ステーキ漂流記

365日毎日が肉フェスなステーキ食レポブログ!

「スターク プレイス」(三郷中央)

2017-04-09 21:00:43 | 三郷市



【ステーキ漂流記season3】
今季10軒目(新規343軒目)「スターク プレイス」(三郷中央)


あらゆる意味で驚かされた!
スタークとはあのスタークだった!!!!!!


【ステーキ漂流記】を再開させてから、地元(吉川)である埼玉県の店に行かなくなった。season1、season2で贔屓にしていた店が潰れたこともある。が、だからと行ってseason3では全く行きません、というわけじゃない。流れでそうなってしまった。基本的に今は新規を中心に回っている。すると、自ずと今まで行ってなかった土地が多くなる。

今回行く三郷中央も地元(吉川)の近くでありながら未開拓の地域。いや、初めてではない。以前行った「ステーキガスト 三郷谷口店」は一応最寄り駅はつくばエクスプレスの三郷中央駅になる。けど、かなり歩きそうだったので自宅から自転車で行ったがやっぱり遠かった。

そう、つくばエクスプレスの三郷中央駅は隣の三郷でありながら遠い。電車で行くにもわざわざ南流山でJR武蔵野線からつくばエクスプレスに乗り換えなきゃならない。ちょっと面倒だよね。なので、地元民でも行かない地域という人も少なくはないはず。単純にボクが車で行動しないというのもあるが、車乗ったらワインが飲めないからね。

ということで、今日は夕方までの仕事なので、夕方に行ってみることにした。

それにしても、「スターク プレイス」という店名。映画ファンやアメコミファンならスタークと言えば『アイアンマン』に出てくる巨大企業「スターク・インダストリーズ」を思い出す。

アイアンマンのスーツでも置いてあるのか?

それとも『アイアンマン』ファン、マーベルコミックのファンなのか?

そんなアメコミ屋敷だったら、俺、アウェイじゃん。いや、店長がトニー・スターク=ロバート・ダウニーJr.にそっくりとかか? スターク1つで次から次へと幻想が沸き上がるのでとにかく行かないと落ち着かない。


三郷中央駅。全く初めてではないが、ほとんど行かない。で、街の印象は、駅を出て目立つのは店よりもマンションというTHEベッドタウン。橋を渡って直ぐ……あった!





てか、これ、通りすがりじゃ飲食店ってわからないっす。

中に入ると……まあ、とにかくお洒落!!!!
ピアノのBGMをバックにシックに落ち着いた雰囲気。





扉を開けていきなりお出迎えするマーシャルアンプもなんか味がある。



外が見える窓際の席にしようかと思ったが、外の風景とは言っても大都会ではなく三郷だしね。なので、ロウソクのオブジェがあるソファー席に惹かれたのでそちらに。



さっそくネットで見たステーキフリット1600円を頼もうとしたら20代の男性店員が、
「4月1日からリニューアルして牛のステーキは300gで2900円なんですよ。」
う~ん、予定がちょっと狂ったが、まあ高くはないし、むしろお得じゃん、と思ったので頼む。しかもメニュー表にない、裏メニューらしい。

ふとカウンター席を見るとスクリーンで『ローマの休日』を流している。さらに後ろの壁を見るとニルヴァーナの「Nevermind」のジャケットを飾っている。



ぬ~~、全体的にはシャレオツなんだけど、なんか統一感がない。とりあえず、三郷に大人なダイニングという感じなのか?
ん、てかボクが行く前に描いていたスターク感がまるでないんだけど。『アイアンマン』のアの字も微塵に感じない。というか、『アイアンマン』が好きな人は店名以外はこの店をチョイスしないだろ~。


と、ろくでもない戯言を考えているうちにステーキ配膳。



ずっしり300g。こう肉厚だとちょっと不安。



先ずは一口。

お、肉汁しっかり。
焼きも良い。
京橋の「KUISHINBO」並。

二口目はタレをつけて。
醤油ベースのタレ。
うん、なかなかじゃん。

すると、店名の意味を告げに別のアラサー男性店員が登場。

店員「店名はですね、オーナーが『アイアンマン』が好きで……」





えええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼


本当にトニー・スターク、スターク・インダストリーズ社のスタークなんだ‼‼‼‼


俺、ビンゴじゃん(笑)‼‼


その店員さんと話すと、母体は三郷駅南口にある外車屋さん。そのオーナーが開いた店で、4月1日からリニューアル。

ステーキの牛はアメリカ牛なんだけど、三口目から本領発揮。タレを漬けなくても塩・胡椒、アメリカ牛特有の脂で十分食べられる。レア目な焼きの良さもポイントである。たまに、オーストラリア産だかアメリカ産だか区別がつかないいまいちなのもあるが、ここまでハッキリとしているのは「ルース・クリス」か「BLTステーキ」かだ。それと同等かは微妙な差だが、肉自体もかなり良い。まさか、三郷で本格的なアメリカ牛が食べられるとは思わなかった。レアの丁度いい加減といいグリルが良い。

スタークの店名の意味に驚かされても、しっかりとインパクトがあるステーキ。
濃い味が苦手な方はサラダを頼むといいかな。

さらに驚きの部屋にも案内される。
そこは正しくトニー・スタークの部屋だった‼‼
公認らしい。
オーナー不在のため撮影NG。


これなら余裕があるなら、前菜とデザートも付けてフルコースでいきたい。
トニー・スターク・コースというのはどうだい?


ともかく……シックなノリとシークレット・ルームはある意味『アイアンマン』らしくもあるか。その秘してある所がいいんだよ。


これ、いきなり三郷のステーキランキングのトップにつけようか迷うぐらい。
『アイアンマン』ファンならいって損はない‼‼
らしさ、よりもトニー・スタークの優雅な気分を‼‼



総合:★★★★★
素材:★★★★
グリル:★★★★★
下拵え:★★★★
タレ:★★★
雰囲気:★★★★★
サービス:★★★★★
驚き:★★★★★
リーズナブル:★★★



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