
『「島へ行こう!島で暮らそう!」アイランダー2009』は、池袋サンシャイン文化会館で、11月21日(土)22日(日)の二日間にわたって開催されたイベントです。
日本各地の離島が一堂に会しての年に一度の一大イベントでした。観光や定住を誘致することが目的にあるようで、離島の過疎化という問題や、産業振興をいっそうする必要があるという背景があって開催されているイベントなのだろうと思いました。
出展島名数=ブース数 (島数と一致していないのは、「小笠原諸島 父島・母島」や、「新島・式根島」など二つの島で一つの出展や、逆に 利尻島のように利尻町と利尻富士町と二つ出展のように、一つの島で複数出展している島もあったため) が、全部で60でした。
特産品紹介、販売や体験コーナーなどの各出展のブース以外に、ステージショーもありました。ステージショーの時間プログラムは事前にホームページで紹介されていなくて、当日入り口でもらったパンフレット一式と一緒に渡されました。
小笠原村が出展しているブースなどを見たかったのはもちろんですが、小笠原村からのステージショー(南洋踊り)を見たかったので 21日(土)に、に行きました。
ところがあろうことか、会場に到着してステージに急いだのですが、父島から来てくれてた皆さんのショーは終わってしまった直後で、次の沖縄の方々の準備が始まったところでした。
その午前の父島からのショー出演は、「ナァ・プア・ナニ・オ・マクア」の皆さんによる、「小笠原オリジナルの歌と踊りによるフラ」だったのです!
この皆さんは、昨年の夏には横浜で開催されたHAWAIIフェスティバルに高校生中心のメンバーで登場して、エキサイティングで感動的なショーを見せてくれていた父島ならではのグループ! 非常に残念でした。
父島からのもう一つの登場のショーは、私が大好きな(このブログにも小笠原丸出航見送りの時のことを書きました) 「南洋踊り」でしたが、それは15:20からで、次の用事の待ち合わせがあって、その時間まで会場にいることができず、見ることができませんでした。
小笠原村からのショーは二つとも見逃しましたが、それでも、とても楽しく退屈することのないイベントを満喫、堪能することができたのは、
・各地からの出展がどれも個性的で工夫を凝らしてあって、それに、数も多かったこと。
・小笠原村のブースでは、父島からの皆さんと親しく話すことができて、体験の「タコの葉細工 ブレスレット作り」をできたこと。
・以前に1年間赴任で住んだことがある愛媛県松山市、小笠原が母の生まれ故郷であるのに対して父の生まれた新潟県柏崎市の対岸の佐渡が出展していたこと、離島があるとはこれまでしらなかった宮城県が出展していたり、など、印象に残る出展があったこと
そして、
・長崎県 五島列島の来たの小値賀諸島の出展に 感銘を受けたこと
「ちかまる」君という、かわいい鹿のキャラクターがいるブースが小値賀(おぢか)諸島のブースでした。小値賀という地名も「おぢか」と読むことも知りませんでしたが、かわいいキャラクターに魅かれるように立ち寄りました。
今、手もとにあるパンフレットによると「小値賀町に17の島々」があるそうです。位置的には、長崎県の佐世保、平戸の沖合い、五島列島の上五島の北側です。
写真などが展示されているブースで、担当の人が説明をしてくれたのが、小値賀本島のすぐ東側にある「野崎島」のことでした。かつては島民が在住していた野崎島には、今は住民はいないという話を聞かせてもらいました。集団離島で在住島民がいなくなったのが、昭和47年だったそうです。
教会(旧野首教会)の施設が、今も保存、維持されていて、昨年は、「教会ができて百周年」の記念式典で、元島民だった皆さんが集まられたそうです。
「前に島民が在住していたが、今は住民はいない離島。」「かつてのことを記念する施設を別の場所から維持している島。」が、九州の地にあることを初めて知りました。
人が住まなくなった理由には、戦争による疎開と集団離島という違いがあり、今誰も住んでいない理由も異なりますが、小笠原村硫黄島と共通しています。
野崎島には小値賀本島から町営船で20分でその観光でも行けるそうです。その点も硫黄島とは違いますが、人が住まなくなってしまった離島の写真の風情には心打たれました。
出展なさっていたのは NPO法人おぢかアイランドツーリズム教会。
野崎島には「自然学塾村」という宿泊ができる施設があって無人島体験ツアーが実施されているそうです。
私は、硫黄島について、いろいろ考えたり書いたりしていますが、
「アイランダー2009」では、「日本各地には、多くの、個性あふれる島が、数多くあって、それぞれの島に思い入れとある人たちが、多くの活動をしている」
ことに感銘を受けました。硫黄島は特殊ですし在住島民と子孫も少なく活動量も決して多くないと思いますが、思い入れの深さでは負けていないと思います。これからも、皆で話して考えて、墓参、帰島に向けての活動など、継続的に活動をして、活発にしていかなければいけないとあらためて思いました。
楽しく、ためになるイベントへの参加で有意義でした。
タコの葉細工については「青い鳥」さんがブログ「エンジョイ!島ライフ」で、いろいろな記事で紹介してくださっています。今回の小笠原村ブースには、「青い鳥」さんと、父島で タコの葉細工や南洋踊りをなさっている皆さんがいらっしゃっていて楽しく父島の話をすることができました。
体験コーナーでは、本格的にやると大変な作業の「タコの葉細工」の、初歩的で、不器用な私でも20分ぐらいで作ることができたブレスレットを、指導してもらって作りました。
写真は、タコの葉細工のブレスレットを、今年9月の「硫黄島島民の集い」でいただいて家に持ち帰りプランターで室内で育てている、硫黄島島唐辛子の横に置いて、撮影したものです。
日本各地の離島が一堂に会しての年に一度の一大イベントでした。観光や定住を誘致することが目的にあるようで、離島の過疎化という問題や、産業振興をいっそうする必要があるという背景があって開催されているイベントなのだろうと思いました。
出展島名数=ブース数 (島数と一致していないのは、「小笠原諸島 父島・母島」や、「新島・式根島」など二つの島で一つの出展や、逆に 利尻島のように利尻町と利尻富士町と二つ出展のように、一つの島で複数出展している島もあったため) が、全部で60でした。
特産品紹介、販売や体験コーナーなどの各出展のブース以外に、ステージショーもありました。ステージショーの時間プログラムは事前にホームページで紹介されていなくて、当日入り口でもらったパンフレット一式と一緒に渡されました。
小笠原村が出展しているブースなどを見たかったのはもちろんですが、小笠原村からのステージショー(南洋踊り)を見たかったので 21日(土)に、に行きました。
ところがあろうことか、会場に到着してステージに急いだのですが、父島から来てくれてた皆さんのショーは終わってしまった直後で、次の沖縄の方々の準備が始まったところでした。
その午前の父島からのショー出演は、「ナァ・プア・ナニ・オ・マクア」の皆さんによる、「小笠原オリジナルの歌と踊りによるフラ」だったのです!
この皆さんは、昨年の夏には横浜で開催されたHAWAIIフェスティバルに高校生中心のメンバーで登場して、エキサイティングで感動的なショーを見せてくれていた父島ならではのグループ! 非常に残念でした。
父島からのもう一つの登場のショーは、私が大好きな(このブログにも小笠原丸出航見送りの時のことを書きました) 「南洋踊り」でしたが、それは15:20からで、次の用事の待ち合わせがあって、その時間まで会場にいることができず、見ることができませんでした。
小笠原村からのショーは二つとも見逃しましたが、それでも、とても楽しく退屈することのないイベントを満喫、堪能することができたのは、
・各地からの出展がどれも個性的で工夫を凝らしてあって、それに、数も多かったこと。
・小笠原村のブースでは、父島からの皆さんと親しく話すことができて、体験の「タコの葉細工 ブレスレット作り」をできたこと。
・以前に1年間赴任で住んだことがある愛媛県松山市、小笠原が母の生まれ故郷であるのに対して父の生まれた新潟県柏崎市の対岸の佐渡が出展していたこと、離島があるとはこれまでしらなかった宮城県が出展していたり、など、印象に残る出展があったこと
そして、
・長崎県 五島列島の来たの小値賀諸島の出展に 感銘を受けたこと
「ちかまる」君という、かわいい鹿のキャラクターがいるブースが小値賀(おぢか)諸島のブースでした。小値賀という地名も「おぢか」と読むことも知りませんでしたが、かわいいキャラクターに魅かれるように立ち寄りました。
今、手もとにあるパンフレットによると「小値賀町に17の島々」があるそうです。位置的には、長崎県の佐世保、平戸の沖合い、五島列島の上五島の北側です。
写真などが展示されているブースで、担当の人が説明をしてくれたのが、小値賀本島のすぐ東側にある「野崎島」のことでした。かつては島民が在住していた野崎島には、今は住民はいないという話を聞かせてもらいました。集団離島で在住島民がいなくなったのが、昭和47年だったそうです。
教会(旧野首教会)の施設が、今も保存、維持されていて、昨年は、「教会ができて百周年」の記念式典で、元島民だった皆さんが集まられたそうです。
「前に島民が在住していたが、今は住民はいない離島。」「かつてのことを記念する施設を別の場所から維持している島。」が、九州の地にあることを初めて知りました。
人が住まなくなった理由には、戦争による疎開と集団離島という違いがあり、今誰も住んでいない理由も異なりますが、小笠原村硫黄島と共通しています。
野崎島には小値賀本島から町営船で20分でその観光でも行けるそうです。その点も硫黄島とは違いますが、人が住まなくなってしまった離島の写真の風情には心打たれました。
出展なさっていたのは NPO法人おぢかアイランドツーリズム教会。
野崎島には「自然学塾村」という宿泊ができる施設があって無人島体験ツアーが実施されているそうです。
私は、硫黄島について、いろいろ考えたり書いたりしていますが、
「アイランダー2009」では、「日本各地には、多くの、個性あふれる島が、数多くあって、それぞれの島に思い入れとある人たちが、多くの活動をしている」
ことに感銘を受けました。硫黄島は特殊ですし在住島民と子孫も少なく活動量も決して多くないと思いますが、思い入れの深さでは負けていないと思います。これからも、皆で話して考えて、墓参、帰島に向けての活動など、継続的に活動をして、活発にしていかなければいけないとあらためて思いました。
楽しく、ためになるイベントへの参加で有意義でした。
タコの葉細工については「青い鳥」さんがブログ「エンジョイ!島ライフ」で、いろいろな記事で紹介してくださっています。今回の小笠原村ブースには、「青い鳥」さんと、父島で タコの葉細工や南洋踊りをなさっている皆さんがいらっしゃっていて楽しく父島の話をすることができました。
体験コーナーでは、本格的にやると大変な作業の「タコの葉細工」の、初歩的で、不器用な私でも20分ぐらいで作ることができたブレスレットを、指導してもらって作りました。
写真は、タコの葉細工のブレスレットを、今年9月の「硫黄島島民の集い」でいただいて家に持ち帰りプランターで室内で育てている、硫黄島島唐辛子の横に置いて、撮影したものです。
日本中から離島が集まるイベント、満喫されたようですね。
タコノ葉細工のブレスレットもきれいに作れていますね~。
こうした機会に足を運んで話しかけていただけることが
出展のため上京している島民のみんなのパワーにもなります。
どうもありがとうございました。
知らなかったなぁ・・・
各島々同士の交流や、歴史特徴を広く知って貰ったり、島の活性にも繋がる。
なるほど島の数ではなく行政圏での出店数になるのですね。
日本は全部島国だけど、一般は島と言う感覚とは程遠いと思うので、更なる小島の風土、大切にして行きたいですね~
ブログに来ていただいて有難うございます。
ほんとうに、ドリームファームが終わってしまうのは残念です。
たくさんの方とあそこで知り合いました。
ブログ、自然が一杯でいいですね。まるで海の中にいるみたいな気がします。
はじめまして。
アイランダーでは小値賀のブースに立ち寄っていただきありがとうございます☆
そしてこのブログに紹介してもらい、ありがとうございます。
これからも島の良さを全国へ発信していきましょう!