
花の直径が3~5cm以上のものを「パンジー」、
それより小さいものを「ビオラ」と、
区分けして呼ぶことがあるそうだ。
「ビオラ」の名は、属名 Viola から。
・1月9日、2月8日の誕生花(パンジー)。
・花言葉は「思慮深い」(パンジー)。

  (季節の花 300から引用)

  今日の誕生日の花:ヤツデ    花言葉:分別

  今日の一句:八ツ手散る楽譜の音符散る如く   竹下しづの女

  (NHKラジオ深夜便から引用)