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考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英会話講座・11月開講のお知らせ

2015-10-21 15:50:27 | 英語学習


いつも当ブログをお読み頂き、ありがとうございます。

昨日、尼崎市園田地区会館において、英会話講座『もう話せない英会話から卒業しよう!』の2回目の説明会が行われました。

熱心な方々がお集まりになり、来月11月より、以下の通り英会話講座を正式に実施することに決定致しましたので、お知らせいたします。



英会話講座名:『もう話せない英会話から卒業しよう!』

場所    :尼崎市立園田地区会館

開講日   :11月17日(火) ※12月より 第1・第3火曜日に講座を実施致します(祝日除く)。

時間    :(1)18:00~18:50 
       
       (2)19:00~19:50
 
       (3)20:10~21:00

         の3つの時間帯からお選びいただきます。

月会費   :3,000円(月に2クラス受講)


お問い合わせ:06-6493-0140 (園田地区会館)まで。





        
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英作修行の果て「英語で考える」こと

2015-10-09 16:02:46 | 英語学習

英作というものも、最終的には自由に英語で話したり、書いたりできることが目標である。

最終段階においては、自由に英語で話すためには、やはり英語で考えるようになることが到達目標である。最初から英語で考えることは、なかなかできない。日本において、毎日日本語で生活しているものが、いきなり英語で考えられる道理はない。しかしできないことはない。要は鍛錬である。私だって道半ばである。生粋の日本人である。日本生まれ、日本育ちである。

しかし、日本にいるといえども、考え方を変えれば、そして適切な修練を積むことにより、必ずや『英語で考える』という段階に達する。

英語で自由に表現できるためには、まず日本語から変える。日本語を整理して、我々は本当に言いたいことは何か、分析することを英作により学ぶ。しかしいつまでも日本語で考えていては、やはりダメなのである。徐々に日本語から英語で考えることにシフトしていく必要がある。

英作に上達していけば、日本語を見た途端に英語にすることが容易になる。

コナンドイル作のシャーロックホームズにおいて、名探偵ホームズが、観察と推理の過程を描写する箇所がある。

ホームズが一瞬しか見ていないのに、その人物の経歴や考えていることなどを、ズバリ言い当てる。すごく細かい点まで観察してそれらを統合して結論に結び付ける。普通の人なら、何時間もかかるような推理も、一瞬で推理してしまう電光石火の推理力。ホームズは、推理は若い時からの習慣で、かつては時間がかかった推理も、今では推理の過程が短縮され、直観レベルに達した、というような下りがある。

英作も同様である。今は日本語自体をシンプルに、論理的にする練習を行う必要がある。次々と練習を重ねると、考えるスピードがアップする。

ネイティブと話すときになって、初めて考える、というのでは遅すぎるということである。思考をすでに一人でいる時に済ませておく。英語の表現に関しては、できるだけ練習において、英作でうんと考えておいて、思考を済ませておく。実際の会話で考えることは、英語の表現ではなく、会話の内容であることが望ましい。英語も表現に四苦八苦する状態で、会話自体に心を傾けることなどできない。

普段の練習時において、数多くの英作を行う。それによって考えることに習熟する。練習によって、考えるスピードを上げていき、直観レベルで英作できるまでに技を鍛え上げる。これが英作練習の目指すところである。

慣れてくれば、日本語を介することもなくなる。むしろ日本語で考えることが煩わしくなる。そこまで練習する。

何事も練習である。洋書の読書も同じである。日本語を介して読んでいる内は、全く読めていないに等しい。訳読は日本語の読書である。英文読書ならば、英語そのままで読む。英語そのままを心と体に丸呑みする。訳す一歩手前で留めることが大事である。訳すよりも想像することである。感じることである。訳読の最大の弊害は、英語の迫力が感じられないことである。訳すことは、翻訳家に任せる。訳さなくても理解できる。アメリカ人は日本語に訳す必要がない。当たり前だろう。しかしそこに秘密が隠されている。日本語に頼る。頼ることで、本来の持てる、人間の隠された真の能力が発現されないままである、ということに我々は気づくべきだろう。辞書で日本語を確認したとしても、その日本語は忘れるべきだ。そのイメージだけを心に留めることである。
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尼崎市園田地区会館「英会話講座」ご報告

2015-10-08 17:21:44 | 英語学習

10月6日(火)19時より、尼崎市園田地区会館において英会話講座『もう話せない英会話から卒業しよう!』が開催されました。

11月より講座開設するにあたり、トライアルレッスン(参加費¥500)として募集をした所、定員10名のところ、17名の方々にご参加頂きました。厚く御礼申し上げます。

皆さまとお話しをしながら、和やかな雰囲気で講座を進めることができました。予定開始時間のずっと前から皆さまお越しになり、そしてお話しを聞きますと、英会話スクールには色々行かれたが、上手くならないなど、お悩みな様子でした。

本講座は、よくあるスピーキングの授業ではなく、英作をベースとした英会話講座です。

ネイティブの前では、恥ずかしくて英語が出なくても、書けば、たくさん英語で自己表現ができる。

スラスラ書ければペラペラ(いずれ)しゃべれる。

そして、ブログでもご紹介している基本英語を使って、いかに難しい日本語を英語にするか。
 
英作技法を一般の方々に初公開致しました。


本講座では、get, have , put や前置詞 などの基本英語に完全習熟して頂き、その基本英語を用いて、多種多様な場面でいかに応用するかをお伝えします。

独自に考案した、英単語速習法、会話に使う文法の熟達法、限られた語彙だけで内容を把握する読書とリスニング術、英語によるコメント力増強法など、各種トレーニングを実施する予定です。

10月6日の講座において、皆さまに以下のような日本語をお見せして、英訳ができるか、全員で挑戦しました。


1. 日本は高齢化社会だ。

2. 近い将来日本の国家予算は底をつくだろう。

3. 私は数学が苦手だ。

4. そこ(の村)では過疎化が進んでいる。

5. 日本は海に囲まれている。


皆さま唖然としておられました。まだ英作技法を伝授する前なので仕方ないですが。

プリントを見ていただき、皆さんにヒントを出しました。

『この5つの文に、共通する単語が一つあります。それは何でしょう』

それが分かれば英訳が容易なわけです。




答えは 【HAVE】 です。


1. Japan has many old people.

2. Japan will have no money soon.

3. I have a problem with math.

4. They have no young people.

5. Japan has sea around it.


『高齢化社会』とは何か? ⇒ 漠然としてわからない。

⇒ では誰のことですか? ⇒ 老人 

⇒ 英語では? ⇒ old people !

では誰が、old people を have( 持っている)しているのですか?

⇒ Japan ⇒ よって、Japan has many old people.となる。


こういう感じで、基本単語だけで、難しそうに見える日本語をいかに英語にできるかを、学んで頂きました。

次回は、10月20日(火)19時より開催致します。

詳細はこちらまで。

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英会話講座のお知らせ

2015-09-14 17:46:20 | 英語学習
『英会話講座のお知らせ』

いつも当英作ブログをお読みいただき誠にありがとうございます。

10月より、尼崎市立園田地区会館にて、英作をベースにした英会話講座を実施することになりました。従来の暗記や無味乾燥なリスニング、安易にネイティブに頼る英会話とは一線を画した、人間本来の考える、表現する欲求を最大限刺激しつつ、既に持っている英語の知識などを引き出し、簡単英語のもつ真の力を実感、習得して頂きます。

ネイティブが使うかっこいいけど、ほどんど使う場面が無い英語ではなく、簡単だけれども、奥が深く応用範囲は無限大であるHAVE, GET や、前置詞など様々な基礎英語を学び、日常生活は元より旅行、ビジネス、色々なトピックの会話等、多種多様な場面で応用できる英語を学んでいただけます。

教室 : 尼崎市立園田地区会館

講座名 『もう話せない英語から卒業しよう』

開催日: 10月6日(火)・10月20日(火)

時間 : 19:00~20:00

参加費 : ¥500 (初回)


06-6493-0140 (園田地区会館)までお気軽にご連絡ください。

初回は講座の体験レッスンです。お問い合わせお待ちしております。



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『抽象と具体思考』英語表現のコツ

2015-03-10 18:48:57 | 英語学習
前問では、『月面着陸』を考察した。
考えると、月面着陸とは、人が月に到達することであり、意味的には先の『月へ行く』と同じことである。

同じ事柄を、より抽象的に言うか、具体的にいうかの違いである。なぜ表現を変えるか。同じ事柄でも、抽象と具体で、伝わり方が異なるからである。月に行った、という事柄を、わざわざ月面着陸した、と具体的に言った方が、リアルで、視覚的に訴えると共に、物理的な苦労が伝わってくる。日本語で話す時に、無意識的にこういった表現を効果的に、レトリック(修辞技法)を駆使して、相手にわかってもらえるように、話す。その為に、同じ事柄でも、様々な語彙と、表現形式がある。

母国語であれば、豊富な語彙を土台として、場面に応じて、最適な表現で言い表すことができる。しかし、外国語においては、圧倒的に語彙数が不足している状態なのにも関わらず、母国語と同じ水準の表現をしようとするところに、悲劇が生まれる。何も言えなくて途方に暮れる、もしくは不自然極まりない直訳調の英語で、まったく外国人に通じない、という事態である。

では、どうすればよいのか。

⒈海外留学すること。
現地の人と生活を共にして、英語漬けの毎日を送る。これに勝る外国語学習は無い。

⒉広範囲の情報収集(国内での学習)
ペーパーバック等を継続的に読むこと。小説を読むことは、他人の人生を追体験すること。限られた自分の人生では経験し得ない、幅広い世界と、様々な領域の英語表現と語彙を吸収することができる。膨大な時間と熱意が要るが、海外留学と共に、ペーパーバック等の読書は、あらゆる表現を学ぶために、最適かつ最も効果的であろう。場面に最も適した言い方を習得するために必要不可欠である。

⒊考える
考えることにより、表現の応用力を最大限にする。言いたいことを、考えることにより、簡素化、本質化して、表現領域を拡大する。

本来的に言えば、語学をやる上で、上記の第1と第2が、当然理想的である。縁に従って、大いに海外に行く、もしくは、状況に応じて、どんぴしゃりの最適な表現を習得するために、多くのペーパーバックを読み、映画を観るなり、するべきである。

しかし、学習者の皆が、留学できるわけでもないし、一日中勉強できるわけでもない。中年以降、シニアの方なども、記憶力が年々減退しつつあるという嘆きもある。忙しい主婦や、ビジネスパーソンの方々も、小金はあるが、時間はないという方ばかりだろう。時間もないし、体力もない方の方が多いのでは。では次善の策として、何をするかというと、考えることなのである。考えて、表現したい事柄の正体を看破する。その諸々の努力と試みが、考える英語及び一連の英作修行の狙いである。

先の『抽象と具体』の考え方は、英作を行う上でなぜ必要なのかというと、限られた語彙、表現の制約の中で、一つの事柄を抽象的にもしくは、具体的に考える内に、どちらかの線で、自分の言いたいことに類似した表現を発見する契機となるからである。これに関しては、おいおい英作問題をやりつつ詳述していきたい。


※もちろん英作だけやれば良いのではない。英作は、極めて重要な練習であるが、同時並行で良質な英語の吸収に努めることが必要なのは、論をまたない。ペーパーバックでも雑誌でも、映画でも、あらん限りの英語媒体を駆使して、自然な英語の吸収に努力したい。インプット(読書、リスニング等)とアウトプット(英作、会話等)のバランスが取れて初めて努力は実る。

学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)。

論語の言葉である。学習と考えることの両立を心がけよ、ということ。偏ることを戒めている。英語も同じであろう。中庸(バランス)が肝要である。
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